【サポーターズコラム】フルタイムの仕事に育児、もう限界!ファミサポを使ってみました|池内文香さん
子育て、おでかけ、家族の出来事…ココハレサポーターズがコラムで紹介します!
子育て情報や話題のスポットを保護者目線でお伝えしていく「ココハレサポーターズ」。2023 年度は 10 人のお母さんたちが活動しています。
「サポーターズコラム」では日々の子育てのこと、おでかけの思い出、家族の出来事などをそれぞれが紹介していきます。
池内文香さんは 6 歳の長男、4 歳の長女、1 歳の次女を育てながら、フルタイムで働いています。実家が県外で、子育てを頼れる人もいない状況に限界を感じ、「ファミリーサポートセンター(ファミサポ)」を使ってみました。最初は渋っていた長男と長女ですが、預けてみると…?
自分の時間が全くない!ちょっとしたことで怒り、涙が出るようになりました
子育て中の皆さん、子育てでも仕事でもない「自分の時間」は取れていますか?
私は秋ごろから、仕事が忙しくなりました。家に帰っても片付けをする気が起きず、後回しに。蓄積した疲れも積もり積もって、余裕がなくなりました。
ちょっとしたことで怒ったり、お友達に優しくされてすぐに涙が出たり。
なんか私、変になってるかもしれない…と思い始めました。
でも、近くに頼れる身内はいません。美容院に行ったり、体を整えたりだけでなく、家を片付ける時間も取れません。
このままでは限界。ファミサポに預かってもらうしかない!
「育児のリフレッシュ」でも利用OK!自宅以外でも預かってくれます
ファミサポは、子育てを助けてほしい人(依頼会員さん)と、子育てのお手伝いができる人(援助会員さん)が助け合う有償ボランティア組織です。親の仕事だけでなく、育児のリフレッシュでも預かってくれるそうです。
私が住んでいる四万十市のセンターにお願いしにいくと、すぐにマッチングできました。
料金は土日祝日などは 1 時間 700 円から。所得によっては補助が出ます。支払いは援助会員さんに直接渡すそうです。
初回の 2 時間は無料で利用できるそうで、 6 歳と 4 歳の 2 人を 3 時間お願いすることにしました。
預かってもらう場所は、援助会員さんの自宅や、ファミサポが借りているワンルーム、アピアさつきにある子育てひろば「とことこ」が選べるそうです。
土曜日は児童館も利用できるそうで、今回は児童館を選びました。
当日、子どもたちは「やっぱり、お母さんと一緒じゃないと行きたくない!」と駄々をこねましたが、何とか連れて行きました。
本当は預けた時間に美容院に行きたかったのですが、初回ということもあり、急なお迎えに対応できるように自宅に戻りました。子どもがいたらできないことをしようと思い、普段できない掃除やドブさらいをして、気がついたらもう 3 時間!
お迎えに行くと、とても楽しそうに遊ぶ 2 人。折り紙の作品をとても上手に作っていて、びっくりしました!
預かってくださった方からは、子どもたちの様子を丁寧に教えていただけて、私も安心しました。
助けてくれる人がいる、頼れる場所がある…気持ちが軽くなりました
これまで、「自分が頑張らなきゃ」と子育てをしてきました。ファミサポを利用してみて、子どもを預けられたこともうれしかったですが、助けてくれる人がいる、頼れる場所ができたということがうれしくて、気持ちがとても軽くなりました。
ファミサポは子どもにも親にも、とてもいい子育て支援制度だと思います。頼れる人がいるというのは、とても大きな支えです。
今月も予約を入れました。3 人まとめて預けるのは難しいので、下の子の保育園も利用しながら、自分の時間をつくっていけたらと思っています。
フルタイムで仕事をしているお母さんの中には、私のように自分の時間を全く取れない人もいると思います。
頑張り過ぎて疲れ果ててしまう前に、ぜひ利用してみてください。
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ココハレサポーターズ・第2期は10人で活動します!