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高知市の母子手帳の交付場所が2021年4月から変わります

高知市の母子手帳の交付場所が2021年4月から変わります

高知市の母子手帳の交付は子育て世代包括支援センターへ 妊婦全員と面談する態勢に変わります

高知市の子育て支援の態勢が 2021 年 4 月から変わります。母子健康手帳(母子手帳)の交付手続きをする窓口が市内に 3 カ所ある「子育て世代包括支援センター」に集約され、妊婦全員と面談することになりました。

さらに、これまでの「子育てひろば」を、妊娠中から参加できる「妊産婦・子育て相談 はぐくみ」に変更。「パパママ教室」も含めて、東部と西部の子育て世代包括支援センターで開くことになりました。

高知市の新しい体制を紹介します。

 

母子手帳を受け取る際に面談が行われます

高知市の子育て支援で大きく変わるのは以下の三つです

  • 母子健康手帳(母子手帳)の交付手続き
  • 「子育てひろば」が「妊産婦・子育て相談 はぐくみ」に
  • 妊娠中の「パパママ教室」を東部・西部のセンターで交互に毎月開催

 

母子手帳の交付手続きはこれまで、「高知市」「西部」の子育て世代包括支援センターと、市内に 9 カ所ある「地域窓口センター」で行われてきました。地域窓口センターでの交付は 3 月末で終了となり、4月からは「高知市」「西部」と、3 月 1 日にオープンした「東部」の三つの子育て世代包括支援センターのみで行う態勢に変わります。

子育て世代包括支援センターに手続きを集約することで、全ての妊婦が保健師や助産師と面談を行えるようになりました。面談は時間は 20 ~ 30 分ほど。妊娠、出産、子育てで気になることや心配なことを質問できます。

「西部」「東部」は個室でゆったり 赤ちゃんグッズも手に取れます

子育て世代包括支援センターの役割は妊娠、出産、子育ての相談窓口です。母子手帳の交付から、子育て支援がスタートします。「母子保健コーディネーター」と呼ばれる保健師や助産師がいて、いつ相談に来てもOKです。

高知市に住民票がある妊婦は、三つのセンターのいずれかに妊娠届を提出し、母子手帳を受け取ります。

「西部」「東部」のセンターには、プライバシーが守られる個室が用意されています。子どもが遊べるスペースがあり、マタニティグッズや赤ちゃんグッズを展示しています。高知市母子保健課の野田真由美さんは「初めての妊娠でいろいろ聞いてみたい方や、ゆっくり話をしたい方、上のお子さんを連れてくる方におすすめです」と話します。

西部のセンターは、西部健康福祉センター内にあり、地域子育て支援センター「ぽけっとランド」に併設されています。

高知市西部子育て世代包括支援センター

  • 住所:高知県高知市鴨部 860-1 西部健康福祉センター 1 階
  • 開設時間:8:30 ~ 17:15(土曜、日曜、祝日休み)※ 2021 年 4 月 1 日からは日曜、月曜、祝日が休みになります
  • 電話:088-843-0415
  • 駐車場:あり
西部健康福祉センター
西部健康福祉センター
乳幼児の親子が集まる「ぽけっとランド」に併設されています
乳幼児の親子が集まる「ぽけっとランド」に併設されています
面談室は個室です
面談室は個室です
子どもが遊べるスペース
子どもが遊べるスペース

「東部」は 3 月 1 日、東部健康福祉センター内にオープンしました。地域子育て支援センター「くすくすひろっぱ」と併設されています。西部よりも個室が広く、子どもが外に出ないように柵もされていて、安心して面談ができそうです。

高知市東部子育て世代包括支援センター

  • 住所:高知県高知市葛島 4 丁目 3-3 東部健康福祉センター 1 階
  • 開設時間:8:30 ~ 17:15(土曜、日曜、祝日休み)
  • 電話:088-882-0035
  • 駐車場:あり
東部健康福祉センター
東部健康福祉センター
「くすくすひろっぱ」に併設されています
「くすくすひろっぱ」に併設されています
遊び場を通り抜けて、面談室へ
遊び場を通り抜けて、面談室へ
広い面談室。個室はもう一部屋あります
広い面談室。個室はもう一部屋あります
安全柵が設置されていて安心
安全柵が設置されていて安心
赤ちゃんグッズが手に取れるのはうれしいですね
赤ちゃんグッズが手に取れるのはうれしいですね

「高知市」は総合あんしんセンター 1 階にあります。個室はなく、母子保健課の窓口での対応となります。子連れでない場合や、「仕事の合間に」「面談だけでOK」という人向けになります。

【高知市子育て世代包括支援センター

  • 住所:高知県高知市丸ノ内 1 丁目 7-45 総合あんしんセンター 1 階(母子保健課内)
  • 開設時間:8:30 ~ 17:15(土曜、日曜、祝日休み)
  • 電話:088-855-7795
  • 駐車場:あり
総合あんしんセンター
総合あんしんセンター
母子保健課の窓口で面談を行います
母子保健課の窓口で面談を行います

「子育てひろば」は妊娠中から利用できる「妊産婦・子育て相談 はぐくみ」に

これまで保健福祉センター(高知市塩田町)と春野あじさい会館(高知市春野町)で開かれてきた「子育てひろば」は、4 月から「妊産婦・子育て相談 はぐくみ」に名前が変わります。場所も西部と東部のセンターに変更され、それぞれ毎月 1 回開かれます。

「はぐくみ」では、妊娠中や産後の生活、授乳、子どもの発育・発達、育児の悩み、離乳食の進め方などについて、栄養士、歯科衛生士、保健師、助産師に相談できます。子どもの身体測定のみの参加もOKです。

無料で、申し込みは要りません。日程は高知市のウェブサイトで確認してください。

「パパママ教室」も「西部」と「東部」で開催

妊娠 16 週以降の妊婦とパートナーを対象にした「パパママ教室」は 4 月から、これまでの「西部」と新しい「東部」に場所が変わります。交代で毎月開催します。

教室では、産後の心と体の変化や育児のポイントを説明し、沐浴体験を行います。無料で、事前予約が必要です。高知市のウェブサイトで日程を確認してください。

この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小 3 と年長児の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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