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難民の子に服を贈ろう!いの町神谷小中学校で7000着集めました|週間高知の子どもニュース(2021年11月13~19日)

今週、高知の子どもたちはチョウや魚といった身近な生き物について学んだ一方、戦争の痕跡にも触れて平和の大切さを考えました。

難民の子どもたちに服を送ろうと吾川郡いの町神谷の神谷小中学校の児童生徒がこのほど、町内の保育園や小学校などの協力も得て約 7000 着を集めました。

2021 年 11 月 13 ~ 19 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

難民の子に服贈ろう いの町神谷小中学校、ユニクロ事業で町内から7000着集める

集まった子ども服を並べる生徒ら(いの町の神谷小中学校)
集まった子ども服を並べる生徒ら(いの町の神谷小中学校)

(高知新聞  2021 年 11 月 13 日掲載)

難民の子どもたちに服を送ろうと吾川郡いの町神谷の神谷小中学校の児童生徒がこのほど、町内の保育園や小学校などの協力も得て約7千着を集めた。全国の小中高に呼び掛けて同様の活動をしている大手衣料品会社を通じて今後発送する。

ユニクロなどを展開するファーストリテイリングの事業で、同校はSDGs(持続可能な開発目標)学習の一環として児童生徒会を中心に活動。同校のほか、町内すべての保育園、幼稚園、認定こども園、小学校に回収箱を設置し、9月から着なくなった子ども服を集めていた。

今月9日には小学5年~中学3年の24人と教職員が、1時間ほどかけて体育館に服を並べた。ズボンやTシャツ、ジャンパーなど約7千着あり、生徒らは「思ったより多い」と驚いた様子だった。

集まった服は同社を通じて世界各国の難民に送られるという。生徒会長の坂井真奈美さん(15)は「今回の活動を難民の暮らしなどを考えるきっかけにしたい」と話していた。(山崎友裕)

400年の歴史...吾北の「打木太刀踊り」久々に復活 高知県いの町の吾北中生徒、伝統継ぎ披露

稽古を重ねてきた打木太刀踊りを披露する吾北中学校の生徒(いの町の吾北中央公民館)
稽古を重ねてきた打木太刀踊りを披露する吾北中学校の生徒(いの町の吾北中央公民館)

(高知新聞  2021 年 11 月 13 日掲載)

吾川郡いの町の吾北中学校の生徒が、かつて吾北地域で盛んに行われていた「打木太刀踊り」を久々に復活させた。「自分たちで伝統をつなげよう」と稽古に励んできた生徒たちが見事に演じ切り、見守った保護者や住民から大きな拍手が送られた。

太刀踊りは、下八川甲の打木地区で受け継がれてきた伝統芸能。起源は定かではないものの、町などによると、400年以上前に山内一豊が高知城に入る際に披露されたとの言い伝えがある。

昭和初期には家や橋などの完成時やお祭りといった慶事で披露されたが、踊り手不足などで徐々に衰退。1982年に地元の青年団らが夏祭りで復活させ、97年度からは旧下八川小学校の児童が伝承して踊っていたが、2009年度を最後に途絶えていた。

吾北中は本年度、地域学習の中で踊られなくなったことを知り、1、2年生16人での復活を計画。踊りはかつて踊っていた伊藤直美さん(62)=小川東津賀才=に教わり、歌と太鼓は過去に収録された踊りの動画を見て稽古を重ねた。

今月6日、吾北中央公民館(上八川甲)で保護者や住民約50人を前に初めて披露。ステージに立ったはかま姿の踊り手は、法被を着た生徒が歌う「エイエイ節」や太鼓のリズムに合わせて複雑な足さばきをこなし、模造刀を振るって約5分間踊り切った。

「練習より集中できた」という生徒らは「地域の人が受け継いできた踊りへの思いを伝えることができた」とにっこり。同校は来年度以降も踊りを引き継いでいく予定で、伊藤さんは「生徒はよく頑張ってくれた。踊りが続くことで、少しでも地域が元気になればうれしい」と期待を寄せた。(山崎友裕)

ジャコウアゲハ救おう 香美市楠目小児童、餌の植物を校庭に植える

花壇にウマノスズクサの株を植える楠目小の児童ら(香美市土佐山田町楠目の同校)
花壇にウマノスズクサの株を植える楠目小の児童ら(香美市土佐山田町楠目の同校)

(高知新聞  2021 年 11 月 16 日掲載)

香美市土佐山田町の物部川堤防周辺に多く生息するアゲハチョウの一種、ジャコウアゲハを守ろうと、近くの楠目小学校の2年生32人がこのほど、校庭に幼虫の餌となるウマノスズクサを初めて植えた。

ジャコウアゲハは美しい黒い羽が特徴。毎年3、6、9月に産卵し、5、8月ごろに羽化する。11月からはさなぎのまま草むらで春を待つ。

産卵床にもなるウマノスズクサは堤防沿いに群生するが、堤防管理のため国土交通省が年2回刈り取る。児童と近隣住民は、除草前に、さなぎの付いた草ごと保護している。

さなぎの数は年々減っており、10年以上前は毎秋500匹ほどいたが、今年はわずか10匹ほど。安全なすみかを用意しようと、減ってきているウマノスズクサを学校の花壇に植えることにした。

10日は、保護活動に取り組む、門脇毅さん(78)=土佐山田町=と、堀田幸生さん(68)=香南市=を先生役に、栽培の注意点やさなぎが付く場所を学習。15センチほどに育っている35株を植え付けた。児童は「冬を乗り越えてほしいな」「ほかの学年にも伝えないかん」などと話していた。

花壇周辺には保護済みのさなぎを置く予定。門脇さんは「10年でこれほども激減し、心配している。自然を守る大切さを学んでほしい」と話していた。(深田恵衣)

児童が特攻兵器格納壕見学し、戦争の悲惨さ学ぶ 土佐清水の3小学校

震洋艇の格納壕を見学する児童ら(土佐清水市越地区)
震洋艇の格納壕を見学する児童ら(土佐清水市越地区)

(高知新聞  2021 年 11 月 17 日掲載)

土佐清水市の3小学校の児童がこのほど、同市越地区で旧海軍の特攻兵器「震洋艇」の格納壕(ごう)を見学した。身近に残る戦争の痕跡に触れ、平和の大切さを考えた。

市内の戦争遺跡を学ぶ集合学習で12日に行われ、下ノ加江、幡陽、足摺岬の各校から5、6年生計27人が参加。市史編さん室の田村公利室長(56)が講師を務めた。

児童らはまず同市天神町の中央公民館で、震洋艇について説明を受けた。爆薬250キロを載せ敵艦に体当たりするボートで、越地区にも第132震洋隊が配備された。特攻隊員45人の平均年齢は17歳だったという。

地区には20基の壕が造られ、うち15基は約500メートルの範囲に現存している。現地では田村室長が「これだけ残るのは全国でも珍しい」。戦時中は住民が兵隊にイモを分け与えたエピソードも紹介し「戦後も地域の人々と隊員の交流があった」と説明した。

児童は「悲惨な出来事が起こらないよう、自分たちが戦争をなくさなければいけない」などと感想を述べ、田村室長は「戦争の悲惨さを子や孫に伝えていってほしい」と語り掛けていた。(山崎彩加)

水生生物専門家が出前授業、身近な13種類を紹介 高知県いの町・とさ自由学校

近くの川にいる魚を見学する児童(いの町のとさ自由学校)
近くの川にいる魚を見学する児童(いの町のとさ自由学校)

(高知新聞  2021 年 11 月 17 日掲載)

水生生物に詳しい講師を招いた出前授業がこのほど、吾川郡いの町勝賀瀬のとさ自由学校であり、全校児童約60人が身近な生き物への理解を深めた。

講師を務めたのはいずれも子どもたちへ川の魅力を伝える活動をしている、児童文学作家の阿部夏丸さん(61)=愛知県=と日本野生生物研究所の奥山英治さん(59)=東京都。2人は12日、自身の体験を基に、テレビや本だけでなく「実際に物事を体験することで、より深い理解につながる」と呼び掛けた。

2人は、学校近くを流れる勝賀瀬川で採取した魚やカニなど13種類も紹介した。児童は水槽を見ながら、「この魚知っちゅう」「こんなにいっぱいおるがや」と興味津々。「もっといろんな魚を知りたいと思った」と笑顔だった。(山崎友裕)

上品な甘さ「シルクスイート」高知県東洋町の子どもがサツマイモ収穫

夢中になってサツマイモを収穫する子どもたち(東洋町白浜)
夢中になってサツマイモを収穫する子どもたち(東洋町白浜)

(高知新聞  2021 年 11 月 18 日掲載)

安芸郡東洋町白浜でこのほど、地域の子どもや保護者ら約40人が、自分たちで植えたサツマイモの収穫を楽しんだ。

甲浦集落活動センターなぎの主催。6月に同センターが管理する畑になめらかな口当たりと上品な甘さが特徴の品種「シルクスイート」のつるを植えていた。

14日、子どもたちはスコップで土を掘っていき、姿を現したサツマイモを勢いよく引っ張り、「でっかい!」と大興奮。甲浦小学校5年の和田侑寿紀(ゆずき)君(10)は「焼き芋にして食べたらおいしそう」と笑顔で話していた。収穫したサツマイモは地域の子ども食堂などで食べる予定。(板垣篤志)

宿毛は釣りどころ!児童ら、さびき釣り体験で海の魅力を満喫 高知県宿毛市

さびき釣りを楽しんだ子どもたち(宿毛市の宿毛新港)
さびき釣りを楽しんだ子どもたち(宿毛市の宿毛新港)

(高知新聞  2021 年 11 月 19 日掲載)

宿毛市新港の「すくも84マリンターミナル」でこのほど、子どもたちが地元の海の魅力を体験するイベントが開かれ、親子20組がさびき釣りなどを楽しんだ。

宿毛青年会議所(西山敏明理事長)の主催。14日、同市や幡多郡大月町、三原村の小学4~6年生と保護者が参加し、宿毛新港の堤防でさおを並べた。

アジやネンブツダイ、小ぶりのハタ類やベラなどが続々と釣れ、子どもたちは「もっと大きいのを釣りたい」と何度も挑戦。大島小5年、横山三桜さん(10)=宿毛市宿毛=は「リールを使う本格的な釣りは初めてで楽しかった」と笑顔だった。

地元の養殖業者によるブリの解体ショーやカツオのわら焼き、魚の三枚おろし教室なども行われ、会場は終日にぎわった。(新妻亮太)

魚ギョ! 園児の食育教室 マグロにサバ、イサギ… 高知市の上街保育園、上町池沢本店が協力

マグロを持ち上げ歓声を上げる子どもたち(高知市の上街保育園)
マグロを持ち上げ歓声を上げる子どもたち(高知市の上街保育園)

(高知新聞  2021 年 11 月 19 日掲載)

子どもたちに魚への興味を深めてもらおうと、高知市上町4丁目の上街保育園で18日、食育教育が行われた。

「魚が苦手な子が多い。好きになるきっかけに」と企画したもので、上町池沢本店(池沢秀郎社長)が協力。子どもたちは魚に触れて、味わって楽しんだ。

池沢社長が持ち込んだのは、高知産のマグロや愛媛産のサバ、島根産のイサキなど10匹ほど。机にずらり並んだ魚の姿に、年長の24人は「うわぁ、でっかい」「水族館のにおい」と興奮気味。池沢社長の「自由に触ってえいで」との呼び掛けに、魚をつんつん。「目玉がぷにぷに」「頭かったーい」と歓声を上げ、示野陽梨ちゃん(6)は「(マグロの尾びれの黄色が)ペンキで塗ったみたい。きれいやねえ」と目を輝かせていた。

その後、揚げたてのタイの切り身をほおばり、「おいしいっ」「もっとないが?」とにぎやかに、残らず平らげていた。

松岡佳代園長(46)は「今日は魚をよく食べてくれた」とにっこり。池沢社長も「魚を五感で感じれば、興味も出てくると思う。家でも食べてほしい」と話していた。(山下正晃)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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