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土佐山学舎・6年生がお道具箱を作り、新入生にプレゼント!|週刊高知の子どもニュース(2022年10月22~28日)

土佐山学舎・6年生がお道具箱を作り、新入生にプレゼント!|週刊高知の子どもニュース(2022年10月22~28日)

土佐山学舎(高知市土佐山桑尾)の 6 年生 17 人がこのほど、地元の男性がくれたスギ材を使って道具箱を作りました。来年度の入学式で新 1 年生にプレゼントするそうです。

2022 年 10 月 22 ~ 28 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

木のおもちゃ、本立ての製作体験…森林の大切さ学ぼう 高知市で「もくもくエコランド」

県産ヒノキを使った工作を楽しむ子どもたち(高知市帯屋町1丁目の中央公園)
県産ヒノキを使った工作を楽しむ子どもたち(高知市帯屋町1丁目の中央公園)

(高知新聞 2022 年 10 月 23 日掲載)

森林環境の大切さを楽しみながら学ぶイベント「もくもくエコランド2022」が22、23日、高知市の中央公園で開かれた。県と県木材普及推進協会の主催。

森林の持つ機能や環境保全の大切さを学んでもらおうと、県や業界団体、工務店などが計40のブースを出展。四万十ヒノキを使ったカメラ型のおもちゃや本立ての製作を体験できるコーナーや、植物の二酸化炭素吸収量を調べるブースなどが並んだ。

子どもたちが木のおもちゃで遊べるコーナーも。下村祐弥ちゃん(3)=高知市五台山=は、妹の心春ちゃん(1)と木製の車のおもちゃに乗って走り回り「ガタガタして楽しかった」。母親の真奈さん(30)は「木の物ってやっぱりいいですね」と笑顔で見守っていた。(加藤風花)

須崎港の環境や産業、須崎小5年生が学ぶ

(高知新聞 2022 年 10 月 24 日掲載)

須崎市の須崎港の現状を知る環境学習会がこのほど、現地などで開かれ、須崎小学校の5年生21人が見学や講義で理解を深めた。

国土交通省高知港湾・空港整備事務所(高知市)や県、須崎市などが初めて企画した。児童らは20日、同事務所須崎出張所前から業務艇「とさかぜ」に乗船し、南海トラフ地震の津波対策で補強中の防波堤を見学=写真。高さ3メートルの消波ブロックの大きさや航行する船の多さに驚いていた。

同校では住友大阪セメント高知工場など4事業所が講義し、港から原料や製品を搬出入しているなどと説明。須崎魚市場では競りの見学やイサギの稚魚放流、富士ケ浜では清掃も行い、終日海に親しんだ。

中平麗愛さん(11)は「防波堤の役目がよく分かった。自分も地震や津波に備えたい」。市川奏弥君(11)は「魚市場にはブリやサメや大きな魚がたくさんいてびっくりした」と話していた。(富尾和方)

奈半利町の園児がイサキの稚魚放流

(高知新聞 2022 年 10 月 26 日掲載)

奈半利町の認定こども園なはりの園児38人がこのほど、奈半利漁港でイサキの稚魚約5千匹を放流した=写真。

奈半利町漁協が海や魚に関心を持ってもらおうと企画。21日、バケツから体長9センチほどの稚魚を海に放した堀川琳ちゃん(5)は「イサキはおいしい魚。大きくなってほしい」と話していた。

6年生がお道具箱作り 新入生へプレゼント 高知市の土佐山学舎

道具箱を作る子どもたち(高知市越前町2丁目の小高坂更生センター)
道具箱を作る子どもたち(高知市越前町2丁目の小高坂更生センター)

(高知新聞 2022 年 10 月 27 日掲載)

土佐山学舎(高知市土佐山桑尾)の6年生17人がこのほど、地元男性がくれたスギ材を使って道具箱を作った。来年度の入学式で新1年生にプレゼントする。

6年生はSDGs(持続可能な開発目標)について学習する中で、プラスチックごみ問題を学んだ。学校で毎日使う道具箱を木で作ろうとなり、木材は地元男性が「学習で使って」と提供してくれたスギ板10枚(縦2メートル、横30センチ、厚さ1・3センチ)を活用した。

24日、子どもたちは高知市越前町の小高坂更生センターで、あらかじめカットされた板をねじや接着剤で組み合わせ、金づちでトントン。「真っすぐになっちゅう?」「ねじ回しの力加減が難しい」とスタッフの力添えも受けて真剣な表情で取り組み、色鉛筆や定規、のりなどを片付ける箱(縦34センチ、横23センチ、高さ6センチ)21個を作った。

レーザー加工による校章入りで、武内玄侍(はるじ)君(12)は「6年間使うお道具箱やき、慎重に作った。土佐山のみんなの思いが込められちゅう。大切に使ってほしい」と笑顔で話していた。(玉置萌恵)

「トリック・オア・交通安全!」 ハロウィーンちなみ 園児が呼び掛け

交通安全グッズを手渡し、お返しのお菓子を受け取る園児たち(高知市の高須ふれあいセンター)
交通安全グッズを手渡し、お返しのお菓子を受け取る園児たち(高知市の高須ふれあいセンター)

(高知新聞 2022 年 10 月 28 日掲載)

ハロウィーンにちなんだ交通安全イベントが27日、高知市高須新町2丁目の高須ふれあいセンターで開かれ、仮装した高須保育園の園児約30人が地元の高齢者約20人に交通安全を呼び掛けた。

頭にバンダナを巻いて海賊に扮(ふん)した園児たちが「トリック・オア・交通安全! これからも交通安全に気をつけてくださいね」と声を合わせ、反射材のリストバンドなどの交通安全グッズをプレゼント。高齢者たちはお返しにお菓子を手渡した。

この後、高知東署員が園児と高齢者双方に向けて「道路で遊ばないように」「夜道は明るい色の服を着るか反射材を身に着けて」など交通事故に遭わないための注意点を呼び掛けた。

参加した島本久美さん(72)は「夜に外出する時は白い服を着るようにしている。今後も気をつけようと思います」と話していた。交通安全協会高知東支部が主催した。(加藤風花)

児童ら20人 樹木に名札 香南市「冒険の森」

大人に教わりながら樹木札を付ける子どもたち(香南市の「のいち冒険の森」)
大人に教わりながら樹木札を付ける子どもたち(香南市の「のいち冒険の森」)

(高知新聞 2022 年 10 月 28 日掲載)

香南市野市町大谷の「のいち冒険の森」でこのほど、自然体験教室が行われ、親子約20人が樹木札を取り付けるなどして木々について学んだ。

「―冒険の森」は県立のいち動物公園西の約1・3ヘクタール。市民団体「香長ネイチャーゲームの会」が1997年から草刈りなどのボランティアを続けているほか、年に3回地元の子どもを対象に教室を開いている。

23日は130種以上の木々がある森で、子どもたちは「ちくちく」「すべすべ」などのお題にあった植物を探すゲームに熱中し、見つけては大喜び。その後、代表の常石勝さん(65)に教わりながら約40種の木に名称などが書かれた札を取り付けた。

札はQRコード付きで、親子はスマホで読み取っては木の詳しい特徴を学んでいた。野市小学校2年の中城響香さん(8)は「植物や木の名前をたくさん知れた。もっと森で遊んでみたくなった」と笑顔だった。(深田恵衣)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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