夜須小学校の子どもたちが食堂の運営を体験しました!|週刊高知の子どもニュース(2023年2月20~26日)
2 月ももう最終週。3 学期はあっという間ですね。
地域の特産品を使った料理を子ども食堂で提供しようと、香南市の夜須小学校の児童が食堂の運営を体験しました。地元の特産品について調べる総合学習の一環です。
2023 年 2 月 20 ~ 26 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。
目次
入野松原にクロマツ植樹 黒潮町で80人
(高知新聞 2023 年 2 月 20 日掲載)
児童に森林の大切さを学んでもらう林間学校がこのほど、黒潮町入野の入野松原で開かれ、上川口、南郷両小学校の19人がクロマツの苗木を植樹した。
幡東森林組合(堀孝代表理事組合長)などの主催で34回目。17日は林業関係者でつくる高知水源林育成士会が、クイズを交えた紙芝居で水源かん養機能など森林の大切さを児童に伝えた。
その後、大人を含め計約80人で500本の苗木を植樹。児童らは硬い土に苦戦しつつもスコップに体重を掛けて穴を掘り、苗木を入れて支柱に固定していった。
上川口小4年の山本千湖さん(10)は「入野松原にはお母さんとよく遊びに来る。植樹は難しかったけど楽しかった」。同級生の森田響人(ひびと)君(10)は「CO2が減ればいいなと思って頑張った」と話していた。(芝野祐輔)
ダム湖を紅葉名所に 2小の児童が植樹 宿毛市
(高知新聞 2023 年 2 月 20 日掲載)
宿毛市山奈町山田の横瀬川ダム湖を紅葉の名所にしようと、同市の山奈小学校の6年生19人がこのほど、ダム周辺にイロハモミジを植樹した。
同ダムを管理する渡川ダム統合管理事務所は2020年にダム湖の愛称を「もみじ湖」としたが、紅葉を楽しめる環境整備は進んでいなかった。そこで同事務所や関係自治体などでつくる「ダム活元気ネットワーク」が環境保全の大切さを学ぶ機会にと、同校と四万十市の中筋小に植樹を呼びかけた。
山奈小の6年生は17日、2メートルほどに成長した4本のイロハモミジを植樹。「大きくなれよ」と丁寧に土を押し固め、水を与えた。杉本鈴果(りんか)さん(12)は「たくましく成長してほしい。20歳になったらみんなでここに集まりたい」と話していた。
同校に先立ち、中筋小児童は16日に2本を植樹した。同事務所などは今後も毎年両校の6年生に植樹を継続してもらう予定。(坂本出)
夜須小の児童、地元食材を子ども食堂で提供 住民と調理や配膳体験 香南市
(高知新聞 2023 年 2 月 22 日掲載)
地域の特産品を使った料理を子ども食堂で提供しようと、香南市夜須町西山の夜須小学校の児童がこのほど、地元の女性たちと調理や配膳を行い、食堂の運営を体験した。
総合学習で地元の特産品について調べている5年生4人が19日、市社会福祉協議会と女性グループ「おいで夜須の会」の手ほどきを受けながら、ニラ豚やトマト入りポテトサラダなど5品を作った。
約30人分を用意し、児童は「いっぱい食べていきや」などと声を掛けながら配膳。地元食材のPRのためレシピも配った。山内萌花さん(11)は「準備などをしてくれる人のおかげでおいしくご飯をいただいていることが分かった。多くの人に夜須の食材を使ってもらいたい」と話していた。(深田恵衣)
「君の夢 四国の蒼空(そら)で 咲きほこれ」8月の全国中学校体育大会スローガンに須崎南中生作品
(高知新聞 2023 年 2 月 23 日掲載)
8月に四国4県で開催される全国中学校体育大会(全中)のスローガンに須崎市大谷の南中学校2年、小笠原希さん(14)の作品「君の夢 四国の蒼空(そら)で 咲きほこれ」が選ばれた。
スローガンは四国中学校体育連盟が2022年6月までに四国内の中学生から募集。約1600点が集まり、小笠原さんの作品が最優秀に決まった。Tシャツやポスター、のぼり旗などに掲載して大会を盛り上げる。
21日に同校を訪れた県中学校体育連盟の佐賀厚幸会長(58)から表彰盾を受け取った小笠原さんは「四国の空の青さを強調しようと蒼の字を使った。スローガンを見て元気を出して頑張ってほしいし、自分もソフトボール選手として出場を目指したい」と意欲を見せていた。(富尾和方)
〝漫画〟でオンライン交流 高知県内中高生、ベトナムの若者と
(高知新聞 2023 年 2 月 26 日掲載)
高知県の漫画家や中高生と、日本の漫画が好きなベトナム在住の若者によるオンライン交流会が24日開かれ、約40人がまんが教室や漫画談議を通じて親睦を深めた。
海外の若者に高知の漫画文化をPRしようと、高知県が初めて開催。高知市のオーテピア高知図書館研修室を拠点に、ハノイ市などとつないで実施した。
本県側は漫画家のくさか里樹さんと、太平洋学園高校や高知工業高、県立安芸中の漫画系の部活動に所属する約20人、ベトナム側からは公募に応じた15~33歳の約20人が集った。
まんが教室では、くさかさんが現地から事前に届いた1枚漫画などについて講評した後、作画の手順を実演。「物まねは上達の近道」「1枚漫画はせりふを削れるところまで削って」と助言。全員で作画をし、画面上で見せ合った。
チャン・テイ・ホン・ニュンさん(23)は「(漫画の)いろんな知識を教えてくれて楽しかった」、太平洋学園高1年の田中姫菜さんは「日本とは絵柄のタッチが違うのが面白かった」と話していた。(徳澄裕子)
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