「佐川おもちゃ美術館」が2023年7月オープン!牧野博士にちなんだ木のおもちゃ、遊具で遊べます
「おもちゃ美術館」ってどんな施設?佐川町で開かれたプレ体験イベント「移動おもちゃ美術館」で聞いてきました!
佐川おもちゃ美術館は 7 月 15 日(土)オープン!「おでかけスポット」で紹介しています
佐川町に 2023 年 7 月、「佐川おもちゃ美術館」がオープンします。木のおもちゃで遊べる新スポットとして、期待が高まっています。
「そもそも、おもちゃ美術館って何?」「佐川にはどんな遊具が設置されるの?」ということで、プレ体験イベントとして開かれた「移動おもちゃ美術館」をココハレ編集部が取材しました。
佐川おもちゃ美術館には、町出身の植物学者・牧野富太郎博士にちなんだ木のおもちゃや遊具が設置されるそうです。詳しくご紹介します。
※佐川おもちゃ美術館のオープンが 7 月 15 日(土)に決まりました。高知新聞Plusで紹介しています。
※佐川おもちゃ美術館の館内を 7 月 6 日に取材しました。こちらから
目次
佐川おもちゃ美術館は「まきのさんの道の駅・佐川」に併設されます
佐川おもちゃ美術館ができるのは、佐川町の加茂地区。「まきのさんの道の駅・佐川」に併設されます。
国道 33 号を日高村から佐川町方面に進むと、トンネルに入る手前で建設が進んでいます。
道の駅にはレストランや芝生広場が設けられます。駐車場も広そうです。
3 月 11、12 日には、おもちゃ美術館のプレ体験イベントとして、町内の桜座で「移動おもちゃ美術館」が開かれました。
移動おもちゃ美術館とは、NPO法人「芸術と遊び創造協会」が全国で展開する木育キャラバンです。芸術と遊び創造協会は佐川のおもちゃ美術館を監修していて、町内外の人に雰囲気を知ってもらおうと企画されました。
おもちゃ美術館は、自然・文化と遊びを融合させた交流型ミュージアム
おもちゃ美術館は、地域の自然や文化と遊びを融合させた交流型ミュージアムです。芸術と遊び創造協会は東京で東京おもちゃ美術館を運営しています。
さらに、全国各地でおもちゃ美術館の設立を支援。佐川おもちゃ美術館は 12 館目の開業となります。
佐川おもちゃ美術館のテーマは牧野博士!
おもちゃ美術館では、国産材の木のおもちゃや、おもちゃと遊びの専門家が選んだ「グッド・トイ」などが楽しめます。
各館にテーマがあります。佐川町産業振興課の田村浩志さんによると、佐川のテーマは豊かな自然、森林、植物、そして牧野博士。博士が愛したバイカオウレンの群生を作る「まきのさんの花畑」や、木登りなどの森の遊びを体験できる「さかわのたいぼく・まきのさんの山」が木製遊具として設置されます。
「赤ちゃん木育ひろば」と呼ばれる赤ちゃん専用のスペースも設置されます。
新スポットで気になるのが対象年齢。東京おもちゃ美術館の副館長・星野太郎さんは「おもちゃ美術館の対象年齢は『 0 歳から 100 歳まで』とよく説明しています」。佐川おもちゃ美術館も年齢制限はなく、子どもも大人も遊べる施設となります。
また、全国のおもちゃ美術館と同じように、有料施設として運営されます。
創造力を働かせながら、自由に遊びましょう!
佐川おもちゃ美術館のおもちゃの選定はこれからだそうです。木のおもちゃが中心となるそうで、移動おもちゃ美術館で楽しんだおもちゃも登場するかも。
8 歳、5 歳、3 歳の子どもと訪れたお母さんは「木のおもちゃは遊ばせても、小さい子がお口に入れても安心。家に買いそろえるのは難しいので、遊び場があったらうれしいですよね」と話していました。
おもちゃ美術館で楽しめるおもちゃは「アナログなおもちゃ」と星野さん。「子どもも大人も、創造力を働かせながら自由に遊んでほしいです」。「遊びの案内人」としてボランティアのおもちゃ学芸員さんが常駐するそうで、「多世代交流や心の交流も大切にしていきたい」と話していました。
佐川おもちゃ美術館のオープンは 2023 年 7 月です。詳しいスケジュールが決まったら、ココハレでお伝えします。お楽しみに!