【イチ押しニュース】牧野富太郎博士が朝ドラのモデルに!「らんまん」主演は神木隆之介さん!
2023年春からのNHK連続テレビ小説で、牧野富太郎博士をモデルにした「らんまん」が放送されることが発表されました。主人公を演じるのは人気俳優の神木隆之介さん。「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野博士の波瀾(はらん)万丈の人生が描かれるそうです。
牧野博士の朝ドラ化を巡っては、2018年からNHKへの要望が続いていました。博士の出身地・佐川町では「夢みたい」「絶対面白いドラマになる」と期待が膨らんでいます。
クランクインは今年の秋。妻の寿衛(すえ)さん役などキャストはこれから発表されます。神木さんと高知といえば、映画「桐島、部活やめるってよ」。「らんまん」では神木さんの高知ロケが実現するのでしょうか?楽しみですね。
牧野富太郎博士が朝ドラのモデルに NHK2023年春放送「らんまん」神木隆之介さん主演
(高知新聞 2022 年 2 月 3 日掲載)
「日本の植物学の父」と呼ばれる高知県高岡郡佐川町出身の牧野富太郎博士(1862~1957年)をモデルとした連続テレビ小説を2023年春から放送すると、NHKが2日発表した。タイトルは「らんまん」。激動の時代に、愛する草花と向き合い続けた植物学者の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。主人公の槙野万太郎を俳優の神木隆之介さん(28)が演じる。
らんまんは朝ドラ108作目。高知が舞台として取り上げられるのは、安芸市などでロケを行った1988(昭和63)年の「ノンちゃんの夢」(藤田朋子さん主演)以来。
ドラマは幕末の高知から始まり、上京をきっかけに植物学への情熱を燃やした万太郎が、さまざまな困難に遭いながら「日本独自の植物図鑑を編さんする」という夢の実現へいちずに進む姿を描く。劇作家、長田(おさだ)育恵さんのオリジナル脚本。
牧野博士の朝ドラ化を巡っては、2018年から牧野ファンや地元有志でつくるグループがNHKに要望しており、今回の発表に関係者は「コロナ禍で久々の明るいニュース」と大喜びしている。
万太郎を演じる神木さんは「人生でこんなにうれしいことが起きるのかと驚きました」とコメント。「牧野富太郎さんの笑顔を見た時に、なんてすてきな優しい笑顔なんだ(中略)優しさに包まれる気持ちになりました」「見てくださる方が優しい気持ちに、そして、〝笑顔〟になっていただけるように精いっぱい頑張ります」と思いをつづった。
朝ドラの主演を男性が務めるのは、窪田正孝さん主演の20年前期「エール」以来。
ドラマは今秋にクランクインし、来春から半年間放送する予定。(大野泰士)