【参院選、誰に入れる?】2022年参院選、徳島・高知区の候補者はココハレ世代!どんな人?どんな政策?子育て目線で解説します!
7月10日は参院選の投開票。今回の徳島・高知区にはココハレ世代が立候補しています
7 月 10 日に第 26 回参議院議員通常選挙の投開票があります。政治家というと上の世代のイメージがありますが、今回の徳島・高知区の候補者は、全員がココハレ読者の皆さんと同世代!「私たちの声を聞いてくれるのでは?」と期待が高まります。
生活していると、「もっと子育てしやすくして~!」と叫びたくなることがありますよね。現職を信じるか、新人に夢を託すか…。あなたの 1 票を考える手がかりになればと、候補者と政策を分かりやすくまとめました。
目次
【投票はいつ、どこで?】投開票日は7月10日。イオンモール高知などで7月5~9日まで期日前投票ができます
参院選は、住民票の住所に届いた入場券を持って、近隣の投票所で投票します。日時は以下の通りです。
【日程】 7 月 10 日(日)
【場所】近隣の投票所(届いた入場券に記載されています)
【時間】おおむね午前 7 時~午後 8 時(違う場合があるので入場券をご確認ください)
【投票の所要時間】 5 ~ 10 分
投票日当日に用事がある場合などは、期日前投票ができます。県内 88 カ所の会場があります。詳細は以下をご覧ください。
(県内期日前投票の日時と場所はこちら)
高知市内には量販店の期日前投票会場もあり、お買い物ついでに立ち寄ることができます。当日に投票する場合と同じ入場券を持参すれば、短時間で投票が済みます。入場券を忘れても、会場に用意されている用紙に住所などを記入すれば投票することができます。
【高知市内の量販店会場】※高知市に住民票がある方のみが利用できます
- イオンモール高知(秦南町 1 丁目)
- イオン高知旭町店(旭町 3 丁目)
- フジグラン高知(朝倉東町)
- サンシャインヴィアン(瀬戸東町 2 丁目)
【日時】
7 月 5 ~ 9 日 ※投開票日の 10 日は開いていません午前 10 時~午後 7 時
【投票の所要時間】
5 ~ 10 分
【立候補者は誰?】30~50代前半の男性6人が立候補しています
今回の徳島・高知区には 6 人が立候補しています。高知新聞の記事で紹介します。まずは名前、年齢、出身地など略歴をどうぞ!
各候補の訴えている内容や、人柄はページの最後で詳しくご紹介します。
【政策は?】教育無償化、児童手当…子育て支援を各党が主張しています
「選挙区」では候補者の名前を書きますが、「比例代表」では政党名を書くこともできます。政党ごとの公約は要チェックです!
各政党は、安全保障や経済対策など、テーマごとに公約を掲げています。子育てに関わる主な公約は以下の通りです。
【教育の無償化】
自民 | 中間所得層の修学支援を拡充
大学院の学費「出世払い」制度導入 |
立民 | 国公立大学の授業料を無償化
公立小中学校の給食を無償化 高校授業料の無償化について所得制限を撤廃 |
公明 | 結婚、妊娠出産から高等教育まで、無償化や経済支援を段階的に充実 |
維新 | 幼児教育、高校、大学などの全課程で完全無償化 |
共産 | 大学・専門学校の学費半額(将来的に無償化)
入学金を廃止 給食費や教材費など義務教育に掛かる費用を無償化 |
国民 | 高校までの教育費を完全無償化 |
れいわ | 大学院まで教育無償化
すでに奨学金を借りた人を対象に返済を免除する |
社民 | 高等教育までの教育費を無償化 |
N党 | 国立大学の運営費交付金の拡充を政府に求める |
【児童手当】
自民 | 大胆な拡充 |
立民 | 所得制限をなくし、高校卒業まで月1万5千円 |
共産 | 全員に支給 |
国民 | 所得制限をなくし、 18 歳まで一律で月 1 万 5 千円 |
れいわ | 所得制限をなくし、高校生相当の年齢まで月 3 万円 |
N党 |
所得制限を撤廃するよう政府に求める |
各政党がどんな公約を掲げているかについては、高知新聞の公式ウェブサイト「高知新聞Plus」に分かりやすくまとまっています。「暮らし・経済」「エネルギー・農業」など、テーマ別に見ることができますので、ぜひご覧ください!
【投票って意味ある?】 報道センター長に疑問をぶつけました
ところで、子育て世代にとっては、貴重な休みに投票所に行くことは結構、大変。新聞には「○○党優勢」が報道されていて、「この 1 票、意味あるんだろうか…」と思ってしまいます。そこで、高知新聞で長く選挙を担当してきた浜田成和・報道センター長( 52 )に直撃しました。
浜田:今の子育て世代って、社会人になってから大半の期間、自民党が安定して勝つ様子を見てきた世代。自分の支持が結果を左右するような経験をしたことなくて、一層、「意味ある?」って思うがやろうかね。
竹内:えっ、以前は違ってたんですか?
浜田: 2000 年代なんか、どっちの党が勝つかハラハラする雰囲気があった。別に今でも、地方選挙は 1 票差で勝敗が決まったりすることはあるしね。
竹内:へえ~。とはいえ、今回は国政選挙ですよね。なかなか 1 票で決まったりしないんじゃあ…。
浜田:いやいや、勝つか負けるかだけの話じゃない。政党や政治家ってね、勝ったとしても大勝ちなのか、辛うじて勝ったのかをすごく気にするから。票の割れ方によって、選挙後の政権運営に緊張感が生まれたり、勢いづいたりするわけよ。
竹内:なるほど! それなら意味はありますね。それにしても、各党の公約には夢のような子育て支援が並んでますよ。どこが勝っても、絶対実現してほしい。公約に書いてあっても、しれっとスルーされたりしますよね。
浜田:そう。そのためにも、子育て世代は選挙には行った方がいい。世代別投票率が出るからね。 30 ~ 40 代も選挙で意思表示するんだぞっと示して、政治家たちに「適当な政治はできないな」と思わせるべし。
直近の子育て関連の動きで言うと、世帯主の年収が一定以上の家庭が児童手当(特例給付)の対象から外れることはすでに決定してる。もう間もなく、 2022 年 10 月支給分から始まるよね。 内閣府が 6 月に公開した「令和4年度版 男女共同参画白書」には配偶者控除の見直しについて言及があった。
竹内:確かに。年収や働き方によって、子育て世帯同士でも賛否が分かれる部分ですよね。自分たちの立場から賛成か反対か、考えを示すことに意味があります