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長浜小、浦戸小の6年生が地元特産のユリでフラワーアレンジメントを楽しみました!|週刊高知の子どもニュース(2023年6月5~11日)

長浜小、浦戸小の6年生が地元特産のユリでフラワーアレンジメントを楽しみました!|週刊高知の子どもニュース(2023年6月5~11日)

6 月。梅雨らしく、雨が降ったりやんだりで、じめじめとした天気が続いています。

高知市の長浜小学校で、地元特産のユリを使ったフラワーアレンジメント教室が開かれました。長浜小と浦戸小の 6 年生が楽しみました。

2023 年 6 月 5 ~ 11 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

かけっこで代かき! 高知市介良小児童が田植え準備

(高知新聞 2023 年 6 月 6 日掲載)

高知市の介良小学校5年生が5日、学校近くの田んぼで代かきを体験した。地元農家が見守る中、地ならしを兼ねたかけっこなどに歓声を上げた。

田んぼを駆け回る介良小学校の児童(高知市介良丙)
田んぼを駆け回る介良小学校の児童(高知市介良丙)

同校児童は地元農家の協力で、1995年から毎年米作りを体験している。

この日、農家の中島正根さん(75)が「代かきは田植え前に泥をほぐし、苗の生育環境を整える大事な準備。楽しみながら手伝って」と呼び掛け。ゴーグルを着けた児童は田んぼに入ると、「意外に冷たい」「泥がにゅるにゅるやー」などと大喜び。泥しぶきを上げて駆け回り、ソフトバレーでは泥の中に頭から飛び込むなどしていた。

角田侑駿さん(10)は「泥が重くて動きにくかった。お米になるまで、いろいろ作業があって大変。一粒一粒大事に食べたい」と泥だらけの笑顔を見せた。

児童は近く田植えし、10月中旬に収穫する予定。新米は学校でおにぎりにして食べるという。(新田祐也)

高知県BMX協会が自転車ヘルメット寄贈

(高知新聞 2023 年 6 月 8 日掲載)

県BMX協会は7日、自転車のヘルメット着用が4月から努力義務化されたことを受け、大人用へルメット20個を県に寄贈した。

自転車競技を行う県BMX協会所属の児童2人が県庁を訪れ、ヘルメットを手渡した。

高知市の苫坂迅さん(9)は「競技以外で遊びに行くときでも、ヘルメットはしっかり着けてる。大人や学生の人もちゃんとかぶってほしい」と呼び掛けていた。

ビジネスで四万十市の社会問題解決を! 地元若手有志が多業種グループ「輪」結成 幼児向け食育指導で発進

(高知新聞 2023 年 6 月 8 日掲載)

ビジネスを通して環境保護や子育て支援といった社会問題の解決につなげる「ソーシャルビジネス」を創出しようと、四万十市の若手有志らがこのほど、多業種のグループ「輪(りん)」(西村光平代表)を結成した。手始めの活動に選んだのは幼児向けの食育で、中村幼稚園の園児約40人を同市不破の農園に招いて、減農薬栽培のトウモロコシなどを収穫した。

自然や食の大切さについて幼稚園児に説明する「輪」のメンバー(写真はいずれも四万十市不破)
自然や食の大切さについて幼稚園児に説明する「輪」のメンバー(写真はいずれも四万十市不破)

「自然を生かした活動で地域を活性化しよう」と、同市で農業を営む西村さんと夕部信二さん(40)が数年前から計画。料理や販売・流通、広報といった多彩な分野で仕事をする30~40代7人が集まった。

メンバーらは昨年9月から同市不破の休耕地を借り、田畑計約4千平方メートルの農園に整備した。今後は農園でのイベントや収穫物の販売で得た収益を充てて活動していくという。

活動第1弾の食育は幼児向けの通年企画。4月の田植えや種まきから始まり、収穫、食事、堆肥化などを園児らに体験してもらい、環境や食の大切さを五感で学んでもらう。

今月6日には、園児らが4月に種まきしたヒマワリやトウモロコシ、ニンジンを収穫。メンバーの福留弘康さん(34)が作った焼きトウモロコシやトウモロコシのアイスを試食し、「甘い!」と目を輝かせた。

減農薬で栽培されたニンジンを収穫体験する園児ら
減農薬で栽培されたニンジンを収穫体験する園児ら

メンバーらは、園児が食べたトウモロコシの芯を回収し「これは、ごみではありません。土の栄養になるんです」と説明。畑に掘った穴に埋め、園児らに堆肥化する様子を見せていた。

「地域おこしの思いを持った若手の集まり。個人の活動は限界があるが、多分野の仲間が協力することで、時代に沿ったさまざまな挑戦ができる」と語る代表の西村さん。「四万十市ならではのソーシャルビジネスを目指し、ゆくゆくは市外の企業や団体とも連携したい」と期待を膨らませていた。(芝野祐輔)

「アレンジメントは楽しかった」長浜産ユリを生ける 長浜小と浦戸小の6年生が体験 高知市

(高知新聞 2023 年 6 月 10 日掲載)

高知市の長浜小学校で8日、地元特産のユリを使ったフラワーアレンジメント教室が開かれ、同校と浦戸小の6年生計58人が真剣に作品作りを楽しんだ。

ユリを使った作品作りを楽しむ児童(高知市長浜の長浜小)
ユリを使った作品作りを楽しむ児童(高知市長浜の長浜小)

ユリの球根の輸入販売をする中村農園(同市長浜)などが主催し、今年で3回目。今回は、児童同士で交流を深めようと浦戸小の8人も招かれた。

同園が約20品種を準備。児童に1本ずつ赤、オレンジ、ピンク、白などの花を咲かすユリがプレゼントされた。長浜で生花店を営む葛目めぐみさんが指導役を務め、「斜めに切るとユリが長持ちする」「花の開く場所を残して」などとアドバイス。児童は真剣な表情でカスミソウやガーベラ、デルフィニウムなど県産の花と一緒にスポンジに挿した。

浦戸小の八百川笑花さん(11)は「何色の花が咲くか楽しみ。お母さんと相談して日当たりのいいところに置きます」。長浜小の川村龍空(りく)さん(11)は「アレンジメントは楽しかった。また、きれいな花を生けたい」と満足げだった。(加藤風花)

親子で気兼ねなくランチイベント 高知市の障害児事業所

(高知新聞 2023 年 6 月 10 日掲載)

放課後等デイサービスを利用する子どもと家族によるランチイベントが、このほど高知市内で開かれた。おしゃべりしながらゆったりと食事を楽しんだ母親は「みんな気心が知れているので、気兼ねなく参加できた。すごくおいしかったです」と笑顔を見せていた。

ナイフとフォークを使ってランチを楽しむ親子ら(高知市瀬戸西町2丁目の藁屋)
ナイフとフォークを使ってランチを楽しむ親子ら(高知市瀬戸西町2丁目の藁屋)

同市瀬戸1丁目の障害児通所支援事業所「Uプロフェッショナル」が、多動や偏食などの子どもの特性によって「外食のハードルが高い」という家族の声を聞き、企画。近くにある飲食店「藁(わら)屋」オーナー、笹隼也さんが協力し、日曜日のランチタイムを貸し切って行われた。

県産野菜たっぷりのサラダ、スープ、ハンバーグなどの特製コースを堪能。小学1年から高校3年までの子どもと母親計14人が参加し、ナイフとフォークを使う練習にも取り組んだ。

南海中1年の川野緑(りゅう)さんは苦手なキノコもぺろりと食べ、「紫キャベツやコリンキーを初めて食べた。ナイフを使う練習にもなってよかったです」とにっこり。同事業所を運営する一般社団法人「Uプロジェクト」の片岡裕美副代表は「親同士の交流にもなった。第2弾もやりたい」と話している。(松田さやか)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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