RSウイルスで突然の入院!薬飲んでくれない問題は…?|「ママと記者やってます」⑮
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員・門田がお届けする子育てコラムです。40 代に突入したけれど、子どもはまだ幼児。うまくいかない子育てに悩み、体力・気力の衰えを嘆いています。泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、そんなどたばたの毎日をご紹介します。
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高熱が5日続くと…?
ココハレでは「病気・けが」のコーナーで子どもに多い感染症について、小児科の先生に取材しています。例えば高熱について、記事では「風邪の熱は 2 ~ 4 日ほど続きます」と紹介していますが、一親としては「 2 ~ 4 日って長いよねぇ」と思います。
次女は生後間もなくから、ちょこちょこ風邪を引いてきました。2 歳を過ぎ、「だいぶ体が強くなってきたかな」と思っていたら、また風邪を引きました。
保育園から「お昼寝の後、お熱が出ました」と連絡があったのが月曜日。その夜も熱は下がらず、いつものようにせき込むので翌日、受診しました。
「いつもの風邪だろう」と思っていたのに、水曜日になっても熱は下がりません。「高熱は体が病原体と戦っている証拠」と自分で書いた記事を振り返りつつ、「戦いが長くない?」と不安になります。木曜日には 40.6 度まで上がりましたが、休診日。呼吸が荒く、抱っこしないと寝られない状態になりました。
金曜日の朝イチで受診すると、「うーん、熱が 5 日目ですねぇ」と先生。検査でRSウイルス感染症と診断されました。「教えて!吉川先生」で紹介したなと思い返していると、「寝れんようだし、入院しましょうか」。えっ、入院?!そういえば「入院になる場合もあります」と書いたけれど、まさかわが子が…!
ばたばたと準備を終え、夕方には入院となりました。病院は新型コロナウイルス対策のため、付き添いは大人 1 人のみ。面会は当然禁止で、私はトイレ以外は病室から出ては駄目という何とも不便な状況となりましたが、24 時間点滴につながれ、げほげほせき込む次女の姿に、何を置いても元気が一番だとしみじみ思いました。
入院中、よかったこともあります。前々回のコラム「頼む!薬を飲んでくれ!」でご紹介した薬の全力拒否がなくなり、嫌がりながらも吐き出すことなく飲んでいます。「体がしんどい」と「薬を飲んだら回復する」が 2 歳児なりにつながったようです。子どもはどんな場面でも成長するんですね。
そして、入院 4 日目。平熱と微熱の間を行き来するようになり、点滴が外れました。「頑張ったねぇ!」と喜んだのもつかの間、いたずらっ子の本領発揮です。病室をうろうろし、引き出しを開け、荷物をぶちまけるので、思わず「こらーっ!」。頼む!ちょっと寝てください!
「元気が一番」と思った私はどこへやら。親とはつくづく勝手なものですね。