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小学2年生の夏休み、「勉強しなさい!」と言いたくはないけれど…|「ママと記者やってます」㊵

小学2年生の夏休み、「勉強しなさい!」と言いたくはないけれど…|「ママと記者やってます」㊵

毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム

ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子どもは 2 年生と年中児の姉妹。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの毎日をご紹介します。

夏休み、のんびり遊んで過ごしたい小学 2 年の長女と、1 学期の復習をさせたい私。攻防が続いています。

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通知表の「よくできた」と「できた」の違いとは?

小学校が夏休みに入りました。保育園時代は「夏休み」を知らず、1 年生の時は「どうして学校がないの?」と不思議がっていた長女。2 年生になった今年は「のんびりしたい」「いっぱい遊びたい」と満喫しています。

希望をかなえてあげたい一方で、1 学期の通知表です。「よくできた」と「できた」。丸を数えて、「うーん…」となる私。

「もうちょっとよくできててもいいんじゃない?」と長女に振ると、「大丈夫!できてるから!」と笑顔で返されました。

通知表の表紙は、変わりませんね
通知表の表紙は、変わりませんね

そもそも「よくできた」と「できた」の違いは何なのでしょう。先輩ママさんに聞くと、昔のような付けられ方ではなく、評価は厳しくなっているそう。

昨年の担任の先生からも「『できた』だったら大丈夫ですよ」とは言われましたが、やっぱり「うーん…」と思ってしまいます。

うっかりミスは私に似た?問題をよく読んで…

わが家は共働きで、長女は児童クラブに通っています。児童クラブで済ませた宿題を毎晩チェックしてきましたが、理解度にまで丁寧に気を配っていたかというと…。

「これはいかん!」と思ったのは、1 学期の最後にあった算数のテストでした。時計のイラストを見て、時間を答える問題です。

【問題】つぎの時こくを、午前、午後をつかって書きましょう。

【長女の答え】「朝おきる」… 6 時 30 分、「学校を出る」… 3 時

「午前」と「午後」がない!というわけで、不正解でした。面談で担任の先生に尋ねると、「○○ちゃん、問題を読んでないようです。時計のイラストを見て、『分かる!』と盛り上がって、解いちゃったんだと思います」。

早とちりからのうっかりミス。嫌になるくらい、私に似ています…。

これもうっかりミス。「1L」の文字だけを見たのでしょう
これもうっかりミス。「1L」の文字だけを見たのでしょう

うっかりミスも気になりますが、「そもそも理解できていないのでは…」という問題もありました。これは何とかせねば!

小言をガミガミ…のび太のママ?!

夏休みの宿題では、1 学期の復習のプリントが出ました。復習するいい機会だと思い、昨年よりも丁寧に丸付けしています。

長女に限らずでしょうが、「夏休みの宿題を早く終わらせたい」という気持ちがあるようで、毎日の児童クラブでたくさん済ませて帰ってきます。頑張りは分かる。でも、雑!

「もっと丁寧に書いて」「また同じところで間違ってる」と小言を言う私。間違いを指摘され、直すのをめんどくさがる長女。その態度にツッコミを入れる私…。

本当は、親が横について、ゆっくり見てあげるのが一番ですよね
本当は、親が横について、ゆっくり見てあげるのが一番ですよね

親のくどい小言ってどこかで見た光景…と考えて浮かんだのが、「ドラえもん」ののび太のママでした。子どもの頃には「あんなにガミガミ言わなくてもいいのに」と見ていましたが、今なら言いたくなる気持ちも分かります。

長女は今のところ、勉強が嫌いではないけれど、自ら進んではしないタイプのようです。私としては勉強を強制したくはないですが、子どもの自主性に任せる勇気やおおらかさもなく。結果、小言を繰り返しているので、よくないなぁと思います。

夏の思い出づくりも頑張ります
夏の思い出づくりも頑張ります

「『子どもが勉強しない』と悩む前に、親のあなたが学んでいますか?」とは、先日取材した講演会で聞いた言葉です。耳が痛い…。

子どものために時間を取って、勉強させて、思い出もつくって…。夏休みの親って大変だなと、あらためて感じています。

この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小 3 と年長児の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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