社会科見学の日はランドセル?リュック?「困ったらお母さんが何とかしてくれる」を少しずつ減らしたい|「ママと記者やってます・68」
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの姉妹育児をご紹介します。
「時短」を理由に、長女と次女に過保護気味に接してきてしまった私。「困ったらお母さんが何とかしてくれる」という“丸投げ”を徐々に減らしていかねばと思っていたところに“事件”は起きました。社会科見学の日はランドセル?それともリュック?
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「ヘリコプターペアレント」にはなりたくないんです
長女は現在、小学 4 年生。小学校中学年という年代に入り、よく考えるのが「子離れ」です。
低学年の頃は、例えば一緒に時間割をしたり、「あれは持った?」「これは忘れてない?」と毎朝チェックしたり。
私はどちらかというと過保護なタイプ。「時短」と「わが子に失敗させたくない」という気持ちから、先回りして準備してしまうくせがありました。
いわゆる「ヘリコプターペアレント」の素質は大あり。これはまずい。親が手をかける割合を減らし、「自分で考えて、自分でやるんだよ」と少しずつ教えていかねば。
というわけで、学校からの手紙など、親に見せる必要のあるものを置いてもらう棚を用意。長女のランドセルを勝手に開けること、連絡帳を断りなく見てあれこれ先回りすることを徐々に減らしていきました。
私の反省と長女の成長がうまくかみ合ったようで、時間割は放置してもできるようになりました。
意外としっかりしている。よかったよかった…と気を抜いたこの秋、“事件”は起きました。
「お母さん、なんで知らないの!!」
翌日は社会科見学で校外の施設に行くという日の夜、21 時過ぎ。長女が突然、質問してきました。
長女:「お母さん、明日は社会科見学なんだけど、ランドセルかな?リュックかな?」
私:「さぁ…。学年便りには書いてなかったよ」
長女:「そっか。どっちだと思う?」
私:「そんなの、分からないよ。お母さん、学校に通ってないし」
長女:「そんな!なんで知らないの!困る!」
長女の社会科見学は午前中のみでお弁当なしという、判断するには何とも微妙なライン。
同じ日、1 年生の次女はお弁当ありの遠足でした。いそいそとリュックを準備する妹を見て、「あれ?どっちだったけ…」と焦ったようです。
「お母さん、どうしよう…」と聞かれたので、「そうねぇ。どっちでもいいと思うけど、心配ならランドセルを背負って、リュックを手に持っていったら?」と返しました。どちらにも対応できる方法なのに、長女はご立腹。
長女:「そんな!どっちも持って行くなんて、できん!!」
私:「えっ、なんで?っていうか、なんで私が怒られるわけ?」
一気に険悪ムードになりました。
失敗はしょうがない。今取れる一番いい方法は?
長女は私に怒りを表すことで、「お母さんが何とかしてくれるんでしょ?」と“丸投げ”のモードに入っていました。
もちろん、知っている親御さんに聞くことはできましたが、ここは一つ、考えさせてみよう。
私:「お母さんが○○ちゃんのお母さんに聞けたらいいけど、もう夜遅いから失礼なんよ。そもそも、学校でちゃんと聞いてないのが失敗だったよね。だから、今から取れる一番いい方法を自分で考えてみて」
長女:「……」
ふてくされつつ考えた解決策がこちら。
「明日の朝、登校する前に校門の近くに行ってみる。4 年生はランドセルが多いか、リュックが多いかを見てから家に帰って、多い方を背負っていく」
なんとまぁ、面倒な方法を…と心の中であきれましたが、本人の納得が一番。「やってみなさい」で険悪ムードは幕を閉じました。
やれやれ…と思っていたら、今度は次女が「お母さん、遠足の日って勉強道具はいる?」。いや、あなたは遠足だけで授業はないそうですよ。
そう説明したのですが、「朝学習があるから、教科書を持って行く!タブレットも持って行く!」と、こちらはお姉ちゃんとは正反対の頑固さです。
説得は実らず、次女はお弁当におやつ、教科書にタブレットまで詰め込んだぱんぱんのリュックで登校。案の定、持って行く必要はなく、あの重いタブレットを背負ったまま遠足を楽しんだそうです。やれやれ…。
その夜はとても疲れましたが、振り返ってみると、2 人とも「自分で最善の方法を考える」という機会になりました。
でもその前に、学校で明日の持ち物をちゃんと確認して帰ってくるのが基本。2 人とも教訓にしてくれるといいのですが…。
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