「フォレストアドベンチャー・高知」に行ってみた|津野町にオープン!野外アスレチックが楽しめます
野外アスレチック施設「フォレストアドベンチャー・高知」が 2021 年 3 月、高岡郡津野町にオープンしました。
「フォレストアドベンチャー」とは、フランス発祥のアウトドアパークで、森林をそのまま生かした設計が特徴です。高知県は全国で 35 カ所目の設置。「アドベンチャーコース」「キャノピーコース」の二つがあり、ワイヤーと滑車を使って、ジップラインやつり橋などを楽しみます。
今回、ココハレ編集部員が体験したのは「キャノピーコース」。年長児や小学校低学年でも挑戦できるコースです。
「フォレストアドベンチャー・高知」は、高知県と愛媛県の県境にあり、津野町船戸の谷脇工業が運営しています。木と木をつないだロープを渡ったり、不安定な板の上を歩いたりと合計約 30 のアスレチック遊具があります。
【フォレストアドベンチャー・高知】
オープン日 | 2021 年 3 月 20 日 |
場所 | 高知県高岡郡津野町芳生野乙 5422 |
受け付け時間 | 9:00~14:30(季節によって変動します) |
定休日 | 不定休(お問い合わせください) |
駐車場 | あり |
予約 | 電話:080-2347-3318 |
コースは「ビックターザンスイング」や約 300 メートルのジップラインなどが楽しめる「アドベンチャーコース」と、最年少は 6 歳で挑戦したという「キャノピーコース」の 2 種類があります。どちらもジップラインが楽しめます。
アドベンチャーコース |
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キャノピーコース |
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今回、ココハレ編集部員は「キャノピーコース」に挑戦!体験をレポートします。
高知市からは車で約 1 時間半
高知市を出発し、高速に乗って須崎東ICで降り、津野町方面へ。県道 315 号から国道 197 号に入ります。緑色の看板を目印に「四国カルスト山麓の村」方向へ進みます。
さらに国道 439 号を進み、古味口トンネルの手前を左の道へ。初めて津野町に行きましたが、道もよく、迷うこともなく行けました。
「長沢の滝」に寄り道
目的地の手前 500 メートルほどの所に「長沢の滝」があります。滝口がハート型になっていることから「ハートの滝 長沢」と呼ばれ、「恋のパワースポット」になっているそうです。滝の力強さと恋のパワーを蓄えて、再び出発。目的地まではもうすぐです!
高知市から車で 1 時間半ほどで、目的地に到着。予約時間の 30 分前には到着しておきましょう。
駐車場は管理棟の上にあります。駐車場から管理棟までは歩いて移動するため、小さい子どもは先に下ろしておくとよさそうです。
受け付けを済ませます
管理棟で受け付けを済ませます。注意事項に目を通し、契約書にサインします。安全対策と感染症対策のため、軍手の着用が必要です。受け付けで購入するか、持参してください。
次にハーネスを装着!その前にトイレに行くことをお忘れなく。ハーネスを付けるとトイレに行けなくなります。
まず安全講習を受けます
コースに挑戦する前に、20~30 分の「セーフティーブリーフィング」と呼ばれる安全講習を受けます。小さなコースで滑車の使い方や着地の仕方、コースの進み方などルールを習います。
いよいよコースに挑戦!
今回体験するのは「キャノピーコース」です。全長約 600 メートルで、木の板や丸太の上を歩いたり、つり橋や綱を渡ったりします。時間制限などはありませんが、平均は 2 時間~2 時間半くらいで終了するとのこと。スタッフの引率などはなく、コースの下で見守ってくれています。
コース中は安全のためハーネスに付いている滑車をワイヤーに引っかけて進みます。「うまく滑車がかけられるかな」「高くて揺れるけど大丈夫かな」と不安だらけでスタートしました。
「コース 1」が終わると「コース 2」、「コース 3」と続きます。「コース 3」からはネットの道も登場。ますますバランス感覚が試されます。
途中の移動もかなりハード。息が上がることもしばしばでした…。
だんだん楽しくなってきた♪
最初こそ、不安な気持ちばかりのココハレ編集部員でしたが、徐々に楽しめるようになってきました!
板の上をひょいひょい。少しくらい揺れてもなんのその。周りの景色を楽しめるまでになりました。
それぞれのコースの最後はジップラインで着地。「キャノピーコース」では 4 回できます。
高さはそれぞれですが、出発点に立つと足がすくみ、最初の一歩がなかなか踏み出せませんでした。一歩を踏み出すと怖さはなくなり、風の気持ちよさを感じられるほどに。スピードもそれほど速くなく、3回目と 4 回目は手放しで滑ることができました。
ジップラインの動画はこちら。高さや自然の景色に注目です!
※少し映像に乱れがありますがご了承ください
滑車をワイヤーにかけて進むという少し慣れない作業はありますが、ほどよい緊張の中、ゴールしたときの達成感は気持ちのいいものです。ジップラインは最初の一歩は怖いですが、滑っているときは景色もよく楽しい瞬間でした。
アドベンチャーコースもあります
もう一つのコースは全長 1.2 キロの「アドベンチャーコース」。ワイヤーにつかまって勢いよく飛び出す「ビックターザンスイング」と行きは約 310 メートル、帰りは約 370 メートルのジップラインが目玉です。お兄さん、お姉さんになったときに挑戦してみてください。
友達や家族と思い出づくりに
代表の中山さんによると、今は高知市からのグループが 7 割ほどを占めているとのこと。友達や家族同士で誘い合って来る人が多いようです。予約の時間帯は 10 時半と 13 時半が人気で、中山さんのオススメは比較的空いていることが多い 9 時半。「電話で予約もできますが、ウェブサイトでの申し込みが確実です」と話しています。
高知県の森林を生かした野外アスレチック。コースを進むにつれて、子どもは大人に成長し、大人は童心に返るような遊び場です。屋外で密を避けながら、友達や家族との思い出づくりにいかがでしょうか。
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