光、音、香り…花々が空間を彩ります|「NAKED FLOWERS(ネイキッドフラワーズ) -高知城-」に行ってみた
みんなで作る体験型アート。光の動きに子どもは夢中?!
夜の高知城を花のプロジェクションマッピングが彩る体験型アート展「NAKED FLOWERS(ネイキッドフラワーズ) -高知城-」が 2021 年 11 月 19 日(金)から始まります。
中四国初開催で、クリエイティブカンパニー「NAKED, INC.(ネイキッド)」が演出を手掛けました。高知県の鳥ヤイロチョウに導かれるように、城内の作品を巡る構成です。色とりどりの光の花に加え、音や香りなどの演出で空間を彩ります。
18 日に開かれた内覧会をココハレ編集部・藤川が取材しました。作品の見どころやアートを楽しむポイントなどをご紹介します。
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企画・演出はクリエイティブカンパニー「NAKED, INC.」
体験型アート展「NAKED FLOWERS -高知城-」は「NAKED, INC.」が企画、演出を手掛けました。1997 年にクリエイターの松村亮太郎さんが創設したクリエイティブカンパニーで、空間演出などを通してさまざまな体験を創り出しています。
今回は中四国初開催。各地でヒットした作品を高知城にマッチするようアレンジしています。松村さんは「高知城をキャンバスにした作品で、城内ならではの高低差を活かした演出や、自然とデジタルの融合を楽しんでください」と話していました。
高知城を見上げながら、石段を上がります
入場ゲートを通って、高知城を見上げながら石段を上がります。
足元は暗く、長い石段が続きます。お子さんと一緒の際は十分注意してください。
「NAKEDディスタンス提灯」で自然とソーシャルディスタンス
チケット提示場所の入場口で 1 グループに一つ渡されるのが「NAKEDディスタンス提灯」。
他の人の光を踏まないように歩くことで、自然とソーシャルディスタンスが保てるという仕掛けです。さらに、それぞれが光るちょうちんを持つことで自分自身も演出に参加することができます。
ページがめくられるたびに花びらが舞う「Prologue」
高知城二ノ丸では、大きな本のスクリーンに花が舞う「Prologue」が登場。ページがめくられると、冬から春へと季節が移り、あふれんばかりの花びらが映し出されます。
手指の消毒も華やかに「NAKEDつくばい」
蹲(つくばい)とは本来、茶室に入る際に手を清めるためもの。そのつくばいをヒントに、手を差し出すと音とカラフルな花びらが手のひらに。「『手指の消毒を積極的にしたい』と思ってもらえる仕掛けにした」とのことです。
自分の綿毛が世界へ「DANDELION PROJECT」
スマートフォンで世界各地とつながれる体験型アート「DANDELION PROJECT」。タンポポのオブジェがひときわ目を引きます。スマホをかざすと、天守に「ブワッ」と綿毛が舞い上がる仕掛けです。
作品×自分で映え写真を撮ろう!ベスポジはタンポポ前です
子どもは地面に映し出される作品に夢中になるそう。お子さんを入れた写真を撮るポイントは、子どもをしゃがませて上から撮ること。子どもと作品の両方を映すことができます。
ベストポジションはタンポポのオブジェ前。自分、タンポポ、高知城が一枚に納まります。
防寒は万全に。たくさん歩きます
入場口から入って、1 時間ほどで 1 周する想定です。石段や砂利道などを歩きます。動くとぽかぽかしてきますが、立ち止まると冷えてきます。防寒対策は万全にしていきましょう。
三ノ丸にはグッズ売り場があります。高知限定の商品や城内の演出で使われているアロマなどが販売されています。
天守は土日のみ入れます。ライトアップは2022年1月10日まで!
期間中の土曜、日曜と 1 月 10 日(月・祝)のみ、高知城天守の夜間開館があります。入場料とは別に、 18 歳以上は 420 円が必要です。18 歳未満は無料です。
天守や本丸内に作品の展示はありません。
体験型アート展「NAKED FLOWERS -高知城-」は 2022 年 1 月 10 日(月・祝)まで開催されています。混雑をさけるためオンラインチケットの購入を呼び掛けています。
ライトアップされた高知城を体験型アートで楽しみましょう!
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