年中児から「ギャル化」がスタート?!女の子はお金がかかる!…女児ママが「女の子育児を語り尽くす!」〈前編〉|女の子の“あるある”とは?ココハレサポーターズが語りました

「男の子は大変」「女の子は育てやすい」…子育てをしていて、そんな声をかけられることはありませんか?
子育ては子どもの個性によって一人一人違うものですが、性別による傾向はあるのでしょうか。
ココハレではココハレサポーターズによる「男の子育児座談会」に続き、「女の子育児座談会」を開催。女の子を育てる「女児ママ」の 7 人が「女の子育児」を語りました。
女の子育児の“あるある”で挙がったのが「かわいい」「メルヘン」「友達感覚」。なんと、年中児から「ギャル化」が始まり、お金がかかる?!前編・後編でたっぷりお届けします!
<PR>サポーターズ・スポンサー:アビリティーセンター株式会社
>>高知で仕事を探すなら四国派遣ネットへ
詳しくはこちらをタップ▼ ▼ ▼
目次
ココハレサポーターズは、高知県内のお母さんたちがココハレ編集部員と一緒に記事の内容を考えたり、取材に参加したりする活動です。
今回の座談会は 2025 年 7 月 8 日に開催。女の子を育てるママ 7 人が参加しました。
- 池知絵里さん( 1 期、子ども=小学 1 年の長女、年少の次女、3 カ月の三女)
- 舛田三紗さん( 1 期、子ども=年長の長女)
- 山本未央さん( 1 期、子ども=小学 1 年の長女)
- 市川美里さん( 2 期、子ども=年長の長女、1 歳の長男)
- 鹿取三和子さん( 2 期、子ども=年中の長女)
- 上野萌栞さん( 3 期、子ども= 2 歳の長女)
- 武本春香さん( 4 期、子ども= 2 歳の長女、10 カ月の次女)
進行役のココハレ編集部員は小学 4 年と 1 年の姉妹を育てています。

「かわいい」「キラキラ」が好き!
座談会は「女の子育児」をそれぞれ一言で表してもらいながら進みました。
――「男の子育児」では「ポケットから砂」とか「ずっと跳んでる」という“男の子あるある”が紹介されました。「女の子育児」はどんな感じでしょうか。
武本さん:うちはまだ、長女が 2 歳で次女が 10カ月なので、女の子女の子って感じではないんですけど、やっぱり子どもの目を引くのがすごくキラキラしたものとか、アクセサリー類とか。自分から「これ欲しい」って言いますね。
――分かる。
武本さん:もともと男の子が欲しくて、生まれる前に男の子の服をいっぱい買ってたんですけど、女の子が生まれたら自然とかわいい服に目が行って。2 人目が生まれたら、おそろいのかわいい服。
――娘さんは、武本さんがかわいいものを買い与えたから、かわいいものに行ったんですか?それとも、娘さんから自然と?
武本さん:私が自然と…。最初は迷彩柄とか着せてました。
一同:(笑)。

武本さん:やっぱりだんだん、女の子っぽい服になりました。子ども服売り場って、女の子はかわいい服が多いけど、男の子の服はちょっとダサかったり。
一同:(笑)。
――それ、男の子ママが声を大にして言ってました!「選択肢がない」と。今はどんな服を着せてます?
武本さん:フリルとかハートとか。明るい色が好きなので、原色が結構多いです。
小学1年生の「ギャル化」が止まらない…
山本さん:うちは「うまれながらの女子高生」。小学 1 年生の娘のギャル化が止まらない。
舛田さん:かわいい。
山本さん:年中さんからギャル化が始まりまして。アンパンマンを全く通らなかったんです、うちの子。
鹿取さん:一緒です!
一同:えーっ!
――アンパンマンは見せたりしました?
山本さん:あえて渡さなかったというのはあるかもしれないけど、歩いてて見かけても興味がない。
鹿取さん:一緒です!
山本さん:プリンセスはちょっとかすったかな、くらい。

――なるほど。子どもが好きなキャラクターに反応しなかったんですね。そういうお子さんはどこに行くんですか?
山本さん:うちの子はちょっと変わってて、恐竜がすごく好きだったんです。だから、男の子みたいになるのかなと思ってたらそうではなく、突然のギャル。
――恐竜からギャル!
山本さん:恐竜、ポケモン、ギャルですね。恐竜から始まって今はトカゲを飼い始めて。
一同:トカゲ?!
山本さん:「誕生日プレゼントは絶対トカゲにして」って言われて。最初は何を言ってるんだと思ってたんですけど、あんまり言うから。
プリンセスは通らず、昆虫からの「女子力」
――鹿取さんは「女子力爆発中」。山本さんに近い?
鹿取さん:そう。うちの子は年中で、素晴らしく女子力が爆発しております。今はギャルの一歩手前に今いて。
――ギャルの一歩手前(笑)。
山本さん:間もなくこっちね(笑)。
一同:(爆笑)
鹿取さん:うちもプリンセスは通らなくて、昆虫でした。
山本さん:一緒一緒!
――そんなところに共通点が(笑)。

鹿取さん:園の年長組にリスペクトしているお姉ちゃんがいて、その影響で突然、インナーパンツをはきだしました。「パンツが見えるのがイヤだ!」って。
――レギンスみたいなやつですね。
鹿取さん:そう。しかも「黒はイヤ!カラフルなのにして!」。「それ、パンツと変わらなくない?」と思うんですけど、違うみたい。「パンツが見えるのがイヤ!○○ちゃんがもう 1 枚はいてるから、私も欲しい!」。この暑い中…。
――蒸れそう!
一同:(笑)
七五三じゃないのに「私も!」…女の子はお金がかかる?!
――池知さんは「お金がかかる!」です。
池知さん:去年、次女の七五三だったんですけど、長女が「私も着物着て、写真撮る」って言いだして…。
一同:あー…。
池知さん:次女だけの予定だったのにお店で泣きわめくから、恥ずかしくて…。全部ダブルでやっていかないといけなくて。
――それはすごくお金がかかる!
池知さん:そう!今年は長女の七五三で、この間、前撮りに行ったんですけど、次女が「私もドレス着たい」って泣き叫んで、結局、両方。
一同:(笑)
池知さん:11 月のお参りの着物を予約したら、次女が「私も」。地面にひっくり返ってじたばたする子いるじゃないですか、スーパーとかで。まさに、あれ。
一同:あー…。
池知さん:「恥ずかしいからやめて。借りるから…」となだめて借りました。

山本さん:次女さんは 3 歳?
池知さん:そう。去年、自分の七五三で着物を着たのが楽しかったみたい。今はプリンセス真っ最中で、家にドレスが 5、6 着あります。
鹿取さん:お金かかる…。
池知さん:「こんなにるから、もういいでしょ?」って思うんですけど、イオンとかでドレスの子を見かけると、「私もあれ欲しい」って。割と人見知りしないんで、その子に平気で聞きに行くんですよ。「それ、どこで買った?」って。
一同:(爆笑)
鹿取さん:かっこいい!
池知さん:「私も欲しい」ってその子に言うんですけど、知らんし(笑)。横でお母さんが「H&Mで買いました」って答えてくれて(笑)。
一同:(笑)
池知さん:行ってみたら、確かにありました。ドレスコーナー。
舛田さん:ありますね(笑)。
「とってもおいしい!」「あーん、できないよー!」…メルヘンに付き合わされます
上野さん:うちの娘は「メルヘン」です。もうすぐ 3 歳なんですけど、言ってることがずっとせりふっぽい…。
鹿取さん:かわいい!
上野さん:ご飯を食べたら、「とってもおいしい!」。
一同:かわいい!!
上野さん:何かできなかったら、「あーん、できないよー!」。
一同:(爆笑)
上野さん:「できないの!助けて!」(笑)。
――それはアニメの影響?
上野さん:そうかもしれない。私がプリキュアを好きなのと、あと、絵本も寝る前にたくさん読んでるので、せりふがインプットされるのかな。土佐弁を全然しゃべらない。

上野さん:ごっこ遊びが日常にぽんと入るんじゃなくて、全てがごっこ遊び。食べる時もお風呂の時もごっこっぽい。
――娘さんの中でキャラができてるんですかね。「私が演じるステキな女の子」みたいな。
上野さん:そうそう。私が角にぶつけて「痛い!」って言ったら、「ママ、落ち着いて。大丈夫」。
――言う言う(笑)。
上野さん:私が前に帯屋町で自転車を倒した時は「大丈夫よ。みんなが助けてくれるから」。
一同:(爆笑)
上野さん:私 1 人で大丈夫だったんですけど、それを聞いた通りすがりの人が 4 人くらい来てくれて。3 台しか倒れてないのに(笑)。
一同:(笑)
――うちもステキな女の子ゾーンに入ってる時があります。「お母さん、今日は私、ホットケーキが食べたいな」とか。
上野さん:一緒!一緒!なんか、「シャラララーン」みたいな音楽が流れてる気が(笑)。
一同:(笑)
上野さん:こっちもずっとそのテンションに合わせるのが…。
――めんどくさい(笑)。
上野さん:ですよね。ずっと何かの役をやらされるのはしんどい(笑)。
「今日、どこ行く?」「それいいね!」…親子じゃなくて友達!
舛田さん:うちの娘は小さい頃から私と友達感覚なんです。「今日、どこ行く?」「それにしよう!」「それいいね!」みたいな(笑)。
一同:(笑)
舛田さん:私が好きなアーティストを好きになるんですね。ライブに一緒に行ったことがあって、そのアーティストの曲が流れてくると、「来て!(曲が)かかってる!」。
一同:(笑)
舛田さん:友達か!みたいな(笑)。この間も、車に乗ってる時に音楽番組を一緒に見てて。コンビニに寄りたかったんですけど、寄ったらそのアーティストが見られないねと。そしたら、「分かった。テレビ見てから行こう」。
一同:(笑)
山本さん:指示してくる(笑)。

――娘さんは小さい頃から人見知りがなかったですよね。その勢いが増してる?
舛田さん:増してますね。どこまで行くんでしょう、あの子は(笑)。
――前に一度、イベントで娘さんに会ってあいさつしましたよね。別れた後、娘さんが何回も訪ねて来てくれて、「これ、見た方がいいよ」と教えてくれて(笑)。
舛田さん:そう。会う人会う人、みんな友達。「はじめまして」は友達(笑)。
山本さん:私もこの間、イベントで会ったんです。うちの子がアイスを残してたら、舛田さんの娘さんが「何で残してるの?」って質問してくれて。
舛田さん:えっ、そうなの?
山本さん:うちの子はそのアイスが好きじゃなくて残したんですね。私が理由を説明しようとしたんですけど、うちの子が知られたくなったみたいで「もう言わんといて」って止めたんですね。そしたら娘さん、「いい、いい!分かってる!言わなくても分かってるから!」って(笑)。
一同:(笑)
山本さん:小 1 と園児で大人みたいな会話をしてました(笑)。
ママを崇拝?「ママはどっちがいいと思う?」と気にします
――市川さんは「鏡」ですか。
市川さん:そうなんです。娘は私を映す鏡。私のことをなんか、崇拝してくれてて…。
一同:崇拝?すごい!
市川さん:自分の意見もあるんですけど、「ママが言ってることが正しい」みたいな。
鹿取さん:なんていい子。
市川さん:今はすごく楽なんですけど、大人になって大丈夫なのかなという不安はあります。
一同:あー…。
市川さん:ランドセル選びでも「ママはどっちがいいと思う?」ってすごく気にしてて。「自分の好きなのを選びなよ」と伝えたんですけど。結局、「ママはこの三つがいいと思う」と選んで、やっとその中から選びました。
――長女ですもんね。
市川さん:そうなんです。しっかりしているんですけど、このままでいいのかな…って。

――うちの次女は服も自分で決めるんです。ストライプの上に水玉みたいな、おしゃれ上級者しかやっちゃいけない組み合わせとか。
一同:(笑)
――長女は「お母さん、服選んで」ですね。
市川さん:そうなんです。
――「子どもに言うことを聞かせよう」って考えて育ててきたわけではないのに。
市川さん:そうなんですけど、無意識にそうなっちゃったのかなって…。
――“長女あるある”なのかもしれませんね。
山本さん:いやー、うちは違う(笑)。
一同:(笑)
しなこちゃん、チョコミント…テレビ、YouTubeの影響は大きい!
「女の子あるある」で出たキーワードの一つが「おしゃれ」。どうやら年中さんあたりから、目覚める子は目覚めるようです。
山本さん:うちの娘は年中さんくらいから長いズボンを全くはかなくなりました。
鹿取さん:一緒ですー!
山本さん:最近は「肩出しじゃないとイヤ」みたいな。
――肩が空いてる服、ありますね。小学生向けに。
山本さん:そう。何ならへそ出しもOK。私が買ってきた服は着ないです。
鹿取さん:分かる…。
山本さん:服に関してはとにかく、あーだこーだ言います。「この色にこの色は合わない」とか「この服だったら、このバッグがいる」とか。

――何かきっかけがあったんですか?
山本さん:私が美容の仕事をしてるというのもあると思うんですけど、ちょっと刺激が多過ぎたかなと。
――美容グッズとか。
山本さん:美容院に連れて行くことも多いから、そういう大人の中で育っちゃったというのもあるかも。あとは、しなこちゃんの影響?
一同:(笑)
山本さん:飲むヨーグルトも全部、ベビタッピ。知りません?
市川さん:知ってます。もくもくしたドリンクとか。
山本さん:しなこちゃんがやってるタピオカのジュース屋さんが、ジュースにストローをさす時に「ベビタッピ」ってしてくれるんです。
※編集部注…「しなこちゃん」は女の子に人気のYouTuber。歌手、ファッションモデル、スイーツプロデューサーなど多彩に活躍しています。

鹿取さん:うちの子、チョコミントの歌を歌うんです。
山本さん:うちも歌います。
鹿取さん:私、全然知らなくて、何を歌ってるんだろうって。
――「かわいいだけじゃだめですか」とか?
山本さん:それは 2 年くらい前。
――えっ!2 年も?!
一同:(笑)
池知さん:私もそれしか知らない(笑)。
山本さん:今は「チョコミントよりもあ・な・た」。
池知さん:それはしなこちゃん?
上野さん:「ラブライブ」ですよね。
鹿取さん:私、知らなくて。突然歌い始めたんですけど、まだちゃんと歌えないから「チョコミット」って。「何のこと?」って検索した。
山本さん:歌っているところを見たら、「この髪型にして!」ってなりますね。ツインテールにしたりとか。かわいいのをまねしたいみたいで、テレビとかYouTubeの影響はすごく大きいなと思います。
女の子育児の“あるある”、いかがでしたか?後編トークもぜひご覧ください!
後編はこちらをタップ▼
メイク、ネイル、脱毛への対応は?パパと娘の関係は?…女児ママが「女の子育児を語り尽くす!」〈後編〉
この記事の著者
