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メイク、ネイル、脱毛への対応は?パパと娘の関係は?…女児ママが「女の子育児を語り尽くす!」〈後編〉|女の子に必要なのは「説明」と「納得感」!ココハレサポーターズが語りました

メイク、ネイル、脱毛への対応は?パパと娘の関係は?…女児ママが「女の子育児を語り尽くす!」〈後編〉|女の子に必要なのは「説明」と「納得感」!ココハレサポーターズが語りました

「男の子は大変」「女の子は育てやすい」…子育てをしていて、そんな声をかけられることはありませんか?

子育ては子どもの個性によって一人一人違うものですが、性別による傾向はあるのでしょうか。

ココハレではココハレサポーターズによる「男の子育児座談会」に続き、「女の子育児座談会」を開催。女の子を育てる「女児ママ」の7人が「女の子育児」を語りました。

後編は「おしゃれ」の深掘りから。メイク、ネイル、脱毛への対応を考えたり、パパと娘の関係を考えたり。女の子育児に必要なのは「説明」と「納得感」となりました。

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年中児から「ギャル化」がスタート?!女の子はお金がかかる!…女児ママが「女の子育児を語り尽くす!」〈前編〉

 

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ココハレサポーターズは、高知県内のお母さんたちがココハレ編集部員と一緒に記事の内容を考えたり、取材に参加したりする活動です。

今回の座談会は 2025 年 7 月 8 日に開催。女の子を育てるママ 7 人が参加しました。

進行役のココハレ編集部員は小学 4 年と 1 年の姉妹を育てています。

女の子を育てるママたちで語り合いました
女の子を育てるママたちで語り合いました

子どものメイクは何歳から?どこまで許せる?

女の子の「かわいい」「おしゃれ」トークはまだまだ続きました。

鹿取さん:うちの子、最近はメイクが好きになって、私が隠していた化粧品を見つけました。アイラインを引いて、口紅を塗っておでかけしないと「恥ずかしい」と言い始めて。

一同:(笑)

――まだ年中さんですよね。子ども用のメイクではなく?

鹿取さん:子ども用のを買ったんです。でも、「色が薄い」って言われて。私の化粧品を自分で塗って、「じゃじゃーん!」「お母さんと一緒!」みたいな。

一同:(笑)

「子ども用のメイクだと、色が薄いって…」
「子ども用のメイクだと、色が薄いって…」

――女の子がおしゃれに目覚めるのは年中さんあたりからなんでしょうか。

山本さん:そうですね。YouTubeの影響はだいぶ大きいと思う。

――YouTubeは見せてます?

山本さん:見せたくなかったんですけど、どこに行っても流れてるから、もう避けて通れない。一応、時間制限したり、「宿題をやらないと見せないよ」ってしてるんですけど。

――見せていたら、やっぱり、はやりものに目ざとくなる?

山本さん:目ざといですね。

「YouTubeは見せたくなかったけど…」
「YouTubeは見せたくなかったけど…」

鹿取さん:娘はYouTubeで美容系を見て、「お母さん、これやって」。

山本さん:言う。

鹿取さんお母さん、こんなのしたことないけど…。

一同:(笑)

鹿取さん:言葉が発達してきて、なかなか納得しなくなった。化粧品も「これは今つけたらお口が腫れるよ」とこんこんと説明して、「分かった…」。ごまかしが効かなくなったかな。

――女子のメイクは、小学生はもう、してる子はしてますよね。

池知さん:えっ?学校に?

――学校はさすがに。

舛田さん:休日にね。

上野さん:公園とかで。

子どものメイクスタート、意外に早い…
子どものメイクスタート、意外に早い…

山本さん:メイクは子ども用の化粧品を百均で買ったり、私が使わなくなった、肌に優しい化粧品をあげたり。

市川さん:自分でメイクしてます?

山本さん:自分でしてます。

市川さん:すごい…。

山本さん:顔にシール貼ってる時もある。それで行く?みたいな。

一同:(笑)

「ママ、メイクやって」って言われます
「ママ、メイクやって」って言われます

市川さん:うちは「ママ、やって」って言われます。

山本さん:かわいい!

市川さん子ども用のリップを塗ってあげたりとか。

――そうなんですね。子どもの「お化粧したい」を否定すべきなのか、ちょっとだけ付き合ってあげた方がいいのか。

池知さん:うちの次女は 2 歳からやり始めて。最近は自分で塗ると加減が分からないから、「ママ、やって」です。

――自分がやると違うというのは分かってる?

池知さん:そう。やっぱ、鏡を見て、自分が思い描いてたのとは違うというか。

一同:(笑)

ネイル、脱毛…子どもが「やりたい」と言い始めたら?

女の子の興味はメイクにとどまらず…。脱毛やネイルの話題になりました。

山本さん:娘は小学校に行き始めてから、「脱毛したい」って言い始めました。

一同:えーっ!早い!

山本さん腕とかに毛が生えてることがもう嫌なんです。

――友達に何か言われたとか?

山本さん:いや、自分でお友達と比べてるみたい。「○○ちゃんより毛が多い」「こんなに毛があったらいじめられる」って言うから、「5 年生まで待ちなさい」って。「今は生えて、なくなっての繰り返しの時期だから」って説明してるんですけど、「学校に行きたくない」って泣いたこともあって。

鹿取さん:半袖になって気になるのかな。

山本さん:そうそう。

脱毛希望は早かれ遅かれ…
脱毛希望は早かれ遅かれ…

池知さん:小 1 でしょう?

山本さん「毛は生えるもの」って伝えると…。

――「お母さんは生えてないじゃん!」ってね。そりゃ、ちゃんとしてますから(笑)。

一同:(笑)

山本さん:「ママは毛がイヤだからのけたの?」って聞かれたから、「そうだよ」。そうすると、「じゃあ私も」となるので、「今はまだ子どもだからね」という話をしてます。

――家庭での考え方がありますけど、子どものネイルは気になります。園でよく見かけて、うちの子もやりたがってたんですが、どうしたもんなんだろう…と。

鹿取さん:通ってる美容室の美容師さんのネイルがすごくきれいで。今はネイルをしてるお父さんもちらほらいますよね。

一同:いるいる。

鹿取さん:うちの子、ネイルが大好きで。クラスのお友達のお父さんのネイルを見て、「今日もステキー!!!」。美容院にも「お姉さんのきれいなネイルを見に行く」みたいな。短くてもきれいにしてるから、「なんでお母さん、してないの?」。

「百均で違う色を買わされます」
「百均で違う色を買わされます」

池知さん:うちの子は爪も塗ってますね。百均の剥がせるネイル行くたびに違う色を買わされて…。

山本さん:お金がかかる(笑)。

――私、ネイルは否定してきたんですけど、遊びの一環でやってあげるのもいいのかな。

上野さん:今、プリキュアとかも変身する時にメイクするんですよ。「ほっぺにきらめき!リップはキュートに!」

一同:(笑)

アニメの影響も大きいですよね
アニメの影響も大きいですよね

上野さん必殺技の時もメイクするんですよ。

――それは、子どももやりたくなりますね。

上野さん:商品も出てるんです。リボンの形した、めっちゃかわいいの。

市川さん:持ってます!

上野さん:すごくかわいくて。ハートのキラキラした、女の子がめっちゃ好きそうな。もう、刷り込まれますよね。

――化粧はするものだと。

上野さん化粧をしたらかわいいんだと。

「2歳でも興味はあるみたい」
「2歳でも興味はあるみたい」

鹿取さん:うちもプリキュアを通ってほしかった。外国人のメイクじゃなくて。

山本さん:うちはリカちゃんは通ったかな。

上野さん:リカちゃんもKATEでお化粧できるのありますよね。

鹿取さん:お人形さんを通るのはいいですよね。うちはレミンちゃんもぽぽちゃんも買ったんですけど、ほっぺに渦巻きを描いて終わりました。

一同:(笑)

――武本さん、2 歳さんはお化粧はまだ?

武本さん与えてはないんですけど、まねはするかな。長女は活発なので、おままごともするんですけど、公園の大きな遊具にもぐいぐい行きます。女の子女の子してるわけではないんですけど、キラキラしたものにはやっぱり目が行きますね。

――なるほど。

武本さん:お子さまランチにおもちゃが付いてくるじゃないですか。指輪とかあれば選びます。

男の子は「ずっと走ってる」「ずっと跳んでる」…女の子は?

ここで、「男の子育児座談会」で挙がった女の子ママへの疑問を聞いてみました。

――男の子ママから質問を頂きました。ずばり、「女の子って家で何してるんですか?」

一同:(笑)

――なぜこういう質問が出たかと言うとですね、男の子は「家の中をずっと走り回ってる」とか「ずっとソファで跳んでる」とか、とにかくずっと動いてるそうなんです。

一同:あー…。

男の子ママからの質問です!
男の子ママからの質問です!

鹿取さん:うちは昆虫をめでる。あと、塗り絵、粘土、YouTube

――なるほど。そうですよね。1 カ所にいるし、座ってる時間がある。

市川さん:うちは最近はブロックですね。静かに黙々とやってますね。

上野さん:うちはずっと、ごっこ遊び。お医者さんごっこで、「お耳に何か入ってしまいました」「カレーの食べ過ぎです」とか。

山本さん:かわいい!

池知さん:うちはゲームの「スプランキー」ですね。YouTubeで。姉妹でけんかしたら、次女はシルバニアで 1 人で遊んで、お姉ちゃんはお絵描きしてますね。

「家で動き続けるっていうのはないよね」
「家で動き続けるっていうのはないよね」

山本さん:うちはまず宿題をやって、ピアノはやらない(笑)。

一同:(笑)

山本さんぬいぐるみにキラキラとかアクセサリーを着けたり。

舛田さん:うちはリカちゃん。いっぱい出してはくるけど、そんなにあちこちはしてない。外ではあちこちするけど(笑)。

一同:(笑)

武本さん:うちも姉妹でままごとしたり、クレヨンしんちゃんをずっと見たり。

山本さん:考えてみたら、女の子は男の子みたいに動的ではないですね。前に友達の男の子に付き合った時に、出窓からソファ、ソファから床に跳ぶって言われて、50 回ぐらい動画撮らされました。

一同:(笑)

山本さん:延々跳んで、延々撮らされて。これ、何の遊び?

池知さん:うちもロフトからジャンプする遊びはしてますけど、動きたくなってきた時かな。ずっとじゃない。

――そうですね。結論!女の子は家ではそんなに動きません!

ランドセル選び、女の子は時間がかかるって本当?

「女の子の色と言えば赤やピンク」といったステレオタイプをわが子に押しつけたくはないですが、自然と選ぶようになります。色の話題から、ランドセル選びの話題になりました。

――私は女の子を育てるにあたって、「女の子」を押しつけないようにしようと思ったんですね。「女の子=赤、ピンク」じゃなくて、「何色を選んでもいいんだよ」と育てたんですけど、赤やピンクを選びますね。

上野さん:人って毎日違うじゃないですか。起きてからの気分とか、前は好きだったけど今は好きじゃないとか。私は「○○ちゃんはこの色が好きなんだね」じゃなくて、「今はこの色の気分なんだね」と言うようにしてます。「好き」じゃなくて「気分」にすると、決めつけにはならないんじゃないかな。「いまの きもちは どんないろ」という絵本があって。

市川さん:あるある。

上野さん今の気持ちを大事にしてあげたらいいんじゃないかなって思ってます。

「この色が好き」ではなく、「今はこの色の気分」
「この色が好き」ではなく、「今はこの色の気分」

池知さん:うちの長女、ラン活は一瞬で終わりました。

一同:へー。

池知さん:「紫が好き」って言うんですけど、それは私が好きな色を言ってるだけで。紫のランドセルを見ていて、夫と「長く使えるのはキャメルだね」と話してたら、それを聞いて、「私、キャメルにする」って。え?紫は?

一同:(笑)

――一発で決まったんですか?

池知さん1 分で終わりました。

ラン活は「1分で終わりました」
ラン活は「1分で終わりました」

舛田さん:うちはもう買いました。いいなと思ったランドセルが限定発売だったので。娘が見てたのが紫、水色、ショッキングピンク私は「くすみがいいんじゃない?」って。

――親はくすみが好き(笑)。

舛田さん:本人はショッキングピンクになって。夫がくすみを勧めたら、「パパ、それ○○のやつだから。大人が決めることじゃない。自分で決めるから」(笑)。

一同:(笑)

舛田さん:「はい。ごめんなさい」(笑)。最終、くすみになったんですけど。

――それはなぜ?

舛田さんお店の方がかわいいカバーを勧めてくれて、それで納得しました。10 分もかからなかったかな。

「くすみ系で落ち着きました」
「くすみ系で落ち着きました」

――山本さんは?

山本さん:紫ですね。私がカタログを取り寄せて、好きな色に丸を付けさせて。

上野さん:あー、いいですね。

山本さん:丸を付けたのは全部、紫(笑)。見に行くのが難しかったので、レンタルランドセルを頼んで。

――自宅にランドセルを送ってくれるんですか?

山本さん:そう、2 泊 3 日で。家で背負わせて選ばせました。当日熱が出たんですけど「お金掛かるから背負って!」って(笑)。

一同:(笑)

山本さん:本人も覚えてます。「熱があるのにランドセルを選ばされた」って(笑)。でも、納得してます。

――自分で選ばせないとね。

山本さん:そう。でも、後からいろいろ言うから、もう…。

ラン活で話が弾みました
ラン活で話が弾みました

――市川さんは「お母さんが決めて」でしたよね。

市川さん:そうなんです。どうなんでしょう?

上野さん:市川さんの娘さんって、お母さんのこと、めっちゃ好きなんだと思う!

一同:そうそう!

――ですよね。市川さんが娘さんを支配してるわけではなく。

舛田さん:してない、してない。

上野さん:好きであるがゆえの…。

――お母さんと同化したい?

上野さん:そう!一緒でいたい!

舛田さん:「お母さんの言うことを聞きたい」ではなくて…。

池知さん憧れ?

上野さん:そうそう!「推し」みたいな!

鹿取さん:うらやましい!

市川さん:そう聞くと、すごくうれしい!

一同:(笑)

お母さんが「推し」!
お母さんが「推し」!

上野さん:なんか、アイドルと一緒みたいな感じ?

――「お母さんと同じ服を着たい」とか。

市川さん:あっ、そうです。おそろいの服が多いです。

上野さん家で「推し」と過ごしてるの、最高(笑)。

一同:(爆笑)

市川さん:大丈夫かな、じゃあ。ありがたいなと思ってきました。

――でもまぁ、自分で決めてほしいですよね(笑)。

舛田さん:確かに(笑)。

市川さん:そうですね。大変です(笑)。

娘とパパとの関係…親の使い分けが上手です

女の子を育てていると、「お母さんに対する態度」と「お父さんに対する態度」が違うことに気づきます。

池知さんうちの夫は娘たちとのスキンシップが多いんですけど、私が全くできなくて。大事だとは思うんですけど、頑張った時に「頑張ったねー!」ってぎゅっとしたりするのがなんか苦手で。

――「お父さんは娘さんたちとお風呂に入ったら全部洗ってあげてる」って言ってましたね。

池知さん:そう。お父さんは全部やってくれて、私は「自分でやりなさいよ」と。なので、私のことは全然無視ですね。

舛田さん:うちは今、夫が単身赴任でいないので、帰ってきた時は「パパ!パパ!」ですね。夫は何でも買い与えるから、「ママが買ってくれないから、パパが買って」

――親を上手に使い分け。

舛田さん:でも、そこだけなんですよ。買う担当がパパで、あとは私が友達。

山本さん:うちは娘が「ママー、ママー」で、それをパパが「ママー、ママー」ってまねして(笑)。

一同:(笑)

山本さん:それが腹立つんですけど(笑)。パパがちょっと入院してた時に、「パパがいないから寂しい?」って聞いたら、「ママといると、超楽しい!」(笑)。

舛田さん:うちも。「パパがいない!自由だ!」って、あなたいつでも自由やん(笑)。

一同:(笑)

「パパがいない!自由だ!」
「パパがいない!自由だ!」

山本さん:かと言って、別にパパと仲が悪いわけじゃなくて。最初は夫が「ママがそう仕向けてる」って言ってたんですけど。

一同:あー。

山本さん:そうじゃないということが分かったみたい。今はほんと女子高生みたいで、「パパくさい。寄らないで」とか。

一同:早い早い!!!

――それは逆に、中高生になったらないかもしれませんね。

山本さん:逆にね。パパはまだ、わざと寄っていってますけど。

――子育ての方針って夫婦で合わさないといけないんでしょうけど、ちょっと違うじゃないですか。子どもは賢いから違いを理解して、「こういう時はパパ」「ここはママ」って使い分けてる気がします。

上野さん:うちは体を使った遊びは夫で、寝る時は絶対私で。態度を変えることはあまりない。何でだろ。

市川さん:うちはの夫に対する接し方と全く同じなので…。

――さすが、崇拝。

一同:(笑)

市川さん:靴下が落ちていたら、「パパ、靴下が落ちてたよ」とわざわざ言いに行ってから、洗濯機に入れてくれます。

――お父さんにちゃんと指摘してから。ミニお母さんですね。

市川さん:そうですね。でも、怒る時は夫の方がカミナリはレベルが高いので、それは聞いてくれますね。

女の子育児に必要なのは「説明」と「納得感」

昔から「女の子は言葉が早い」「男の子よりもしっかりしている」と言われてきました。個人差はもちろんありますが、皆さん「女の子の手ごわさ」は大なり小なり感じています。

――うちの娘たちは口答えがすごいというか。親に冷静に突っ込んできます。休日の予定を変えようとしたら、「お母さん、朝はこうするって言ったよね?変えるってどういうこと?」

山本さん:言う言う。

――年長さんくらいから始まったかな。

鹿取さん:じゃぁ、来年…。

山本さん:いや、鹿取さんちは間もなく(笑)。

一同:(笑)

山本さん「約束破るの?」とかね。

舛田さん「約束は守るためにある」

山本さん:「そうだけど…!」

娘の扱いは何だか複雑…
娘の扱いは何だか複雑…

――姉妹で張り合うとかあります?

武本さん:うちは下の 10 カ月の子が持ってるおもちゃを上の 2 歳の子が「それダメ!私の!」って全部取って、要らないのを「これあげる」って。

――さもいいことしてるようにね(笑)。

武本さん下の子が食べてるおやつも「ダメ!それ私の!」って取って、自分が要らなくなったおやつを「これどうぞ」って。

一同:(笑)

池知さん:上の子は知恵がついてるから、要らないのを「こっち食べたら?」って。下の子は分からないから、「うん!」。

――「それ、ずるくない?」ってね。

池知さん:私もすかさず長女に「自分がこっち好きなだけでしょ?」って言うんですけど、「だって、○○ちゃん、こっちが好きって言ったもん」。

一同:(笑)

――男の子とはちょっと違うかもですね。ちょっと工夫した意地悪?

池知さん:そうですね。真正面からはいかない。裏をついて、裏をついて。

――見えないところでね。親は全部見てるんですけどね。

姉妹はライバル?!
姉妹はライバル?!

山本さん:男の子育児の座談会に「男の子ってシンプル」「単純」ってあったけど、女の子って単純じゃないよね。「やめたら?」が通じない。

池知さん:そうそう。

山本さん:本人が納得するまで説明しなきゃいけないし、「やめたら?」って伝えたら理屈で返ってくるので、もうほんとめんどくさい!

池知さん「○○ちゃんはしてた」とか。

舛田さん:言いますよねー。

「女の子は理屈で返ってくる!」
「女の子は理屈で返ってくる!」

――男の子はママからすると意味が分からない行動が多いから、一歩引いて見る余裕があるみたいです。女の子は同性だから「いやいや、ちょっと待って…」って。

鹿取さん:男の子はすごく優しくて、育てやすそうなイメージ。

――いや、聞いてると、そうでもなさそうな…。

一同:(笑)

――男の子は意味が分からない行動をいきなり始めるという意味では大変だけど、女の子は説得をしなきゃいけないというか。

上野さん納得感。

――そう。男の子ママからは「子どもを説得して、納得させなきゃいけない」というお話は全くなかったですね。「止めてもやめないけど、体が疲れたらやめる」みたいな。

上野さん:女の子は頭の方ですよね。

――そうですね。頭で考えてるみたいな。男の子ママからすると、「ママ大好き!」を全面に出してくるのがかわいいそうですよ。女の子はそんなに…。

鹿取さん:ないですね。園に迎えに行くと、お友達のお父さんの方に寄っていきます(笑)。それこそ友達感覚なのか、スルーです。

女の子ママも盛り上がりました!
女の子ママも盛り上がりました!

山本さん:女の子は男の子と違って、「大人になりたい」が早い。

一同:早い早い。

上野さん男の子って大人になってもずっと少年じゃないですか?おじいちゃんになっても少年感が。

――男の子ママからは「男の子はいつまでもしっかりしない」という話が出ていました。男性はきっと、ずっと「男の子」なんでしょうね。だから、ママから見たらかわいい。

鹿取さん:そう思います。

――女の子はこう…ママを踏み台にして…。

一同:(笑)

――「ライバル」とか「友達」とか。だから、母娘でけんかもするし、腹も立つんですね。

 

前編・後編でお届けした「女の子育児座談会」、楽しんでいただけたでしょうか。女の子育児は男の子育児ほど「あるあるー!」という共通点はありませんでしたが、「説得して納得させる必要がある」には皆さん、「そうそう」。男の子とはまた違った傾向がうかがえました。

ココハレではこれからも、サポーターズのおしゃべりをお届けしていきます。お楽しみに!

 

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この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小学生ママです。長女は思春期の入り口にさしかかった4年生、次女はピカピカの1年生です。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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