ココハレ広場㉗「『勘弁してー!』と思った子どもの言動」|思ったことを口に出す、ただただ理不尽…子どもの“やらかし”を一挙紹介!
子どもの言動にびっくり、ヒヤヒヤ、やめてー!お父さん、お母さんが焦った、困ったエピソードをどうぞ!
「ココハレ広場」では高知で子育てをするお父さん、お母さんの本音を紹介しています。
今回のテーマは「『勘弁してー!』と思った子どもの言動」。思ったことをすぐ口に出したり、親の口癖を覚えてまねしたり、ただただ理不尽だったり…お子さんの“やらかし”エピソードを一挙紹介します!
目次
「ドロボー?」「変なおじさん」…お願い!思ったことをすぐ口に出さないで…
思ったことをすぐ口に出しちゃう幼児期。「声の大きさを調節する」「場の空気を読む」「相手の気持ちを考える」なんてことは、まだまだ難しいですね。
- 4 歳の娘とお墓参りで山道を歩いていたら、前から来た登山者の男性を見て、「あ、ドロボーや」。保育園で不審者訓練をした時にサングラスを掛けて帽子をかぶった男性が不審者役だったらしく、思い出したみたい( 34 歳お母さん)
- しっかりと言葉が出始めた 2 歳半頃、たまたまテレビでやっていた「ドリフ大爆笑」のリバイバルを見た後から、外ですれ違う男性みんなに「へんなおじさーん」と言い始めた。今でも言ってます(33歳お母さん、息子3歳)
- 長男が 2 歳か 3 歳だった頃、おしゃべりがとーっても達者でした。イオンでエスカレーターに乗っていた時に金髪の細身の女性がいました。その女性が振り向いた時、「ああ!お姉さんじゃない!おばあちゃんや!」。「す、すいませぇぇん」と長男をラグビーボールのように抱きかかえ、走って逃げました( 37 歳お母さん、長男 14 歳、次男 1 歳)
きちんと教えるのも親の役目です
思わぬ発言は笑い話で済む場合もありますが…。
- 閉店前のスーパーでレジ待ちしている時に、ご近所に住む祖父母の知人夫妻に会いました。「大きくなったね」と声を掛けてもらった 3 歳息子はご夫婦が通り過ぎた直後、「アイツ誰?」。静かな店内に響く程度の声で。ご夫婦から「○○です」とごあいさついただく始末。焦りました。「そんな言葉遣いはいけません。知らない人でも、ごあいさつされたらあいさつします」と叱りつつ、周りの方との関わり方や言葉遣いに気を使っていかないといけないなぁと実感させられました( 41 歳お母さん)
きちんと教えるのは親の役目。一方で、子どもの方が正しい場合もあります。
- 団地内の道路で中高生くらいの子どもたちがテニスをしていました。その場面に出くわした 5 歳の次男が「あ!道路でサッカーやりゆう!いかんのにね!車が来たらはねられるでね!」。「サッカーじゃないし!テニスやし!」と私が突っ込むと、中高生はそそくさといなくなり、次男に「ほんまやね、危ないよね」と伝えました。次男の言ってることは正解。でもね、でもね…(42歳お母さん)
子どもの思いや正義感は否定せず、でも損にならないような言動を少しずつ教えていきたいですよね。
その言葉、ここで使いますか…
幼児期にはどんどん言葉を覚えていきます。親が教えていないつもりでも…。
- 一時期、上の子のかんしゃくがひどく、私は耐えられなくてしょっちゅう「うるさーい!」と叫んでいました。すると、下の子が真っ先にその言葉を覚えてしまい、私が家で歌ったりすると「うるさーい!」と言うようになりました。その時は「ごめーん!(テヘ)」とコントのようにやりとりしていたのですが、ある時、リトミックの体験に行き、大音量で歌う先生にすかさず「うるさーい!」と言った時は血の気が引きました。以来、「静かにして」と言い方をあらためました( 44 歳お母さん、長男 5 歳、次男 3 歳)
- 娘が言うことを聞かない時に、YouTubeでやまんばの動画を流して「言うことを聞きなさい!」とやってました。そしたら、ある時から突然、自分の祖母や近所のおばあちゃんたちに対し、「ばぁばは、やまんば?」と確認するようになりました。事情を説明して謝ると、幸いみんな「おもしろいね~」と笑って許してくれてます( 29 歳お母さん、長女 2 歳)
反抗?興味?○○○だけは触らないで…!!
「勘弁してー!」の行動編。それだけは触らないで…という悲鳴から。
- 家を建てたばかりの頃、リビングで飼っている犬(チワワ)がしたうんちを犬の柵に練り付けていました。下の子のお世話を別室でしている隙にやられました。うんちを口に入れていないことを確認して、すぐお風呂にGO( 27 歳お母さん、長女 1 歳、次女 5 カ月)
- お店で買ってほしいものを買ってもらえないと、泣いてぐずったり、おむつにうんちをして、おむつに手を入れて、指にうんち付けて「うんちしたー」という時( 22 歳お母さん、娘 2 歳)
子どもはうんちに興味を持つ時期が確かにありますね。娘さんに「うんちしたー」と訴えられたお母さんは「うんちしたの?教えられて偉いねー。おむつに手は入れないでね」と褒めながら注意したそうです。上手です!
イヤイヤ期は「勘弁してー!」の宝庫?!
イヤイヤ期は「勘弁してー!」の宝庫?理不尽な言動に親は振り回されます。
- 長女が 2、3 歳の頃、やたらと「やめてー!」と叫びました。一番多いのはお風呂。声が響くので、ご近所への聞こえ方が気になりました。公園などから帰る時の駐車場でも。知らない人が見たら、連れ去り事件のように見えたかもしれません( 35 歳お母さん)
- 娘 2 歳、イヤイヤ期まっただ中です。朝起きるなり、アンパンマンのYouTubeを見ると駄々をこねるので仕方なくつけ、朝ご飯を用意するとテレビの前で食べると駄々をこね、テレビにばかり集中してご飯を食べないのでテレビを消すと怒り、「ご飯を食べて」と言うと「イヤ!」、「じゃあ、ご飯おしまい?」「おしまいじゃない!」、「ママが食べさせちゃおか?」「イヤ!」、「じゃあ自分で食べるが?」「イヤ!」、「どうするが?」「イヤァァァァァ!!」を 3 周くらいしました( 29 歳お母さん)
この時期特有とはいえ、忙しい朝は本当に勘弁してほしいですよね。ちなみに娘さん、「ご飯食べんと、保育園行けんで?お休みする?○○ちゃんと遊ばんが?」と聞かれ、我に返り、ご飯を食べたそうです!
かわいいけれど…体力の限界です!
「勘弁してー!」な行動は、体力勝負でもあります。
- 息子が高速ハイハイでキッチンに侵入してくるのを抱っこして居間に戻して、っていう攻防を 10 回くらいやりました。息子は抱っこするたびに足を屈伸してバタバタさせながら笑っていました…。居間に戻してもテンションが上がり過ぎたのか、ギャッギャッギャッギャッとだみ声で笑いながらハイハイしてくるので恐怖すら覚えました(笑)。最後はキッチンと居間の間に寝そべって、全身でせき止めました( 32 歳お父さん、息子 11 カ月)
- 3 人目の出産が近づいてきて、産後に必要かもしれないと円座クッションを出して干していたら、見つけた次男が「大きいドーナツだ!」と大興奮。長男も乗っかってきて、挙げ句の果てに取り合いをするけんかが始まりました。円座クッションを見るたびに思い出したようにけんかするので、片付けました( 32 歳お母さん、長男 6 歳、次男 3 歳、三男 2 カ月)
「勘弁してー!」、いかがでしたか?他人が読むとほほ笑ましいエピソードばかりですが、当事者のお父さん、お母さんは焦らされたり、疲れさせられたり。振り返ればいい思い出…となる日まで、子育て頑張りましょう!