比島交通公園のSLが老朽化で閉鎖中…2026年10月に再開予定です!|さび止め、塗装で車体をキレイに!修繕費用を募っています
「比島交通公園」で人気を集めるSLが 2025 年秋から閉鎖されています。
理由は「老朽化」。開園した 1970 年の展示から 50 年以上が経過し、車体はさびたり、塗装がはがれたり…。
子どもたちが安全に遊べるように修復工事が行われることになり、さび止めや塗装など車体をキレイにする修繕費用を募っています。
再び遊べるようになるのは 2026 年 10 月の予定です。
(記載されている内容は 2026 年 7 月 6 日時点のものです)
交通公園のSLは83歳?!戦前から土讃線を走っていました
比島交通公園の正式名称は、高知県立交通安全こどもセンター。高知市比島町 4 丁目にあります。
特に高知市の子育て家庭にとっては、春のお花見や就学前の交通安全教室などでお世話になる場所。子どもたちはゴーカートに乗って、SLによじ登って、またゴーカートに乗って…の繰り返しが定番ですよね。
交通公園のSLは旧国鉄から高知県に提供されたものです。1970 年 5 月の開園当初から、現在の位置に展示されています。
車両は「C58」と呼ばれる蒸気機関車で、戦前の 1943 年から 1968 年にかけて土讃線を走っていたという記録があるそうです。
1943 年にデビューしたとすると、現在 83 歳!歴史を感じます。
遊具ではないけれど…子どもたちの大切な遊び場です
交通公園を管轄する高知県の県民生活課によると、交通公園のSLと同じタイプの車両は全国に 40 両ほど残されているそうです。
このうち、交通公園のSLほど、子どもたちが自由に出入りできる展示はないそう。そもそも車両は遊具ではありませんが、交通公園ではほぼ遊具。子どもたちの大切な遊び場として長く親しまれてきました。
「山ちゃん」こと園長の山崎勇人さんもSLで遊んだ 1 人。ココハレのコラム「比島交通公園・山ちゃんです」で「僕も子どもの頃、よじ登って遊びました」と振り返っています。
車両には屋根が設置されていますが、長年風雨にさらされてきました。さらに、大勢の子どもたちが自由に触って遊んできた結果、驚くほど老朽化が進んでいました。
高知県が 2025 年 5 月に行った点検では、次のような危険性が指摘されました。
- 車体がさびている
- 塗装がはがれている
- 鉄の腐食が見られる
- 部品が緩みそう
- 扉が外れそう
SLには自由に出入りでき、活発な子は上部によじ登って遊びます。
「もし部品が緩んだら…」
「塗装がはがれた箇所でけがをするのでは…」
「よじ登った子どもの体重を支えられる?」
さまざまなリスクが想定され、2025 年 10 月に閉鎖となりました。
「SLをなくさないで!」の声から修復が決まりました
SLの閉鎖後、交通公園には「SLをなくさないで」との声がたくさん寄せられました。
高知県は「子どもたちがSLを間近で見られて、触れる体験は貴重であり、残すべき」と考え、修復工事を決めました。
修復にかかる費用は約 490 万円。このうち、危険な箇所を取り除いたり、補強する工事の費用は県が負担します。
寄付を募っているのは、車体をキレイにする工事。さび止めや塗り直しにかかる費用をクラウドファンディング型のふるさと納税で募っています。
受け付けは 2026 年 9 月 23 日(水・祝)まで、目標金額は 183 万 7000 円です。
工事は 7 月から本格的に始まり、SLは 10 月から再び遊べるようになる予定です。
県民生活課は「SLは交通公園で遊ぶ子どもたちを見守ってきたシンボル。家族で思い出をつくれる場所として残すため、たくさんの方に関心を持ってもらえたら」と呼びかけています。
寄付について詳しくはこちら▼
高知県立交通安全こどもセンター C58型蒸気機関車修復プロジェクト

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