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週刊高知の子どもニュース 2020年10月4~10日

心配していた台風 14 号も通過し、この週末は運動会だったご家庭もあることと思います。先週に続いて、スポーツの話題から。高知大学のサッカー部が新型コロナウイルスの影響で休止していた子ども向けのサッカー教室を朝倉キャンパスで再開しました。練習日は毎週月曜日と水曜日。戻ってきた子どもたちが元気にボールを追いかけています。

“実りの秋”の話題も続々と。いの町の川内小学校では新高梨について学びました。栽培過程を学んで、糖度を測定しました。梨は下の部分が甘いそうですよ。

2020 年 10 月 4 ~ 10 日の子どもたちのニュースを、高知新聞の紙面からお届けします。

おいしい地酒になって 四万十市富山で児童らが酒米収穫

(高知新聞 2020 年 10 月 5 日朝刊より)

高知県四万十市富山地区の農家らでつくる「とみやま酒米生産部」(西村悦男部長)がこのほど、四万十市大用で、地元の子どもたちと黄金色に実った酒米を収穫した=写真。

富山地区では2001年から酒米「吟の夢」を栽培。四万十市の藤娘酒造が地酒「とみやま」として醸造しており、旧富山村の名前を生かした地域の活性化に取り組んでいる。

今年は農家6戸が約1・8ヘクタールに植えた酒米を収穫。9月29日には、大用保育所や大用小中学校の子ども、農家ら約50人が、鎌を使ってジャッジャッと刈り取った。農家の伊勢脇精蔵さん(67)は「富山地区の大自然で育ったお米の味を楽しんでほしい」と話していた。(平野愛弓)

宿毛市林邸でイベント 幻想空間楽しむ

竹灯籠の明かりを楽しむ家族連れら(宿毛市の宿毛まちのえき林邸)
竹灯籠の明かりを楽しむ家族連れら(宿毛市の宿毛まちのえき林邸)

(高知新聞 2020 年 10 月 5 日朝刊より)

高知県宿毛市中央3丁目の「宿毛まちのえき林邸」で3日夜、竹灯籠を使ったライトアップイベントがあり、家族連れらが幻想的な明かりの中で食事や音楽を楽しんだ。

宿毛市の主催で3回目。交流のある大分県佐伯市から2020個の竹灯籠を譲り受けた。午後6時、来場者や市職員が一斉にろうそくに点火。建物は優しい光に包まれ、はしゃぐ子どもたちや写真を撮る大人であふれた。

新型コロナウイルス感染防止のため食事スペースは屋外に設けられ、飲食店が地元の豚や直七を使った特別メニューを提供。ステージでは雅楽器の演奏が披露された。両親とともに訪れた近くの明石陽鞠(ひまり)さん(7)は「自分で火をつけた灯籠の写真を撮った。友達にも会えてうれしかった」と笑顔を見せていた。

特別メニューの売り上げはコロナ対策費として宿毛市に寄付される。(新妻亮太)

高知大サッカー教室再開 コロナ自粛 「子どもの運動不足解消を」

9月上旬に再開した高知大のサッカー教室。学生はマスクを着用するなど、コロナ対策も実施している(高知市曙町2丁目の同大)
9月上旬に再開した高知大のサッカー教室。学生はマスクを着用するなど、コロナ対策も実施している(高知市曙町2丁目の同大)

(高知新聞 2020 年 10 月 7 日朝刊より)

サッカー教室、やってるよー。高知大学サッカー部がこのほど、新型コロナウイルスの影響で休止していた子ども向けのサッカー教室を再開した。高知市曙町2丁目の同大学朝倉キャンパスで毎週月、水曜に開いており、参加者募集中。

教室のスタートは20年前。4歳から小学6年生までを年齢ごとに分け、4、5歳は体を動かす楽しさ▽小学1、2年生はボールの扱い方▽3、4年生は自分とボールと、もう一人の選手との関わり方―など、それぞれに合ったテーマで指導。教員や指導者を志望する学生らの丁寧な教え方も評判を呼び、コロナ前には約100人が通っていた。

しかし、コロナの影響で3月から半年間、活動休止を余儀なくされた。コロナの情勢もにらみながら、学生と宮武敢司監督が再開に向けて対策を検討。年齢で曜日を分けて人数を抑える▽学生はマスク着用▽教室前の検温実施―などを決め、9月上旬から再開した。

4歳から小学2年生までが参加する月曜には30~40人が参加するようになり、活気が戻ってきた。一方、小学3~6年生の水曜は十数人にとどまる。

教室の代表を務める青木智仁さん=3回生=は、「コロナ自粛で、子どもたちも外で体を動かす機会が減っているんじゃないかと思う。子どもと大学生が一緒になって楽しめる環境です。ぜひ参加してみてください」と呼び掛けている。

月、水曜とも午後7時からで、未就学児は1時間、小学生は1時間半程度。受講料は未就学児が月千円、小学生が月2千円。問い合わせなどはサッカー部ホームページへ。(井上真一)

産卵用ウナギ600匹 下田小児童が放流 四万十市

丸々と太ったウナギを放流する下田小児童ら(四万十市鍋島)
丸々と太ったウナギを放流する下田小児童ら(四万十市鍋島)

(高知新聞 2020 年 10 月 7 日朝刊より)

四万十市下田の下田小学校の児童がこのほど、同市鍋島の四万十川に産卵用の親ウナギ約600匹を放流した。

川の生き物や自然に興味を持ってもらおうと、四万十川漁協連合会(堀岡喜久雄会長)が毎年行っている。県淡水養殖漁業協同組合(南国市)が長期飼育して体長80センチほどに「太化(ふとか)」したウナギを使用した。

1日の放流には、同校の2~4年生21人が参加。漁協関係者からウナギが秋ごろ、産卵のために海へ下ることを教わった後、丸々と太ったウナギを川へ放した。4年の笹村福人君(10)は「にゅるにゅるして動きが速かった。帰って来てねという気持ちを込めた」と話していた。(平野愛弓)

新高梨の特徴学ぶ いの町の川内小 生産者ら出前授業

梨の糖度を測定する児童ら(いの町の川内小学校)
梨の糖度を測定する児童ら(いの町の川内小学校)

(高知新聞 2020 年 10 月 7 日朝刊より)

吾川郡いの町などで生産が盛んな新高梨について学ぶ授業がこのほど、同町鎌田の川内小学校で行われ、3、4年生11人が生産者から栽培方法などを教わった。

農業や特産品への関心を高めてもらおうと、町が2010年度から各小学校で開催している。

2日は同町八田の梨農家、森沢豊和さん(48)が栽培過程のほか、害虫やタヌキによる被害も説明。「大事に育てたのに収穫前に食べられて困っている」などと話した。児童らは実を上部、中部、下部に分けて糖度を測定し、下部が甘くなる傾向にあることなども学んだ。

3年の片岡真一君(9)は「場所によって味が違うことは知らんかった。これから食べる時の楽しみにしたい」と笑顔で話していた。(山崎友裕)

森林の課題を体験で探る 四万十町 児童・学生が「会議」

間伐を体験する「森の子ども会議2020」参加者(四万十町窪川中津川)
間伐を体験する「森の子ども会議2020」参加者(四万十町窪川中津川)

(高知新聞 2020 年 10 月 8 日朝刊より)

県内の小中高校生や大学生8人がこのほど、高岡郡四万十町での「森の子ども会議2020」に参加し、間伐や木工を体験しながら森林や自然を取り巻く課題を考えた。

県教委が2018年から、高知市のNPO法人「土佐山アカデミー」と連携して毎年開催。今回は、町内のボランティア団体「朝霧森林倶楽部」が活動に協力した。

4日、同倶楽部のメンバーからのこぎりの使い方や間伐の目的などを教わった8人は、同町窪川中津川の山林で、スギやヒノキを10本ほど伐採。同町日野地の松葉川林間キャンプ場で鍋敷き作りの木工に取り組んだ後、林業の後継者不足といった森林の抱える課題について考えを述べ合った。

高知国際中2年の曽根彩花さん(13)と鈴木森羅さん(14)は「木を切るのは最初は難しかった。県内の森林も『密』になり過ぎている所が多いので、何とかしないと」と話していた。

「―子ども会議」は11月15日にも同キャンプ場で開催。火起こしや飯ごうでの炊飯などを体験する予定。(井上太郎)

魚っておいしいよ! 鮮魚店が馬路村の魚梁瀬小で授業

シイラについて魚屋さんから学ぶ児童たち(馬路村の魚梁瀬小)
シイラについて魚屋さんから学ぶ児童たち(馬路村の魚梁瀬小)

(高知新聞 2020 年 10 月 9 日朝刊より)

地域の鮮魚店などが魚の魅力を子どもたちに伝える高知県の出前料理体験教室「あの魚屋さんがやってきた」が8日、安芸郡馬路村の魚梁瀬小学校で開かれ、全校児童10人がシイラの調理に挑戦した。

魚への関心を高め、地域の魚屋さんを身近に感じてもらおうと、高知県が県学校給食会に委託して実施している。

この日は安芸市川北で「川谷商店」を営む川谷一隆さん(51)が、県産シイラ5匹を持参。「シイラは傷みやすいけど、新鮮なうちはおいしい。皮も簡単にはげます」と説明し、頭を切り落として手際よく三枚におろすと、児童は「すごーい」と目を見張り、拍手を送った。

子どもたちも切り身や皮はぎに挑戦。パン粉を付けてフライにした後は、自分たちで考えた村産の青ユズを使ったソースを付けて食べた。児童会長の6年、氏原佳乃子さん(12)は「初めてシイラを生で見た。口に入れたら、ふわっととろけるみたいで、おいしかった。魚屋さんも格好良かった」と笑顔だった。

出前教室は本年度、魚梁瀬小を皮切りに、県内の小中学校で計11回開催される。(北原省吾)

ロボット動かそう 四万十町で小中学生がプログラミング学ぶ

ロボットを使った「雪かきゲーム」を楽しむ参加者(四万十町役場東庁舎)
ロボットを使った「雪かきゲーム」を楽しむ参加者(四万十町役場東庁舎)

(高知新聞 2020 年 10 月 9 日朝刊より)

ロボットを使ってプログラミングを学ぶワークショップがこのほど、高知県高岡郡四万十町役場で開かれ、町内の小中学生約20人が、車型のロボットをコンピューターで操って楽しんだ。

小学校でのプログラミング必修化を受け、四万十町教育委員会が4日に開催。車の形をしたロボットをタブレット端末で入力したプログラムで動かす学習キット「KOOV(クーブ)」を使い、ソニー・グローバルエデュケーション(東京都)の社員がオンラインで指導した。

子どもたちは、テーブルにばらまかれたプラスチックのブロックをロボットで除雪車のように押し、より多く落とすゲームに挑戦。チームを組んだ2人で相談しながら、「雪」を押すブレード部分をブロックで取り付けたり、「2秒前進した後で回転」といった指示を与えたりするなど、それぞれに工夫を凝らしていた。

ゲームは岩本松之助さん(12)=窪川中1年=と金次朗君(11)=東又小5年=の兄弟が優勝。「思ったようには回転しなかったけど、うまくブロックを落としてくれた」と笑顔で話していた。(井上太郎)

宿毛小6年生がもち米を収穫

もち米の稲刈りを体験した児童ら(宿毛市坂ノ下)
もち米の稲刈りを体験した児童ら(宿毛市坂ノ下)

(高知新聞 2020 年 10 月 9 日朝刊より)

高知県宿毛市桜町の宿毛小学校6年生がこのほど、宿毛市坂ノ下の田んぼでもち米を稲刈りし、収穫した。

宿毛小学校の児童は毎年、住民でつくる坂ノ下農地保全会(奥谷力郎会長)とPTAの協力で、田植えや稲刈り、バザーでの販売、餅つきなどに取り組んでいる。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、児童による田植えなどは避け、稲刈りのみ5日に行われた。

約50人の児童は、時間をずらしながら作業に当たり、約5アールの田んぼに実った稲を、手にした鎌で収穫。渡辺海君(12)は「初めての稲刈り。せっかくなので自分で食べたい」と笑顔で話していた。刈り取った稲は農家らが精米し、学校に提供するという。(新妻亮太)

「くじライス」完売 黒潮町の南郷小児童が育てた米

(高知新聞 2020 年 10 月 10 日朝刊より)

高知県幡多郡黒潮町浮鞭の南郷小学校の5年生5人が育てた米「くじライス」がこのほど、近くの道の駅「ビオスおおがた」で販売され、3日間で3キロ入り59袋を完売した。

南郷小学校は毎年、地元農家の協力で稲作に取り組み、田植えやタニシ取り、稲刈りなどをしている。例年なら児童が店頭で販売するが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、「ビオスおおがた」が販売を担い、児童らは袋詰めなどを行った=写真。

店頭は、児童が描いたのぼり旗や、米作りの過程を説明するパネルで飾り付け。1袋千円で販売されると、訪れた人が次々と手に取って買い求めていた。

5年の西川虎汰郎君(10)は「塩おにぎりにしたら、めっちゃおいしかったので、そのままの味を楽しんでもらいたい」と笑顔で話していた。(今川彩香)

ドローン飛行に児童挑戦 南国市久礼田小でプログラミング活用

飛行させたドローンの動きを見守る児童ら(南国市の久礼田小学校)
飛行させたドローンの動きを見守る児童ら(南国市の久礼田小学校)

(高知新聞 2020 年 10 月 10 日朝刊より)

高知県南国市久礼田の久礼田小学校で8日、プログラミング教室が開かれ、6年生26人がドローンを思い通りに飛ばすための指示に知恵を絞った。

本年度から小学校で必修化されたプログラミング学習と、キャリア教育を兼ねて開催。土木工事の測量などにドローンを活用している福留開発(高知市)の大場将史社長らが講師を務めた。

児童は、土木建設の仕事についてレクチャーを受けた後、ドローンの操作に挑戦。2個置かれたフラフープをくぐり抜けるなどの指定コースを飛行させる課題に臨んだ。

「スタートから高さを45センチ上げよう」「真っすぐ130センチぐらい進むといい」「角度は反時計回りに90度かな?」。順を追って飛行ルートを考えた児童はタブレット端末に命令を打ち込み、想定通りにドローンが飛ぶと、手をたたいて喜んだ。

田辺和奏(わかな)さん(11)は「飛ばす角度と距離の誤差を考えるのが難しかった。プログラムにもドローンにも興味がわいてきた」と、笑顔で話していた。(川嶋幹鷹)

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員6人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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