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週刊高知の子どもニュース 2020年9月27日~10月3日

10 月に入り、本格的な「スポーツの秋」がやってきました。子どもたちが活躍するニュースでもスポーツの話題が増えています。

室戸市と安芸郡田野町にある三つの野球チームで構成する「U.O.T連合」は学童野球の高知県大会で優勝。人数の少ないチーム同士が組む連合チームで初めての快挙を成し遂げました。週3回ほど合同練習を行い、連係プレーとチームワークを磨いたそうです。おめでとうございます!

室戸市の中川内小中学校では2020年度末の閉校を前に、最後の運動会が行われました。地域外に出た卒業生やその家族も加わり、いつも以上ににぎわったそうです。

2020 年 9 月 27 日 ~ 10 月 3 日の子どもたちのニュースを、高知新聞の紙面からお届けします。

駐車場事故防止を 交通少年団が啓発 南国市の量販店

買い物客らに駐車場出入時の注意を呼び掛ける南国交通少年団員たち(南国市のサニーアクシス南国店)
買い物客らに駐車場出入時の注意を呼び掛ける南国交通少年団員たち(南国市のサニーアクシス南国店)

(高知新聞 2020 年 9 月 27 日朝刊より)

南国市内の小学校5、6年生で組織する「南国交通少年団」が26日、同市大埇乙の量販店で買い物客に「駐車場の入出時にも気をつけてください」と呼び掛けた。

同少年団は県交通安全協会南国支部や南国署と連携し、通学路での街頭指導やドライバーサービスなどを行っている。新型コロナウイルス禍で今春の入団式や各種イベントは中止になったため、11校59人が登録した本年度の23期生には、今回が“初出動”となった。

この日は、14日に高知市内のコンビニ駐車場周辺で発生した車3台と自転車が絡む事故を受けての啓発。大篠、日章、大湊、後免野田の4小学校の児童14人を含む26人が、店舗の出入り口付近で、防災グッズにもなる蓄光反射キーホルダーや啓発用の「注意んガム」などを手渡した。

同署管内(南国、香南、香美市)の2020年の交通死亡事故は、25日現在で5件(死者5人)。大湊小6年の森岡直人君(12)と同5年の常徳蓮君(11)は「事故はいつ起きるか分からん。左右をちゃんと見て、常に意識しないと」と話していた。

同署の千頭智洋交通課長(41)は「管内も店舗駐車場での事故が多発。自転車や歩行者を巻き込まないよう、安全確認の徹底を」と呼び掛けている。(横田宰成)

ボールで五感育てる「あそビバ!」 安田町で親子40人歓声

ボールを使った「あそビバ!」で歓声を上げる子どもたち(安田町の中芸広域体育館)
ボールを使った「あそビバ!」で歓声を上げる子どもたち(安田町の中芸広域体育館)

(高知新聞 2020 年 9 月 28 日朝刊より)

ボール遊びで子どもの運動能力や五感を育てる「あそビバ!in高知」が27日、高知県安芸郡安田町東島の中芸広域体育館で開かれ、子どもと保護者の約40人が楽しんだ。

Jリーグなど団体球技12リーグの運営活性化を図る日本トップリーグ連携機構(東京)と県の主催。年中以上の園児と、小学2年生までの児童を対象に開催している。

親子らは2人一組で向き合って座り、バレーボールを両足で挟んで受け渡したり、立ち上がって背中合わせに挟んで動いたり。手に持ったボールで、別のボールを弾ませるメニューなどにも挑戦し、歓声を上げていた。

香南市から参加した小学2年の長岡柚子さん(7)は「足で回すのがすっごく楽しかった」。母の希さん(48)も「部屋でもできそう」と笑顔だった。(北原省吾)

室戸市の中川内小中で最後の運動会 在校8人に応援100人

中川内小中学校の最後の運動会で保護者と競走する児童生徒(室戸市羽根町甲)
中川内小中学校の最後の運動会で保護者と競走する児童生徒(室戸市羽根町甲)

(高知新聞 2020 年 9 月 28 日朝刊より)

本年度末で閉校する高知県室戸市羽根町甲の中川内小中学校で27日、最後の運動会が行われた。児童生徒8人に加えて地域住民や出身者ら約100人が集まり、山里の小さなグラウンドに大きな歓声を響かせた。

中川内小中学校は児童生徒の減少により、2021年度から羽根小学校、羽根中学校に統合される。運動会は毎年、保護者や地域住民も競技に参加して盛り上げてきた。今年は地域外に出た卒業生やその家族も訪れ、例年以上ににぎわった。

「頑張れ!」の声援を受け、子どもたちは障害物競走やリレーに奮闘。懸命な姿に高齢者は「かわいいねえ」と声を弾ませ、時に立ち上がって手をたたいて応援した。大人たちはリム回しに苦戦する姿や、仮装ダンスで笑いを誘った。会場の全員で集合写真も撮影し、楽しい時間を心に刻んだ。

卒業生で保護者の中野大悟さん(43)は「予想以上に多くの卒業生が来てくれてうれしい。20年以上会ってなかった人もいて、いい機会になった。閉校は寂しいけど、楽しく終われた」と笑顔。中学3年の山本夏也さん(15)は「みんなで協力して頑張り、思い出に残る運動会にできた」と話していた。(大野耕一郎)

高知大空襲の惨禍学ぶ 高知市で清水小児童が平和学習

紙芝居の読み聞かせも行われた平和学習(高知市の草の家)
紙芝居の読み聞かせも行われた平和学習(高知市の草の家)

(高知新聞 2020 年 9 月 30 日朝刊より)

高知県土佐清水市の清水小学校の6年生38人が29日、修学旅行で高知市升形の平和資料館「草の家」を訪れ、75年前の高知大空襲を紙芝居などで学んだ。

清水小学校は例年、修学旅行で広島を訪れているが、今年は新型コロナウイルスの影響で県内に変更。清水小学校が旅行会社を通じて草の家に相談し、旅程に平和学習を組み込んだ。

県内の小学校で戦争の歴史を語り継いでいる元小学校教員の橋田早苗さん(67)=香南市=が1945年7月の大空襲を解説。大量の焼夷(しょうい)弾が投下されて高知市の市街地は焼け野が原になり、1945年1~7月の空襲で少なくとも441人が亡くなったことを、紙芝居に資料を交えて語り掛けた。

真剣なまなざしを向けていた東航太郎君(11)は「当時の小学生の歌で、国のために死にに行けと書かれた歌詞に驚いた。戦争は恐ろしいと次の世代に伝えるためにも、学んだことを忘れずにいたい」と話した。(板垣篤志)

須崎市立小中学校で選書会スタート 多ノ郷小を皮切りに

須崎市の小中学校で始まった選書会(同市の多ノ郷小)
須崎市の小中学校で始まった選書会(同市の多ノ郷小)

(高知新聞 2020 年 9 月 30 日朝刊より)

子どもに本を贈っている、高知県須崎市の住民グループ「日本で一番子どもたちが本を読むまちをつくる会」(和田耕造会長)は29日、多ノ郷小学校(吾井郷乙)で選書会を開いた。10月27日まで、市内の全公立13小中学校で実施する。

選書会は2006年から毎年、個人や企業の寄付を原資に、園児や児童生徒1人につき1冊を寄贈。これまでに約3万8千冊を贈り、今年は約2200冊を予定している。選書会は書店と取次会社の協力で毎年開催しており、児童生徒は好みの1冊を探している。

この日、多ノ郷小の全児童336人は学年ごとに体育館へ。ずらり並んだ約800冊の中から、興味のある本を吟味していた。

6年の高山穂香さん(12)は「選書会はいろいろなジャンルが見られるので毎年楽しみ。読んで想像するのが楽しいので、ファンタジー系の小説にしました」と喜んでいた。

本は2学期中に届き、学級文庫に置かれる。(富尾和方)

生き物がすめる鏡川を守ろう 高知市で体験学習会

水中をのぞいて生き物を探す子どもら(高知市の鏡川)
水中をのぞいて生き物を探す子どもら(高知市の鏡川)

(高知新聞 2020 年 9 月 29 日朝刊より)

鏡川の自然環境について学ぶ体験学習会「川の生き物探検隊」が27日、高知市鏡川町の鏡川漁協周辺で開かれ、親子連れ約30人がアユに関する講義を受け、川で小魚やエビ類を採集して楽しんだ。

魚の病気に詳しい高知大学の今城雅之准教授が「見えなくて怖い新型コロナウイルスと同じように、アユにも細菌による冷水病がある」と紹介。堰(せき)直下でアユが“密”になり感染が広がることなどを解説し「病気を知り、アユがすめる環境をつくっていこう」と呼び掛けた。

この後、子どもらは箱めがねや網、チャン鉄砲を手に川に入り、「魚おったぁ」「大物ゲット!」と声を上げた。

見事にゴリを捕まえた潮江小3年の宮田叶夢(かいと)君(8)は「魚に病気があると初めて知った。チャンで大物を突けるとうれしい」と、水中をのぞき続けていた。

学習会は同漁協や市などでつくる「鏡川環境保全の会」が水産庁の交付金事業で行っており5回目。(八田大輔)

学童野球高知県大会で「連合」初V 室戸市・田野町の11人

優勝を報告した常石博高町長と記念撮影する「U.O.T連合」メンバー(田野町の町ふれあいセンター)
優勝を報告した常石博高町長と記念撮影する「U.O.T連合」メンバー(田野町の町ふれあいセンター)
決勝戦で打者に声援を送るU.O.T連合ベンチ。チームワークも持ち味だ(9月13日、高知市の東部球場=U.O.T連合提供)
決勝戦で打者に声援を送るU.O.T連合ベンチ。チームワークも持ち味だ(9月13日、高知市の東部球場=U.O.T連合提供)

(高知新聞 2020 年 10 月 3 日朝刊より)

少人数逆手 豊富な練習量
「小学生の甲子園」と呼ばれる高円宮杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントの県大会でこのほど、室戸市と安芸郡田野町の3チームで構成する「U.O.T連合」(11人)が優勝した。県軟式野球連盟によると、連合チームの制覇は初めて。少人数を逆手に取った豊富な練習量で力をつけ、高知市などの強豪を連破した。

U.O.Tは、室戸市のうきつサンボーイズ3人、吉良川御田スポーツ少年団6人、田野町の田野イーグルスの2人。単独では試合に出られないため、昨秋初めて連合を組んだ。

人数の少なさから単独で実戦的な練習は難しく、打撃は素振りが中心というチームも。一方、ノックを受ける回数は多く、「ボールに触れる時間は増えた」(田野イーグルスコーチ)。週3回程度は合同練習を行い、連係プレーとチームワークを磨いた。

県大会は41チームが出場し、8月下旬に開幕。U.O.Tは初戦を飾ると、堅守を武器に高知市などの有力チームを次々下した。決勝戦では今季2戦して負けが続いていた高岡郡佐川町のチームを2―0と完封。全5試合が3点差以内の接戦で、うち2試合は学校行事や体調不良でメンバーを欠いて9人で臨んだ。

優勝に大会関係者は「前評判は決して高くなかったチーム。正直、みんなびっくりした」と話す。

チームは9月30日、田野町役場を訪れ、常石博高町長に優勝を報告。常石町長は「地域の団体競技に夢を与えてくれました。ありがとう」とねぎらった。

キャプテンの吉良川小6年、加藤弘也君(12)は「1球を大事にする練習をした。試合ではみんな楽しんで、気持ちが一つになった」。田野小5年の今井天晴君(10)は「1回の練習でノック100球…。つらかったけど、体力が付いてうまくなった」と話していた。

新型コロナウイルスの感染拡大のため全国大会はなく、四国大会でU.O.T連合は1勝し、準決勝まで進んだ。(北原省吾)

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員6人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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