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涼しくなっても熱中症の危険!車内に子どもを置いて離れるのはやめましょう

夏の暑さが一段落してきました。これからさらに涼しくなりますが、油断は禁物です。

日本自動車連盟(JAF)高知支部が車内での熱中症について注意を呼び掛けています。10 月に入って日中過ごしやすくなっても、「日が差すと、車内はすぐに人体に危険が及ぶ暑さになる」そうです。

「少しの時間だから」「寝ているから」と子どもを車内に置いて離れるのは危険です。絶対にやめましょう。

車内は秋でも50度に、子ども置き去り絶対やめて!JAF高知支部が熱中症注意呼び掛け

(高知新聞 2021 年 9 月 22 日掲載)

夏が過ぎても油断は禁物―。日本自動車連盟(JAF)高知支部は、密閉された車内では秋でも温度が50度近くになる恐れがあるとして、熱中症への注意を呼び掛けている。

窓を閉め切った車の温度変化について、JAFが埼玉県の屋外駐車場で行った検証によると、気温16度の午前5時から計測を始め、気温22・7度の午前10時にはエアコンが効いてない車内は37・5度になった。さらに、気温26・8度の午後1時には車内は47・9度に上昇した。

昨年の10月1~15日で、高知市の最高気温が27度を超えた日は計12日。同支部は「過ごしやすい天候でも、日が差すと車内はすぐに人体に危険が及ぶ暑さになる」と指摘する。

昨年度、同支部がキーを車内に閉じ込めたとして依頼を受けた開錠作業は33件。うち26件は車内に6歳以下の子どもがいた。いずれも大事に至らなかったというが、同支部は「涼しくなったからといって、子どもを置いて離れるのは絶対にやめてほしい」としている。

高知市では今年8月、屋外駐車場にあったエアコン未作動の車内で60代男性が意識不明の状態で見つかり、熱中症疑いで救急搬送される事例も発生。同支部や市消防局は、乳幼児は体温調節機能が未発達、高齢者は調節機能が低下して体温変化にも気づきにくいとして、一層の注意が必要としている。(山仲健一、馬場隼)

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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