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【イチ押しニュース】家庭で余った食品を社会のために 高知県内ファミマ7店に食品寄付箱

家庭や職場で余った食品を必要な人への支援に回す「フードドライブ」は、昨今の食品ロスを減らす活動としても注目されています。

その活動に、コンビニエンスストアから気軽に参加できるようになりました。

寄付用のボックスを設置したのは、高知県内のファミリーマート 7 店。インスタント食品や調味料、飲料など余った食品を来店時に入れていきます。食品は賞味期限まで 2 カ月以上あり、常温保存できる未開封のものに限られます。

そのままでは活用されなかった食品が支援を必要とする人の手元に届く、優しさのお裾分け「フードドライブ」。ぜひ活用してみてください。

高知県内ファミマ7店に食品寄付箱 ひとり親家庭など支援

店内に設置されたフードドライブの寄付ボックス(高知市のファミリーマート市役所店)
店内に設置されたフードドライブの寄付ボックス(高知市のファミリーマート市役所店)

(高知新聞 2022 年 8 月 31 日掲載)

家庭で余った食品を生活困窮家庭などに回すフードドライブ活動に協力しようと、高知県内のファミリーマート7店が22日、寄付用のボックスを設置した。NPO法人や社会福祉協議会が管理し、集まった食品をひとり親の支援や子ども食堂の活動などに生かす。

ファミマは昨春から活動に協力し、現在は全国1748店にボックスを設置。県内では今回が初めてという。

来店者が、店内に設けられた青色のボックスにインスタント食品や調味料、飲料など家庭で余った食品を入れていく。賞味期限まで2カ月以上あり、常温保存できる未開封の食品に限る。

30日は高知市役所店にNPO法人「こうち食支援ネット」(同市)の職員らが集まり、ボックスに入っていたペットボトルのお茶やスナック菓子、うどんなどを回収した。

職員の武市亜由美さんは「コロナ下で困窮者が増え、食品や人手が足りず支援が追いついてない。多くの人に活動を知ってほしい」と協力を呼び掛け、沢谷周店長(38)は「よく来るお客さんに寄付を呼び掛けたい」と話した。

設置されたのはほかに高知北竹島店、高知瀬戸店、宿毛駅前店、宿毛小深浦店、土佐山田談議所店、中村具同店。今後さらに増やすという。(加藤風花)

 

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この記事の著者

森本 裕文

森本 裕文

高 3 の長男、高 1 の長女の 4 人家族。趣味や特技がみんなバラバラなおかげで、家族のモットーは「何かあったら得意な人がやる」。1979 年生まれ。

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