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寒い冬、ユズ風呂で元気に!北川村みどり保育所の園児が北川村温泉で温まりました|週刊高知の子どもニュース(2023年11月27日~12月3日)

寒い冬、ユズ風呂で元気に!北川村みどり保育所の園児が北川村温泉で温まりました|週刊高知の子どもニュース(2023年11月27日~12月3日)

12 月に入り、朝晩はだいぶ冷え込んできた高知県内。ぽっかぽかのニュースが北川村から届きました。

北川村温泉ゆずの宿で恒例のユズ風呂に、みどり保育所の園児が招かれました。北川村産のユズがたくさん浮かんだお風呂に、大はしゃぎだったそうです。

奈半利町の奈半利中学校では、3 年生が地元女性の手ほどきを受け、皿鉢料理作りに挑戦しました。

2023 年 11 月 27 日~ 12 月3 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

髪や服のしわの間までごしごし 小学生ら龍馬像を清掃 高知市の桂浜

(高知新聞 2023 年 11 月 29 日掲載)

高知市の桂浜で28日、年に1度の坂本龍馬像の清掃が行われ、四国電力グループの従業員約20人と浦戸小の5、6年13人が1年間の汚れを落とした。

龍馬像をタオルで拭く児童ら(高知市浦戸の桂浜公園)
龍馬像をタオルで拭く児童ら(高知市浦戸の桂浜公園)

電線の補修などに使う高所作業車を活用。児童はヘルメットをかぶり、命綱をつけて「怖い」「緊張する」と言いながら、1人ずつかごに乗り込んだ。

地上から約13メートルの像の顔の高さまで上がると、職員の指示でタオルで龍馬像の髪や、服のしわの間などをごしごし。頭や肩にあったクモの巣や鳥のフンなどを丁寧に落としていった。

5年の吉岡一護君(10)は「一生懸命拭いて、タオルが真っ黒になった」とうれしそう。「像が細かく作られていることが分かりました」と話していた。(加藤風花)

安全を守るんじゃー! 70代レンジャーが園児と交流 高知市社協の福祉学習

(高知新聞 2023 年 11 月 30 日掲載)

身近な福祉の課題を学ぶ「ほおっちょけん学習」が28日、高知市愛宕町3丁目のあたご幼稚園で行われた。年長児約30人が、地域見守り活動を行う70代5人の「あたごレンジャー」と交流し、思いやりの気持ちを育んだ。

園児の前でポーズを決めるあたごレンジャー(高知市のあたご幼稚園)
園児の前でポーズを決めるあたごレンジャー(高知市のあたご幼稚園)

同学習は、市社会福祉協議会が2015年度から保育・幼稚園や学校などで実施。民生委員らと寸劇やワークショップなどを行い、困った人を助けたり、自分が困ったら声を上げることの大切さを伝えたりしている。

園児は、たくさんの高齢者が地域に暮らしていることをクイズで学び、視力などの身体機能が低下する不自由さを疑似体験した。

あたごレンジャーは、同町3丁目町内会長の前田淳二郎さん(77)らが16年に結成。メンバーが「みんなの安全を守るんじゃー!」とポーズを決めて、見守りや防災活動を紹介した。

年長児全員に前田さん手作りの竹とんぼがプレゼントされ、古田凪ちゃん(6)は「レンジャーが町を守ってくれていることが分かった」とにっこり。メンバーは「子どもたちが顔を覚えて、町中であいさつしてくれることが増えた。地道に活動を続けたい」と話していた。(松田さやか)

奈半利中生15人が皿鉢作りに挑戦 地元女性の手ほどき受け

(高知新聞 2023 年 12 月 1 日掲載)

奈半利町の奈半利中学校の3年生15人が11月29日、同町乙の町保健福祉センターで地元女性の手ほどきを受け、皿鉢料理作りに挑戦した。

皿鉢作りに挑戦した奈半利中学校の生徒ら(奈半利町保健福祉センター)
皿鉢作りに挑戦した奈半利中学校の生徒ら(奈半利町保健福祉センター)

町食生活改善推進協議会が、地域の食や文化に触れてもらおうと毎年開催。生徒は前日から野菜の下ごしらえやハランの飾り切りを教わった。当日は巻きずしの作り方や盛り付けに苦戦しながらも、手際の良い女性たちに助けられ、班ごとに工夫して調理した。

計6時間かけてサバの姿ずしや唐揚げ、なますなど13種を盛り付けた豪華な皿鉢が完成。松本拓也さん(14)は「さばずしは、魚の風味がご飯に移って独特のおいしさになることなどを学んだ。自分でも作って、家族に振る舞いたい」と話していた。(深田恵衣)

障害ある人も幸せに 小中高生が思い訴え 佐川町で人権フェスティバル

(高知新聞 2023 年 12 月 2 日掲載)

佐川町などが主催する人権フェスティバルがこのほど、同町甲の桜座で開かれ、小中高校生11人が障害の有無に関係なく幸せに暮らす大切さなどを訴えた。

児童や生徒らが思いを訴えた人権フェスティバル (佐川町の桜座)
児童や生徒らが思いを訴えた人権フェスティバル (佐川町の桜座)

約90人が集まったフェスは11月25日に開催。補聴器を利用する佐川小6年の藤原梨奈さん(12)は「私の親友は大きな声で話してくれたり、補聴器を付けていると周囲に伝えてくれたりして助けてくれる。親友のような人がいると、障害がある人も幸せに過ごせるはず」と強調。「私も誰かを助けられる人になりたい」と述べた。

佐川高2年の横田琉愛(るあ)さん(17)は、注意欠陥多動性障害(ADHD)がある友人について「障害を打ち明けてくれるまで、周りと違うことがどれほど孤独でしんどかったか知らなかった」といい、「障害がある人たちが他の人たちと平等に権利を享受し、安心して暮らせる社会になってほしい」と語った。

その後、両手足に障害があり、シッティングバレーボールで東京パラリンピックに出場した嵯峨根望さん(36)が講演。「人と違って嫌と思うことがあるかもしれない。でも、いつか何かのきっかけで、気にしなくていいと思う時が来る。僕も障害があるけど、自分のことを好きになって前向きに生きている。皆さんも自分のことを好きになって」とエールを送った。(乙井康弘)

ユズ風呂入って元気いっぱい! 北川村温泉が園児を招待

(高知新聞 2023 年 12 月 2 日掲載)

黄色い実が浮かぶ湯船でぽっかぽか―。冬至(22日)を前に北川村小島の「北川村温泉ゆずの宿」は1日、村立みどり保育所(野友甲)の年長園児をユズ風呂に招いた。

たくさんのユズに囲まれ、身も心も温まった園児たち(北川村温泉)
たくさんのユズに囲まれ、身も心も温まった園児たち(北川村温泉)

15年ほど前から行っており、子どもたちも楽しみにしている行事。訪れた2人は、村産の約40個が浮かんだぜいたくなお風呂に「お湯(の温度)がちょうどで気持ち良い!」「なんでユズを入れるが?」と大はしゃぎだった。

大久保茉奏(まかな)ちゃん(5)は「良い匂いやし、楽しい」と笑顔。松本志歩ちゃん(6)も「お肌がさらさらになるき好き」と満足そうだった。同温泉は冬至の日、貸し切り風呂と男女それぞれの露天風呂にユズを構える。(深田恵衣)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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