母には「がらくた」にしか見えませんが…?物が捨てられない小学3年生|「ママと記者やってます・53」
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの毎日をご紹介します。
2024 年の夏休みももうすぐおしまいです。この夏、印象に強く残ったのはおでかけ…ではなく、おもちゃ箱からあふれるがらくた?!「どれも大切な思い出」「捨てるなんてかわいそう」と涙目で訴える小学 3 年生です。
これまでのコラムはこちら
2024年夏休み、母は頑張りました!
2024 年の夏、皆さんいかが過ごされましたか?
前回のコラムで「親の出無精を克服する」と宣言した私。旅行を計画したり、県内をドライブしたり、頑張って外に出ました。
「夏休みの旅行」も初体験でした。「暑い…」「どこに行っても人が多い…」「夏に動くもんじゃない…」とへばる親の横で、子どもたちはテンションマックス。初めての場所に泊まりがけで行くという特別感を楽しんでくれました。
ちなみに、仕事の方でも初体験がありました。今年は初めて、よさこい祭りにスタッフとして参加。追手筋本部競演場の給水係を担当しました。
担当したのは 8 月 10 日。踊り子さんたちに笑顔でお茶を渡して、「お疲れさま」とねぎらって、ちょっと会話もして…と予想してたのですが、そこはスケジュールがびっちり決まっている追手筋!昼の部と夜の部の間しか休みがないし、2 レーンある!
踊り終わって押し寄せてくる踊り子さんたちを前に、必死でコップを並べ、麦茶を足し、必死でコップを並べ…を繰り返しました。
疲れ果てて帰宅すると、小学 3 年生の長女と年長の次女は「お母さん、明日はよさこいを見に行こう!」。
次女は鳴子を手に、準備万端です。
そうですよね、母だけよさこいを満喫して終わりというのは、違いますよね…。
翌日はココハレの「子ども連れにおすすめの会場」でご紹介した梅ノ辻競演場に行きました。高知新聞のよさこい記者のおすすめポイントの通り、次女は気分が乗り、道ばたで踊っていました。
梅ノ辻、見やすくておすすめです!
「要らない物は捨てなさい」VS「捨てたらかわいそう!」
いろいろあった夏のある日、「おもちゃがなくなった」ということで、長女と次女におもちゃ箱を探すように伝えました。
名称は「おもちゃ箱」ですが、実際は「親に『片付けなさい』と言われた時、めんどくさいからとりあえず全部詰め込んどけ!」の箱。
書きかけのノート、使いかけのシール、仕上がってない塗り絵あたりはまだ分かりますが、折りかけの折り紙、プレゼントの包装紙、何かのおもちゃの部品、いつか拾ったドングリ…、それ、まだ要る?
「要る物は置いておいて、要らない物はもう捨ててくれる?入りきらないから」と促すと、長女はしぶしぶ整理を始めました。でも、ごみ袋に入れるのはほんの少しだけ。
「いやいや、これはもう要らないでしょ?」と私が捨てようとすると、「ダメ!捨てたらかわいそう!」と涙目。いやいやいやいや…。
気持ちは分かるけど、収納には限りがあるし、そもそもそんなに大事な物だったらちゃんと整理をしなさいよ。
そんな話をしながら、捨てる物を分け、ごみ袋に入れました。でも、ごみの日になるとまた、「捨てたらかわいそう!」。
結局、捨てられないまま放置されるごみ袋。これは、夏の忘れ物…?!
子育ての思い出の品、皆さんはどうしていますか?
子どもたちが成長するにつれて、物は増えていきます。
サイズアウトした洋服、園のお店屋さんごっこでゲットしたおもちゃ、運動会で使ったポンポン、ふとした時に描いた絵…。
私は割り切って捨てる方ですが、思い出があるとやっぱり捨てづらく、押し入れに押し込んで先送り状態。親子でよく似ています。
子どもたちが大きくなった時、あの頃を振り返りながら楽しく整理ができたらいいなぁと思っていますが、そんな余裕はできるのか?そもそも、長女も私もこんな感じて、捨てられるのか?
「実家じまい」とか「実家の片付けが大変だ」なんてニュースを見かけると、「将来、子どもに迷惑をかけないようにしないとなぁ」と身につまされる私です。