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週刊高知の子どもニュース 2020年9月20~26日

朝晩の気温がだいぶ下がり、秋らしくなってきました。子どもたちの活動にも「実り」や「運動会」など秋を感じさせる話題が登場しています。

巨大品種のカボチャを育てたのは黒潮町の拳ノ川小学校の子どもたち。地域住民の協力を得ながら育てたカボチャは 92.1 キロ!四万十市のコンテストで大賞を受賞したそうです。

他にも稲刈りや、走り方を学ぶ授業の様子が届きました。食欲の秋、スポーツの秋。過ごしやすい季節を親子で楽しみたいですね。

2020 年 9 月 20 ~ 26 日の子どもたちのニュースを、高知新聞の紙面からお届けします。

いの町吾北で小中高合同運動会 95人が熱戦、住民拍手

真剣な表情で競技に汗を流す児童生徒ら(いの町の吾北小学校)
真剣な表情で競技に汗を流す児童生徒ら(いの町の吾北小学校)

(高知新聞 2020 年 9 月 20 日朝刊より)

吾川郡いの町吾北地域で初めての小中高合同運動会が19日、同町小川西津賀才の吾北小学校で行われた。児童生徒95人が白熱した競技を繰り広げ、住民から大きな拍手が送られた。

児童生徒の減少などに伴い、吾北小と吾北中は昨年初めて合同運動会を開催。今年は、文化祭と運動会を毎年交互に開いている追手前高吾北分校が加わった。3校は今月に入り計4回、合同で練習を行ってきた。

小学生43人、中学生25人、高校生27人が紅白2チームに分かれ熱戦を展開。全25種目のうち、リレーや大縄跳びなど8種目は学校の枠を超えて行われた。小中高全員参加の綱引きでは、高校生が「頑張って勝とうな」と小学生に声をかけ、力を合わせて綱を引き合っていた。

観戦した地域住民は「久しぶりにこんなに大勢の子どもを見られて元気がもらえました」と明るい表情。吾北分校3年の山岡傑(すぐる)さん(17)は、「小学生と一緒に競技をするのに戸惑いもあったけど、地域にとっていい機会になったと思う」と笑顔で話していた。(山崎友裕)

紀貫之や特産トマト発信を 南国市国府小児童が市長に提案

平山耕三市長らに古里の活性化策を提案する国府小学校の児童ら(南国市の同校)
平山耕三市長らに古里の活性化策を提案する国府小学校の児童ら(南国市の同校)

(高知新聞 2020 年 9 月 20 日朝刊より)

南国市の国府小学校6年生8人が「古里の未来」について平山耕三市長に提案する意見発表会が18日、南国市国分の同校で開かれ、VR(仮想現実)などの最先端技術を活用した紀貫之や地元野菜の発信など多彩な活性化策をプレゼンテーションした。

「町の未来を描こう」と題した古里教育で、9月初旬から準備してきた。「市政に反映してもらいたい」と平山市長を招待し、国分、比江、左右山の地区代表や国府史跡保存会長にも出席を呼び掛け。地元恒例の「土佐日記門出のまつり」で披露する「まほろば囃子(ばやし)」の関連グッズ開発などのアイデアを3班に分かれて発表した。

紀貫之をテーマにした班は、「小学時代は授業や祭事で関わるが、大人になると触れる機会が少なくなる」などと指摘。VRやAR(拡張現実)技術による昔の丸亀城体験など香川県の取り組みを参考に、「国府歴史体験アプリを作り、史跡を通して人と人をつなごう」などと呼び掛けた。

また、人気ユーチューバーに地元特産の「まほろばトマト」を発信してもらう方法なども提案。平山市長らも「古里への熱い思いが伝わるアイデアばかり。新しい発想を市政の参考にしたい」と応じていた。

市長招待を働きかけた岡美由紀さん(11)は「市を支えている方に伝えれば、古里をもっと良く変えてくれるかもと思った」と話していた。(横田宰成)

佐喜浜小児童 鎌で稲刈り 室戸市

稲刈りを楽しむ子どもたち(室戸市佐喜浜町)
稲刈りを楽しむ子どもたち(室戸市佐喜浜町)

(高知新聞 2020 年 9 月 20 日朝刊より)

室戸市の佐喜浜小学校3、4年生13人がこのほど、稲刈りを楽しんだ。自分たちで種もみシートを敷いた田んぼに実った稲を丁寧に鎌で刈り取っていった。

地元農家の西河誠司さん(59)が、種もみを挟んだ布製シートを田に直接敷いて発芽させる有機栽培に取り組んでおり、5月のシート設置や収穫に同校児童を毎年招いている。

子どもたちは17日、西河さんから鎌の使い方などを教わった後、黄金色に輝く田んぼでテンポよく刈り取り。コンバインに乗せてもらったり、脱穀の様子を見学したりした。

収穫したコメは、おにぎりにして食べる予定。3年の前田栞奈さん(8)は「大きく育ってうれしい。稲刈りは初めてで、鎌で刈る、ざくっという感触が気持ちよかった。食べるのが楽しみ」と話していた。(大野耕一郎)

育てたよ92キロカボチャ コンテストで3児童が大賞 四万十市

大賞をとった拳ノ川小学校の児童(四万十市のJA高知県西土佐支所)
大賞をとった拳ノ川小学校の児童(四万十市のJA高知県西土佐支所)

(高知新聞 2020 年 9 月 22 日朝刊より)

巨大品種のカボチャを育てて重さなどを競う「がいにビックリたまげた大会」がこのほど、四万十市西土佐江川崎のJA高知県西土佐支所で開かれた。

農作業に遊び心を持ってもらおうと、同支所青壮年部が毎年開催しており32回目。飼料用品種「アトランティック・ジャイアント」の苗を希望者に配っており、18日の大会には同市や幡多郡大月町、高岡郡四万十町などから20個人・団体が計52個を出品した。

会場に並んだ巨大カボチャは、同支所の若手男性職員が腕を震わせながら2~3人がかりで持ち上げ、一つずつはかりに載せていった。

最も重い「ビックリ賞」大賞は、92・1キロを記録した幡多郡黒潮町の拳ノ川小学校。4年の今西遥斗君(9)、3年の伊与木斗真君(8)、中川睦月君(8)の3人が、地域住民の協力を得ながら約4カ月をかけて育てた。

今西君は「すっごくうれしい! いっぱい水をあげたり、草引きを頑張ったりしたから大きく育ってくれたと思う」と笑顔だった。(平野愛弓)

四万十市の不破八幡宮で大祭 園児の太鼓に拍手

和太鼓を披露する中村幼稚園児(四万十市の不破八幡宮)
和太鼓を披露する中村幼稚園児(四万十市の不破八幡宮)

(高知新聞 2020 年 9 月 23 日朝刊より)

高知県四万十市不破の不破八幡宮でこのほど、秋季例大祭が行われた。新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小。恒例の「神様の結婚式」は見送られたが、地域住民らが園児の和太鼓演奏などを楽しんだ。

例年は2日間の日程を1日に短縮。男みこしと女みこしをぶつける全国的にも珍しい「神様の結婚式」のほか、幡多神楽や奉納こども相撲なども取りやめた。

19日は神事の後、中村幼稚園の園児41人が和太鼓を披露。元気いっぱいのかけ声と力強い音色が境内に響き、観客から拍手が送られた。出店も並び、親子連れらがひととき、祭り気分に浸った。

亀谷文裕宮司(36)は「初めての状況で、開催に葛藤があった。神事では疫病が一日も早く収束するようにお願いしました」と話していた。(今川彩香)

宿毛で「星空映画館」 親子連れら350人楽しむ

野外で迫力満点の映像を楽しんだ「星空映画館」(宿毛市山奈町芳奈の市総合運動公園)
野外で迫力満点の映像を楽しんだ「星空映画館」(宿毛市山奈町芳奈の市総合運動公園)

(高知新聞 2020 年 9 月 24 日朝刊より)

野外に設置したスクリーンで映画を上映する「星空映画館」が22日、高知県の宿毛市総合運動公園で開かれ、市内外の親子連れら約350人が、開放的な空間で大迫力の映画を楽しんだ。

新型コロナウイルスの影響で地域のイベント中止が相次ぐ中、対策をとった上で思い出に残るイベントを行おうと、宿毛青年会議所(立田昌敬理事長)が企画した。

多目的グラウンドの防球フェンスに縦6メートル、横10メートルのスクリーンを設置。参加者は土のグラウンドにマットを敷いたり、いすを置いたりして鑑賞した。

上映したのは「ジュラシック・ワールド」。さまざまな恐竜が画面を駆けめぐり、人を襲うシーンでは、子どもたちは口をあんぐり。迫力満点の映像を楽しんだ。

会場にはうどんや焼き鳥の屋台も並び、多くの人が買い求めた。友人家族と訪れた兼松綾さん(42)=同市松田町=は「子どもたちは毎日楽しみにしていた。ストレス発散になったと思う」。小学校3年生と年長の子どもは「楽しかった!」と声を上げていた。(新妻亮太)

ドローン正確に飛ばせ 高知市浦戸小 プログラミング生かす

プログラミングにより自動飛行するドローンを見守る児童ら(高知市の浦戸小)
プログラミングにより自動飛行するドローンを見守る児童ら(高知市の浦戸小)

(高知新聞 2020 年 9 月 25 日朝刊より)

高知市の浦戸小で24日、プログラミング学習を生かしてドローンを正確に飛ばす授業が行われ、3~6年生23人が挑戦した。

同小は7月から、プログラミングによって自動飛行する小型ドローンを総合的な学習に取り入れており、防災学習や地域活性化への活用などを見込んでいるという。

児童らはグループに分かれ、体育館内に段ボールなどで造られた障害物をメジャーで計測。ドローンがそれらを避けて飛ぶよう、タブレットのアプリを使って「右に50センチ、前に200センチ…」などと飛行ルートを細かく打ち込んだ。

モーターの出力に機体差があり、各チームはドローンが障害物にぶつかるたび微調整を繰り返した。6年の楠瀬啓斗君(11)は「センチ単位で調整するのが難しかったけど、協力してクリアできた」と笑顔を見せていた。(野村圭)

ボルト元選手の練習法を伝授 旭小で和田さん(兵庫県)授業

ジャマイカで習得した練習法を伝授する和田賢一さん(高知市の旭小)
ジャマイカで習得した練習法を伝授する和田賢一さん(高知市の旭小)

(高知新聞 2020 年 9 月 26 日朝刊より)

陸上男子100メートルの世界記録を持つウサイン・ボルト元選手の練習法を学ぶ授業が25日、高知市本宮町の旭小学校で行われ、5、6年生118人が10月の運動会に向けて、速く走れる方法の習得に挑んだ。

講師は、2014年ビーチフラッグス世界2位の和田賢一さん(32)=兵庫県淡路市。同年にジャマイカのボルト選手=当時=が所属するチームで3カ月間一緒に練習。100メートルのタイムが1秒縮んだ経験を生かし、各種スポーツのプロ選手や児童らに走り方の指導をしている。

授業は高知商業高校が企画し、スポーツマネジメント科の2年生36人が事前に走り方を習得。自ら児童に手本を見せるなど、指導をサポートした。

児童は足を高く上げる練習から始め、和田さんの「足を速く回そう」「かかとを付けずに」といった指導を聞きながら体育館を疾走。和田さんは「足の速さは才能ではなく、練習で速くなれる。自分を信じて挑戦して」とエールを送った。

6年生の吉村優花さん(11)は「前より速く走れたような気がした。運動会で勝てるように練習したい」と意気込んでいた。(野村圭)

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ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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