小学5年生が牧野博士の生涯を解説しています|週間高知の子どもニュース(2021年5月1~7日)
今週の子どもニュースは 16 本!地域での活動や、「こどもの日」にちなんだフラフの話題など、読み応えたっぷりでお届けします。
高知県立牧野植物園で活動しているのは、高知市の長浜小 5 年生・川本琉楓さん。牧野富太郎博士について学び、「先生のことをたくさんの人に知ってもらいたい」と植物園で月 1 回、「牧野先生のおはなし」を続けています。
2021 年 5 月 1 ~ 7 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。
目次
- 土佐清水の街に〝メジカのぼり〟泳ぐ 名産・宗田節の原料、フラフにも
- お米食べたい!土佐市高石小児童が田植え体験
- 南国市長岡小児童 地元特産のスイートコーンの苗植える
- 園児と浜田高知県知事、こいのぼり揚げ 高知市の県立美術館
- 親子連れ、音楽や劇楽しむ 高知市でこども劇場フェス
- 防犯標語入りこいのぼりで詐欺防止 園児が手作り、高知市愛宕商店街
- 稚アユ 大きくなってね 黒潮町 園児が2500匹放流
- 高知ファイティングドッグス選手が園児に野球指導
- アオリイカ元気に育て 大月町柏島 児童が産卵床づくり
- むろと廃校水族館の柱に成長刻む 室戸市
- F1、サーフィン、バイク 高知の空に個性派フラフはためく
- 高知市長浜小5年生・川本さん 牧野博士の生涯を解説 植物園で活動3年
- 高知市神田小5年・有安さん 「整頓のプロ」へ精進 アドバイザー準1 級を取得
- 山北ミカン咲く中、香りに包まれ...香南市香我美町で80人ウオーク
- トンボの環境守れ 四万十市トンボ自然公園で家族連れら田植え
- 70年続く伝統行事...田野町の中学生、一番茶摘み取り100キロ収穫
土佐清水の街に〝メジカのぼり〟泳ぐ 名産・宗田節の原料、フラフにも
(高知新聞 2021 年 5 月 1 日掲載)
土佐清水市天神町の商店で、こいのぼりならぬ〝メジカのぼり〟が風に揺れている。
掲げているのは同市の特産品、宗田節の加工商品を手掛けている田中慎太郎さん(44)。息子の響志郎ちゃん(3)の初節句にこいのぼりを作る時にピンときた。「宗田節の原料のメジカにしたら面白いのでは」
知り合いの染め工場に特注。背中の独特の模様などを表現してもらうため、本物のメジカを持参して参考にしてもらった。フラフも金太郎がメジカに乗っている姿を描いてもらった。
店の上でたなびく、メジカのぼりとフラフ。「メジカだ、と当てられたことはないですが…」と田中さん。「たぶん日本で唯一のもの」と話し、息子の健やかな成長を願っていた。(山崎彩加)
お米食べたい!土佐市高石小児童が田植え体験
(高知新聞 2021 年 5 月 1 日掲載)
土佐市中島の高石小学校の5年生12人がこのほど、近くの休耕田で田植えを体験した。「早くできたお米を食べたい」と笑顔で作業した。
同校はこれまで、農業体験の一環で5年生が稲刈りをしていた。より幅広くコメ作りを学ぼうと、今年から、水の管理や病害虫の観察なども行うことにした。
児童は4月28日、県中央西農業振興センター職員らから「倒さずに真っすぐに植えて」などとアドバイスを受け、真剣な表情で約100平方メートルに手作業で苗を植え付けていった。稲刈りは8月ごろの予定で、西森心洸(みひろ)君(11)は「距離を均等に植えるのが難しかった。いい勉強になりました」と話していた。(山崎友裕)
南国市長岡小児童 地元特産のスイートコーンの苗植える
(高知新聞 2021 年 5 月 1 日掲載)
南国市下末松の長岡小学校の1、2年生94人がこのほど、近くの畑で長岡地区特産のスイートコーンの苗を植えた。JA高知県と連携した食育授業の一環で、雑草引きなども行い、6月下旬ごろの収穫を予定している。
県内主要産地の一つの同地区では、8戸が約7ヘクタールで栽培。果物のような甘みとジューシーさが特長だ。
同校は、JA高知県長岡支所が借りている田畑で稲作などの食育に取り組んでおり、スイートコーンは3年前から栽培している。
児童らは4月26日、同支所青壮年部員10人の指導を受け、イエロー種のゴールドラッシュを植え付け。「風邪引かないでね」と声を掛けながら土をかぶせていった。
1年生たちは「初めてトウモロコシを植えたけど、うまくできた」とにっこり。収穫後は給食になる予定で「おいしく育つかな」「早く食べたい」と待ち切れない様子だった。
この日は、近くの長岡東部保育園の園児54人も苗を植えた。(横田宰成)
園児と浜田高知県知事、こいのぼり揚げ 高知市の県立美術館
(高知新聞 2021 年 5 月 1 日掲載)
「こどもの日」を前に30日、高知市高須の県立美術館の広場で、同市内の園児らが浜田省司知事と一緒にこいのぼりを揚げた。
この時期の恒例行事で、昨年は新型コロナウイルスの影響で見送られたため2年ぶり。鏡川保育園(鴨部1丁目)と一宮幼稚園(一宮東町1丁目)の園児計65人が参加した。
園児手作りのかぶととレイを贈られた浜田知事は、「みなさんが仲良く元気に育つよう、そして早く悪い病気がいなくなるように願いを込めて揚げましょう」と語り掛けた。
元気な合唱に合わせて6匹のこいのぼりが上空へ。園児らは「たかーい」と歓声を上げ、「みんなであげたき楽しかった」と喜んでいた。(浜田悠伽)
親子連れ、音楽や劇楽しむ 高知市でこども劇場フェス
(高知新聞 2021 年 5 月 2 日掲載)
NPO法人「高知市こども劇場」の創立50周年記念フェスティバル「レッツ50!! みんなぁあつまれ」が1日、同市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」で始まり、たくさんの親子連れが音楽や人形劇などを楽しんだ。
同劇場は、地域の母親や学生らが1971年に創設。普段は会員制で舞台鑑賞を行っているが、節目の年に多くの人に観劇の魅力を知ってもらおうとフェスを企画した。
鍵盤ハーモニカ奏者のミッチュリーさんとギター奏者の高田亮介さんによる大迫力のライブで幕開け。会場を七つに分け、紙芝居やパントマイムなどが披露され、輪投げや金魚すくいのコーナーも盛り上がった。
5歳と2歳の子どもと人形劇を見た宗石沙織さん(36)=香美市=は「子どもが笑いながら見ていて、私も楽しめました」とにっこり。同NPOの中郷千尋理事長は「子どもの心の動きを感じたり、いろんな人とつながれるのがこども劇場の魅力。これからも続けていきたい」と話した。(松田さやか)
防犯標語入りこいのぼりで詐欺防止 園児が手作り、高知市愛宕商店街
(高知新聞 2021 年 5 月 2 日掲載)
高知市の愛宕商店街の各店に、あたご幼稚園の園児24人が作った防犯標語入りの紙製こいのぼりが飾られている。
特殊詐欺被害ゼロの日(4月30日)に合わせ高知署が企画。「だまされないで」といったかわいいメッセージ付きで、店主らに手渡された=写真。高知愛宕郵便局の谷本賢也局長(51)は「多くの人に見てもらえる」。園児の嶋村彩希ちゃん(5)は「貼ってくれてうれしい」と笑顔だった。
稚アユ 大きくなってね 黒潮町 園児が2500匹放流
(高知新聞 2021 年 5 月 3 日掲載)
子どもたちに自然の大切さを知ってもらおうと、幡多郡黒潮町の住民でつくる「佐賀の伊与木川を守る会」はこのほど、同町の佐賀保育所の園児を招き、稚アユ約2500匹を伊与木川へ放流した=写真。
同会が春に企画している取り組みで10回目。4月30日はふ化して約4カ月、体長7センチ前後に成長した稚アユを用意した。
約20人の園児たちは、稚アユを見て「いっぱいおる!」「小さいサバみたい」と大はしゃぎ。バケツを傾けて放流した稚アユへ「大きくなってね」と手を振っていた。
同会の明神照男会長(85)は「人間以外の生き物を大事にすることが、ゆくゆくは人間が生きる道を残すはず。子どもたちには、小さい頃から川に親しんでほしい」と話していた。(河本真澄)
高知ファイティングドッグス選手が園児に野球指導
(高知新聞 2021 年 5 月 3 日掲載)
本山町の本山保育園でこのほど、高知ファイティングドッグス(FD)の野球教室が開かれ、園児19人が夢中になってプレーした=写真。
FDが4月に開校した小学生対象の野球スクールのコーチ、宮田孝将さんと浅利章太さんが4月27日に指導。ボールの投げ方や打ち方を「トントンクルッ」などとリズムに置き換え、園児に分かりやすく教えた。上村勇心(いさみ)ちゃん(5)は「遠くまで球が飛んだのが楽しかった!」と元気に話していた。
アオリイカ元気に育て 大月町柏島 児童が産卵床づくり
(高知新聞 2021 年 5 月 4 日掲載)
幡多郡大月町弘見の大月小学校の児童がこのほど、同町柏島の海にアオリイカの産卵床となるヒノキの間伐材を沈めた。
産卵床づくりは、海水温の上昇などで藻場が減少する中、すくも湾漁協やNPO法人黒潮実感センターなどが2001年から続けている。近年は、環境学習の一環として児童を招いている。
6年生27人は、山の栄養分が河川を経て海へ流れ込むことなどを勉強してきた。4月21日は町森林組合が民有林から切り出したヒノキ間伐材(約2メートル)に「元気な子どもを産んで」などと書いたプレートを取り付け、船上から海へと落としていった。
地元ダイバーらの手助けで約50本を沈め、柏原蒼君(11)は「山の木が、海の生き物に役立つのが実感できて楽しかった。たくさん卵を付けてほしい」と笑顔で話していた。
産卵のピークは5月中旬~6月中旬で、同校は水槽に入れた卵の観察や、成長したイカを解剖する授業も検討しているという。(新妻亮太)
むろと廃校水族館の柱に成長刻む 室戸市
(高知新聞 2021 年 5 月 4 日掲載)
子どもたちの健やかな成長を願おうと3日、室戸市室戸岬町のむろと廃校水族館で県産材の柱に子どもの成長を刻むイベント「せいくらべ」が開かれ、親子連れらが成長を確かめたり記念写真を撮ったりして楽しんだ。
こどもの日に合わせ、土佐れいほく観光協議会(長岡郡本山町)と共同で企画。同町の「ばうむ合同会社」が提供した嶺北産スギの板材を屋外プールの柱に設置した。室戸市内の畳店から購入した畳も敷いて家庭の雰囲気も演出した。
子どもたちは柱に沿って立ち、背筋をぴーん。スタッフが彫刻刀で刻んだ柱の印を見て「意外と高い!」「大きくなったでしょ?」などと大喜びし、鉛筆で名前を記していた。
高知市から家族で訪れた中田智己君(11)は「柱に記録を付けたのは初めてで、楽しかった。次来たらどれくらい違うか楽しみ」。母の美香子さん(44)は「自分たちが子どもの頃はよくやっていた。懐かしい」とうれしそうな表情で、記念写真に収めていた。
同館では、来年以降も恒例行事とし、成長を確かめる機会を提供予定。(板垣篤志)
F1、サーフィン、バイク 高知の空に個性派フラフはためく
(高知新聞 2021 年 5 月 5 日掲載)
青空にフラフはためく「こどもの日」―。こいのぼりと共に端午の節句を彩る風物詩、フラフが県内の空に翻っている。多くは武者や昔話のヒーローをあしらった伝統的な絵柄だが、個性がキラリと光る特注品も見られ、道行く人の目を楽しませている。
香南市野市町西野にはためくのは「音速の貴公子」と呼ばれたF1ドライバー、故アイルトン・セナのフラフ。黄金期を築いたマクラーレン・ホンダのマシンを駆り、桃太郎がチェッカーフラッグを振るう、遊び心豊かなデザインだ。
注文した笹岡誠さん(37)は、長男(1)に「成那(せな)」と名付けるほどの大ファン。「世界に一つだけのフラフで、息子の一生の思い出に」と特注した。背景もセナの母国、ブラジル国旗のカラーにするこだわりだ。
「勝ちにこだわる執着、本気でレースに臨む姿が大好き。見た目もカッコいい」と笹岡さん。お子さんもいずれレーサーに? 「いえ、元気に育ってくれたらそれが一番」。そう言って目を細めた。
南国市篠原の住宅地で風に舞うのは、サーフィンを楽しむ金太郎のフラフ。サーフィン好きの池本俊彦さん(30)が7カ月の長男、早玖(さく)ちゃんの初節句に用意した。
俊彦さんの母、泰世さん(60)によると、俊彦さんの時は伝統の「コイ抱き」だったが、俊彦さんは「自分の子にはサーフィン」と決めていたそう。4月24日に揚げて以降、近所の注目の的で、カメラに収める人もちらほらいるのだとか。
同市の西島園芸団地では、大型バイクのフラフ2枚が異彩を放つ。1枚は桃太郎、もう1枚は上杉謙信がバイクにまたがり、大空をツーリングしているかのように風になびいていた。
デザインは違っても、たくましく勇ましい今昔のヒーローを描いているのは同じ。英雄にあやかってわが子の健やかな成長を願う親心は、いつの時代も変わらない。(小笠原舞香、横田宰成)
高知市長浜小5年生・川本さん 牧野博士の生涯を解説 植物園で活動3年
(高知新聞 2021 年 5 月 5 日掲載)
「牧野富太郎先生は日本の植物分類学の父と呼ばれています」。県立牧野植物園(高知市五台山)で、牧野博士の生涯を解説する小学生がいる。同市の長浜小5年、川本琉楓(るか)さん(10)。帽子とちょうネクタイ姿の小さな〝牧野先生〟の話に、来園者はじっと耳を傾けている。
川本さんが牧野博士を知ったのは、小学1年で受講した「こうち子ども観光大使育成プログラム」。県内の教員たちが高知の魅力を発信できる小学生を育てようと始めた取り組みで、高知の歴史や食、偉人を学んだ。
川本さんは「戦いをせず、植物と一緒に生きたところがすごい」と憧れるように。祖母の広美さん(73)と高岡郡佐川町にあるゆかりの場所を訪ねるなどして知識を深めた。
「植物を心から愛した先生のことを、たくさんの人に知ってもらいたい」という思いが募った小学2年の秋、牧野植物園に発表の場を設けてほしいと依頼。同園の快諾で月1回の「牧野先生のおはなし」が始まった。
毎月第3日曜日に、およそ5分間。生い立ちから極貧時代、ムジナモやスエコザサなど名付けた植物のエピソードを、原稿を持たずに紹介する。
特に力が入るのは、「日本植物志図篇」などの自費出版に打ち込むくだり。
「大好きな植物を本にまとめようとした先生の気持ちを考えると強く言いたくなる」そうで、「家は貧乏のどん底です。家賃が払えなかったので30回以上引っ越しました」。抑揚をつけながら話を進めるうちに、声が大きくなっていく。
50人以上の前で話すこともあり、「よく分かった」「すごいね」と声を掛けられることも多い。一番うれしいのは質問で、「答えられたらうれしいし、答えられなかったら、そこを調べてもっと知ることができるから」。およそ3年間こつこつと続けるうちに「話の幅も広がり、深みも増した」と同園の職員。今年3月には同園から感謝状も贈られた。
今年の目標は隣に立つようになった4歳の妹、絆心(きずな)ちゃんを育てること。毎月の活動を振り返るノートの表紙には「心に花をさかせよう」と記している。(沢田万亀)
高知市神田小5年・有安さん 「整頓のプロ」へ精進 アドバイザー準1 級を取得
(高知新聞 2021 年 5 月 5 日掲載)
「片付けなさーいっ!」。連休中、子どものおもちゃが散乱した部屋で、こう叫んだ方もいるのでは―。高知市の神田小5年、有安芽衣咲(めいさ)さん(10)も以前は叱られる側だったが、ある時「整理整頓の楽しさ」に目覚めた。スペシャリストを目指し、整理収納アドバイザー準1級の資格も取得。「部屋が片付いたら、物を探す時間が減って、遊ぶ時間が増えました」。にこにこ顔で〝お片付けの真理〟を説いた。
「ここはリカちゃん(人形)を置く場所。物はできるだけ分類して、高いところは取りやすいカゴに入れちゅう」。芽衣咲さんが自宅の居間にある、おもちゃ置き場を案内してくれた。
よく使うおもちゃは中段の棚に集め、ボードゲームは積み重ねず縦に並べる。小物を入れたカゴには分類ラベルを貼る―など、見やすく取り出しやすい工夫を凝らす。
現在は、妹の結衣花(ゆいか)さん(7)の分も進んで片付けるが、以前は「物をぽーいって置いて、ぐちゃぐちゃだった」そうだ。
2019年春、母親の真奈さん(40)と一緒に同市の整理収納アドバイザー(1級)、おりのまさこさんの話を聞き、自宅にも来てもらった。分類・収納法を楽しく学び、生活が一変したという。
「全部本人任せ。私は片付けが苦手なので、とても助かっています」と真奈さん。
芽衣咲さんは昨夏からアドバイザーの資格取得にも挑戦。分厚い通信教材をこつこつ読み、今年4月に準1級に合格した。「5年生のうちに1級を取りたい」と、今も勉強を続けている。
「整理整頓ができるようになって、よかったことは?」と尋ねると、芽衣咲さんは、物を探す時間が減る「時間的効果」▽無駄な買い物が減る「経済的効果」▽なくし物の不安が減り、心に余裕が生まれる「精神的効果」―の三つのメリットを挙げてくれた。
「精神的効果を知った時、『まじ、それな』って思った。こんないいことがあるって分かっちゅうき、片付けられる」。そう話した芽衣咲さん。「(コロナ禍で)家から出られない時にもお片付けはおすすめ。小さい場所からやっていくのがいいと思う」と、気軽に取り組むことを提案している。(松田さやか)
山北ミカン咲く中、香りに包まれ...香南市香我美町で80人ウオーク
(高知新聞 2021 年 5 月 7 日掲載)
山北ミカンの産地、香南市香我美町山北でこのほど「みかんの花ウォーキング大会」が開かれ、1~85歳の町民ら80人がミカン畑が広がる農道約2・3キロを歩いた。
新型コロナウイルス禍での巣ごもりが続く中、自然の中で住民同士が交流を深め健康づくりにつなげてもらおうと、山北地区まちづくり協議会が初めて企画。1日に開催した。
例年より早く開花した花は咲き終わりかけていたものの、一帯には甘い香りがしっかり漂い、参加者は元気にてくてく。香我美小学校4年の秋元森葉さん(9)は「どこに行ってもいい香り。友達と話しながら歩けて楽しかった」と笑い、父親の俊宏さん(38)も「人となかなか会えない中、地域の人と交流できてよかった」と話していた。(深田恵衣)
トンボの環境守れ 四万十市トンボ自然公園で家族連れら田植え
(高知新聞 2021 年 5 月 7 日掲載)
四万十市具同のトンボ自然公園でこのほど、トンボの生息環境づくりにと整備された水田に市内外の家族連れら約30人がコシヒカリの苗を植え、水田で暮らす生き物の観察を楽しんだ=写真。
近年見られなくなった種のトンボを取り戻そうと、地元有志らが取り組む「トンボ田んぼプロジェクト」の一環。水田は1月に整備され、今回は同プロジェクトのメンバーや公園を管理する公益社団法人「トンボと自然を考える会」が体験学習として企画した。
子どもたちは1日、水田で熱心に生き物を探し、アキアカネの幼虫やドジョウ、アメリカザリガニなどを発見。同会の職員が「アキアカネの幼虫は1年ほどで羽化する」「このザリガニは外来種。元はウシガエルの餌として輸入された」などと解説していた。
田植えでは、泥だらけになりながら約10アールの水田いっぱいに苗を植えた。東山小学校5年、安岡朋映さん(10)は「腰が疲れたけど、泥の感触が楽しかった」と笑顔だった。(今川彩香)
70年続く伝統行事...田野町の中学生、一番茶摘み取り100キロ収穫
(高知新聞 2021 年 5 月 7 日掲載)
安芸郡田野町の田野中学校の生徒39人がこのほど、同校の茶畑「桃山茶園」で一番茶を摘み取った。ボランティアの住民や保護者も手伝い、約100キロを収穫した=写真。
約70年続く伝統行事。3日は、学年ごとに収穫目標を決め、午前8時前に作業を開始した。生徒らは一つの芯の先から3枚目までの葉を摘む「一芯三葉」で、丁寧に摘んでいった。
傾斜地を上り下りしながらの作業で、生徒は「意外と重労働」と苦笑しながらも和気あいあい。茶葉は生徒が販売し、収益を修学旅行や卒業アルバム費用の一部などに充てる。(植村慎一郎)