小学1年生、無事に修了!「わが子を褒める」は「もうすこし」の母でした|「ママと記者やってます」㊱
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子どもは 1 年生と年少児の姉妹。うまくいかない子育てに悩み、体力・気力の衰えを嘆いています。泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、そんなどたばたの毎日をご紹介します。
小学 1 年の長女が無事、修了式を迎えました。親の私にも通知表があるとしたら、「子どもを褒める」は「もうすこし」。わが子を褒めるのが相変わらず苦手です。
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長女、初めての修了式。「お尻が痛かった」そうです
3 月 24 日、長女が通う小学校でも修了式が行われました。「体育館でみんなで集まった」とのこと。コロナが落ち着いてきてよかったと感慨深く聞きながら、「ずっと三角座りで、お尻が痛かった」という感想にずっこけました。
この 1 年は親の私にとっても、小学校に慣れていく 1 年となりました。「1 人で学校に行ける?」とやきもきしたり、「勉強についていけるだろうか」「お友達ができるだろうか」と心配したり。
先生との距離感も保育園とは変わり、最初はつかめませんでした。1 学期の個人面談で「先生からご覧になって気になることがあったら、何でも教えてください」と直接話せて、少し気持ちが落ち着きました。
長女の毎日の様子と「便りのないのはよい知らせ」を総合的に判断して、「きっと大丈夫なんだろう」と思うようにしました。
毎晩のプリントチェックは、間違ったところばかり目が行ってしまい…
いまだに「しんどいなぁ」と思うのが、毎晩のプリントチェックです。学校からのお手紙も多いですし、国語と算数のプリントも何枚か入っています。
チェックするのは帰宅した 19 時頃か、お風呂とご飯が終わり、洗濯が完了するのを待つ 21 時前です。どちらも時間がないので、ざーっと見ます。
すると、目が行くのが間違ったところ。
「あれ?15ー8 をどうして間違ったの? 6 じゃないでしょ」「この片仮名、形が変じゃない?」「『よっかった』って何?『よかった』でしょ」
プリントから顔を上げると、長女の顔が残念そう。しまった!またやってしまった!
「できていないところ」から指摘してしまう、私の悪い癖です。
長女の物語を読んで、反省しました
こういう時は、過去にインタビューした皆さんの声がよみがえります。
「『宿題しなさい!』と叱るんじゃなくて、鉛筆を持ったら『鉛筆持った!すごい!』とか『鉛筆を持ったその人さし指がすてき』とか」
「まだ漢字を 1 個も書いてなくてもいいんです。できてるささいなことはどんどん褒めてあげてください」
ココハレでは「わが子を褒めて育てましょう」という記事を書いているのに、全然駄目じゃないか。実践せねば。
チャンスは程なくやってきました。長女が先日、「今から物語を書く!」と宣言。何やら熱心に書き始めました。
タイトルは「森の大ぼうけん」。仲良しの兄弟の冒険物語だそうで、「読んでー!」と持ってきました。
文字はびっしり。句点がないし、段落を変えていないし、「いう」が「ゆう」になってるし…とツッコミどころは多々ありますが、読み進めました。
物語はこちらの想定以上にあれこれ展開していきます。「伝説の石」を見つけるというシーンで、主人公が悩んでいました。「なぜ?」と思いながら読み進めると、こうありました。
「ぼくたちが(でんせつのいしを)見つけたら でんせつではなくなってしまうからです」
へぇ、いつの間にかそんなことを考えるようになったんだ。声を上げて笑った私を見て、長女はにこにこしていました。細かい点を指摘する前に、長女が表現したいことを大事にしていかねばと、あらためて感じた出来事でした。
ちなみに、「森の大ぼうけん」の最後はこう締めくくられていました。
「ぼうけんたのしかったね。よっかった」
「よっかった」はどうも癖になっているようで…、こちらは 2 年生になるまでに直したいと思います!