まるちゃんの“かわいい”がいっぱい!|高知市の横山隆一記念まんが館「『ちびまる子ちゃん展』に行ってみた」の巻
国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」制作の貴重な資料がズラリ。フォトスポットもあります
テレビアニメの放送開始 30 周年を記念したイベント「ちびまる子ちゃん展」が、2021 年 10 月 8 日(金)、高知市九反田の横山隆一記念まんが館で始まりました。
国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」制作の裏側を、スケッチや絵コンテなど約 350 点の貴重な資料で紹介しています。フォトスポットやジオラマ、作者・さくらももこさんのプライベート作品なども楽しめます。
まるちゃんの“かわいい”がいっぱい詰まった会場をココハレ編集部が早速取材しました!
「ちびまる子ちゃん展」のイベント紹介ページはこちら
少女マンガ「りぼん」で連載!アニメ放送は30周年
「ちびまる子ちゃん」は 1986 年、少女漫画雑誌「りぼん」(集英社)で連載が始まりました。作者はさくらももこさんで、自身の少女時代をモデルにした作品です。2018 年に刊行された 17 巻を最後に、累計発行部数 3250 万部を記録しています。
1990 年からアニメ放送が開始され、「おどるポンポコリン」は大ヒット。国民的アニメとなった「ちびまる子ちゃん」は 2020 年に放送開始 30 周年を迎えました。
初日の午前中にたまちゃんになりきった(髪型はまるちゃんですが…)ココハレ編集部・藤川が取材してきました。企画展の見どころなどをご紹介します!
会場は3階です
「ちびまる子ちゃん展」は 3 階の企画展示室で開かれています。
会場には「おどるポンポコリン」などのBGMが流れ、まるちゃんの世界に入り込めます。
まずはキャラクター紹介から
会場に入ると、おなじみのキャラクターがお出迎え。プロフィール、映像、さくらももこさん直筆の色紙絵で紹介しています。
アニメ制作に欠かせない!「キャラクター早見表」
アニメ制作に欠かせないのが、キャラクターの身長や顔の比較が一目で分かる「早見表」。制作スタッフは皆さん机の前に貼っているそうです。
アニメの歴史を年代順に紹介
企画展の見どころは何と言っても、さくらももこさんが描いた原画やセル画、スケッチなど。アニメ放送 30 年の流れを制作技法の変化とともに楽しめます。
今となっては薄いペーパーに線で描いたセル画は貴重なものだそう。デジタル化が進んだ今でも、背景を手描きすることも。資料それぞれに放送回のタイトルやシーン、描き方の説明が付いています。
さくらももこさんのプライベート作品は必見です!
もう一つ必見なのは、さくらももこさんがプライベートで作っていた作品など。誰かに見せる訳でもなく、自分のために制作していたものだそうで、アトリエや事務所にあった作品が展示されています。
こちらのコーナーは写真撮影ができません。
ジオラマやフォトスポットで立体のまるちゃんに会える!
アニメに登場する場面をジオラマやフォトスポットで展示しています。
企画展限定のグッズもたくさん!
グッズ売り場はまんが館を出て右手にあります。入る際は企画展のチケットが必要です。
企画展限定のデザインをプリントしたお菓子や文房具、お名前スタンプなど、グッズ売り場にも「かわいい」があふれています。
11月28日までの開催です
アニメ化 30 周年記念企画「ちびまる子ちゃん展」は 2021 年 11 月 28 日(日)まで開かれています。
最後に一句。「まるちゃん展 かわいいたくさん また行きたい」
こころの心の俳句…お粗末でした。
おむつ台は1階の多目的トイレにあります
おむつ台は 1 階、エレベーター横の多目的トイレにあります。
- 住所:高知県高知市九反田 2-1 高知市文化プラザかるぽーと内
- 電話:088-883-5029
- 開館時間:9:00~18:00(最終入館 17:30)月曜休館です