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電気代値上げの対策は?「異次元の少子化対策」って?ココハレサポーターズがママ目線で語ります!

電気代値上げの対策は?「異次元の少子化対策」って?ココハレサポーターズがママ目線で語ります!

高知県内の 8 人のお母さんたちでスタートした「ココハレサポーターズ」。「サポーターズコラム」ではそれぞれが、日々の子育てや、おでかけの思い出などを紹介しています。

「子育てについて、みんなで語り合ってみたい!」ということで、初めての座談会を企画しました。

2023 年のお正月、気になる電気代の値上げ、話題の少子化対策…ココハレ編集部員も加わり、大いに盛り上がりました。

大笑いしたり、真面目に語り合ったり…トークの模様をお届けします。

 

「ココハレサポーターズ」は 2022 年度にスタートしました。8 人のお母さんたちがココハレ編集部員と一緒に記事の内容を考えたり、取材に参加したりしています。

今回の座談会は 2023 年 1 月 24 日に開催。 5 人が参加しました。

ココハレサポーターズでは2カ月に1度、ミーティングを開催しています
ココハレサポーターズでは2カ月に1度、ミーティングを開催しています

イオンの混み具合は?高知城は無料!2023年お正月を振り返り

座談会では、ココハレ編集部が三つのお題をご用意しました。まずはこちら。

一つ目のお題は「2023年」
一つ目のお題は「2023年」

「 2023 年」で盛り上がったのは、お正月トークでした。

渡辺:わが家はお正月、引きこもってました。親戚がコロナにかかって、みんなで集まってご飯みたいなのがなくなって。さくらサーカスも行きたかったけど、「今絶対、人多いよね」って。結局、終わる前日に行って、人いっぱいだったんですけど。

舛田:めっちゃいっぱいでしたねー。

渡辺:いっぱいの中で、すっごい高い、光る剣を買わされて(笑)

舛田:(売り子さんが)こっちに来るから、子どもが手を伸ばしちゃう。

山本:うちも買ったんですけど、演出で使う時なかったですよね(笑)。うちの子はちょっと面白い感じなんで、テンション上がり過ぎて、ピエロにアピールして、外の大車輪も 1 人で乗って「サンキュー!」って降りてきました。

吉本:うちはおばあちゃんとおじいちゃんが連れて行ってくれました。おじいちゃんが張り切って並んでくれました。「一緒に行かなくていいよ」と行ってくれたので、自分の時間ができました。お迎えの待機して、お昼ご飯は一緒に萩の茶屋。いいとこ取り。

天狗高原からの高知城 年末年始はアクティブに

編集部:年末年始におでかけされた方は?

山本:私は割とハードでした。大みそかは朝から天狗高原で雪遊び。

編集部:雪降ったのに。この間。

山本:雪降ったのに!あんなに降ると思ってなくて、「子どもに雪を見せたい」と計画してて、「もういいんじゃない?」と思いましたが、「計画してたし」って。そりで滑って、コンロでお湯を沸かして、カップラーメンを食べて帰ってきました。

渡辺:楽しそう!

山本:元日は朝 8 時に高知城。元日はただなんですよ(編集部注:2023 年 1 月 1 日は高知城・懐徳館の入場料が無料でした)「毎年、1 月 1 日に家族写真を撮ったらいいよ。子どもの成長を感じるよ」ってすすめられて、毎年同じ場所で撮ってます。

年末年始はアクティブに活動した山本さん
年末年始はアクティブに活動した山本さん

編集部:藤田さんはどうされてました?

藤田:私は引きこもって、「太鼓の達人」をずっとやってました(笑)。

編集部:何の曲やるんですか?

藤田:今はサブスクみたいな契約があって、最新曲が月額課金で、みたいな。

山本:へーっ!ハイテク!

渡辺:アンパンマンとかじゃないんだ!

藤田:課金して、ヒット曲をいろいろたたきまくってました。

お正月のイオン、駐車場は?

舛田:私は出かけました。お正月は初詣行って、イオン。

一同:お正月の?!

舛田:そう、元日イオン。ユニクロの初売りに行きたくて。人が多かったですね。車は屋上まで行きました。

編集部:屋上までは、なかなかない!

吉本:帰り、スムーズに出れました?

舛田:結構混んでました。義理の姉が 2 日に行って、「出るのに 2 時間かかった」って。

一同:えーっ!

渡辺:子どもが「トイレ」とか言ったら、恐怖。

舛田:並んでしまったら、待つしかない。買い物は特に混雑はなかったんですけど、通路は人がずーっと歩いていました。最近、スーパーとかが閉まってるから、みんな行く所がないんですかね。子どもは 1 階のレストラン街の遊び場でしばらく遊びました。

「元日イオン」にトライした舛田さん
「元日イオン」にトライした舛田さん

将棋、福笑い、かるた、たこ揚げ…意外といいかも

渡辺:お正月は息子が将棋にはまりました。公文の矢印が書いているやつ(編集部注:初心者向けの「くもんスタディ将棋」。駒に動かし方が書かれていて、ルールを知らなくても遊べます)。じいじの家に泊まりに行って、ずっとやって。今は「お母さん、将棋しようよ」って。すごろくとかボードゲームとか、お正月にやるの、意外といいかも。

山本:うちは福笑いしました。

一同:懐かしい!

山本:ダイソーにあって。今年 1 年遊べるし、破れちゃっても何にも思わんな。どうぞ、って(笑)。

舛田かるたしました。娘が取れなかったら、めっちゃにらんできて。隅っこに隠れる、みたいな(笑)。

渡辺:そうそう、たこ揚げする場所ってあります?公園によっては「たこ揚げ禁止」って聞いて、「どこでやればいいん?」って。

吉本:私、しましたよー。ロゴスパークの公園(編集部注:ロゴスパーク高知須崎に隣接する浦ノ内遊具公園)が今のうちの子にちょうどいいのでよく行ってるんですけど、隣の芝生の広場で揚げました。桂浜の花海道沿いの海とか、種崎の千松公園の前の浜とか。

編集部:河川敷はだいたい大丈夫ですね。うちの子は、夜須の手結海岸とかでも揚げました。

1万5000円?2万?3万?!電気代の値上げにびっくり!

続いてのテーマは「電気代」。皆さん、値上げを実感されています。

二つ目のお題は「電気代」
二つ目のお題は「電気代」

編集部:電気代、上がった人!

舛田:うち、2 万 3000 円でした。びっくりしました。値上げされたとはいえ、こんなに上がる?

渡辺:うちも 2 万円手前でした。去年も 1 万 5000 円ぐらいはしてるけど、でも!

山本:うちは 1 万円ぐらいだったのが、1 万 5000 円に。あれやりました、節電ポイント。「節電チャレンジ」みたいなのに参加して、成功したら 2 円とか 5 円とかもらえるやつ。

吉本:私は四国電力の節電キャンペーンに参加してます(編集部注:四国電力の「おうちの節電チャレンジキャンペーン 2022 冬」。1~3 月の電気使用量が対象)。申し込みが 1 月 31 日までなんですよ。

一同:あらっ、まだ行ける!

吉本私、去年の電気代がやばくて、3 万来たんですよ。

一同:おぉーっ!

吉本:ガス、別なんですよ。

一同ガス、別?!なぜ?!

吉本:私が超絶寒がりというのと、移った一軒家が古くて寒くて。在宅勤務もあって、こたつ出して、エアコンもがんがんかけて、体感 25 度ぐらいにして、「薄着でも行ける」みたいな。だから、「今年の節電とか、全然余裕」とか思ってる、吉本です(笑)。

一同:(爆笑)

吉本さんは節電チャレンジ中
吉本さんは節電チャレンジ中

吉本:今年はこたつをお友達に譲って、電気代が 1 万 5000 円に到達したらメール通知が来るようにして。「 2 万円までに収められたらいいな」って思いながら、電気料金を毎日楽しく眺めてます(笑)

藤田:ホテルとかにも影響がありますよね。「電気代が高騰してるので朝風呂やってません」とか「お風呂は夜 11 時まで」とか。

一同:えーっ!

藤田:この間泊まったビジネスホテルは「女性風呂のボイラーが壊れているので直します」って、1 カ月ぐらい貼られてるんですよ。「高騰につき」っていうのが多いですね。

宿泊先で電気代値上げを感じた藤田さん。さまざまな所に影響が出ています
宿泊先で電気代値上げを感じた藤田さん。さまざまな所に影響が出ています

新電力ってどうなの?得なの?支障はないの?

吉本:電気代で思ったんですけど、今は新電力とか選べるじゃないですか。何が違うのか分からなくてそのままなんですけど、皆さんどうされてるのか気になる。

山本:私は携帯を家族全員ワイモバイルにしました。おばあちゃんたちも全員。携帯代が月 1 万円くらい安くなりました。家の電気もネットも全部ソフトバンクに替えて、携帯代がさらに安くなる。

吉本:電気を使うのに差し支えはないんですか?

山本:全くないです。店頭で契約するだけで、生活では気付かない。電気代がと言うより、携帯、電気、ネット、全部ひっくるめてちょっとずつ安くなる感じかな。

編集部:家族全員を携帯ショップに連れて行って手続きするのが面倒だなと思うタイプです。

山本:そう、ただただめんどくさかったです(笑)。

編集部:それを乗り越えられるかどうかですね(笑)。電気代がこうも値上げされると、少し節電してもカバーできないですよね。

渡辺私は子どもと一緒に 9 時に寝てます。用事をそれまでにがーっと片付けて、ちょっとはみ出て 9 時半に寝ることもあるんですけど。一緒に寝て、次の日に「よんでんコンシェルジュ」で電気使用量を見て、「ふふっ、使ってない」って(笑)。健康にもなりました。

夜中寒くなったら、エアコン付ける?

吉本夜中に寒くなったら、皆さん耐えてます?暖房付けてます?私は湯たんぽを足元に入れて、お布団は布団乾燥機であっためて、セーターみたいなのを着て寝てるんですけど、夜中すっごい寒い。みんな暖房付けてるのかな…みんなお金持ちだな…付けたいけど、付けたら 3 万になるし。

一同:(爆笑)

舛田:うちは寝室に上がる前に付けてあっためておいて、上がったら 1 時間タイマーにして。ほんとは私も付けたいけど、3 万になりますよね(笑)

渡辺子どもって体感温度違いません?足出して寝てて、すっごい冷たいけど、大丈夫?って。

吉本:うち過保護なんで、お布団を蹴飛ばしてきたら、「寒い。エアコン付けないと」。

渡辺:3 万の謎が解けてきました(笑)。

渡辺さんの節電は「子どもと早寝」。健康にもおすすめ
渡辺さんの節電は「子どもと早寝」。健康にもおすすめ

吉本:過保護すぎるなって思うのが、子どもが「服を着るのが寒い」って言うと、エアコンであっためる。やばいでしょう?

渡辺:それ、ずっとやらないといけなくなるやつ!

山本:お布団を買い換えるのはどう?ニトリのN毛布。肩をあっためたらいいですよ(編集部注:ニトリの「Nウォーム寝具」に肩を出さない「スマホ毛布」があります)

編集部:大人のスリーパーみたいなのってあります?

山本:ありますあります。ニトリすごい。

「異次元の少子化対策」には何が必要?

最後のお題はこちら。

三つ目のお題は「異次元」。
三つ目のお題は「異次元」。

「異次元」は岸田首相が少子化対策で打ち出して以降、何かと話題です。

編集部:「異次元の少子化対策」ってどう思いました?

舛田:ちょっと意味が分からない。

渡辺何言ってるの?っていう。

吉本男の人メインで話し合って、解決するのかな。

山本:おじさん多いしね。

吉本:しかも、お金持ち。

渡辺:せめて、子育てしたことある人がね。

出産した人が 2 人目、3 人目を考えるには?

吉本:インスタとかでも意見が出てました。出産一時金が 50 万円に上がって、「じゃあ 2 人目産もうか」みたいな人、います?それはないんじゃない、みたいな。

渡辺:それも大事だけど、お金がかかるのはそこから。

編集部:「異次元」と言うならばこれやってほしい、みたいなのあります?

吉本:極端にするんだったら、「出産して子どもが何歳かになったら 500 万渡します」だと、ちょっと考えますよね。500 万とか 800 万とか。

一同:上がった(笑)!

吉本:すごい極端に「今まで考えつかなかった対策」って言うなら、そんなんだよねって、友達とよく話します。習い事とか教育費とか考えたら、2 人目をやめる人はいる。昔みたいにかつかつで育てたくはないし、親が全部投げ打って子どもをつくろうという考えじゃない人もいる。いろんな考えがあると思うんですけど、そういう支援があったら 2 人目、3 人目を考える人もいると思う。

少子化対策についても語り合いました
少子化対策についても語り合いました

渡辺:一括でその金額来るなら、ちょっと考えようかなと思いました。子育てがやっと楽になって、1 人でご飯食べてくれるようになって、また一から離乳食…とも思いますけど。

山本:お金、800 万もらいたいですけど(笑)。「入学おめでとう」とか「入園おめでとう」とか欲しいですよね、春のタイミングでね。

渡辺:準備物、結構要りますもんね。

山本全員にあげたらいいなと思うけど。ランドセル買うのもお金がいるし。やっぱお金…。

一同:そうそう。

子育て支援だけじゃない!不妊治療にも目を向けて

山本:子育て支援も大事なんですけど、不妊治療を頑張ってる友達の話を聞いてると、そこにもっとお金をかけてあげてよって思う。

舛田:助成が出たとはいえ、足がめっちゃ出ますよね。

吉本:地方だと、できる治療が限られてる。休みも全然足りなくて、岡山とか神戸とかのクリニックは距離も遠いし、お金もかかるし、宿泊も必要。

山本:それができないから諦める人がいますよね。

渡辺:トライできないってことですもんね。

子育ての現実をよく見てください!
子育ての現実をよく見てください!

山本「不妊治療で休みます」って職場で何回も言えない。自分の心も折れてくるし。

渡辺:「また?」って言われたら言い出せない。そういう上司たちを集めたセミナーとかないんですかね。管理職を集めて、もっと柔軟にしてよ、みたいな。

吉本:同僚もですよね。「いいよー」って言ってくれる人もいるけど、よく思ってない人も中にはいる。もうちょっと思いやりがあればいいな。

山本:仕事辞めちゃう人もいますもんね。

渡辺:不妊治療ってまだクローズというか、オープンにできないですよね。でも、あとあと聞くと「不妊治療だった」「私も」って、結構多い。

吉本:少子化対策を言うなら、不妊治療もですよね。

舛田少子化対策って「異次元」とかいう問題じゃない。子育て、分かってないでしょ?っていう。現実を見てほしいです。

 

ココハレサポーターズ初の座談会、いかがでしたか?ゆっくり座って、日頃感じていることを話す場があると、また新しい気持ちで子育てに向き合えるなと感じたココハレ編集部員でした。これからも企画していきます。お楽しみに!

 

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この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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