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ココハレ広場①「乳幼児期の苦労 こう乗り越えました」

ココハレ広場①「乳幼児期の苦労 こう乗り越えました」

ココハレ広場①「乳幼児期の苦労 こう乗り越えました」新1年生のお父さん、お母さんのへのアンケートから、子育ての本音を紹介します

かわいいわが子。でも、子育てがいつもうまくいくわけではないし、毎日向き合っていると、しんどくなる時も…。子育てについて、誰かと思いを分かち合いたいなと感じたことはありませんか?

「ココハレ広場」は、そんなお父さん、お母さんのリアルな本音を紹介するコーナーです。毎月テーマを決め、LINEなどで寄せられた声を紹介します。

第1回のテーマは「乳幼児期の苦労 こう乗り越えました」。今年2月に高知市内で開かれた「ご入学おめでとう大会」に参加した新1年生の保護者にアンケートを行いました。現在、乳幼児の子育てに一生懸命のお父さん、お母さんへ、少し先輩のお父さん、お母さんからのメッセージをお届けします。

構って、怒って、諭して、気をそらして、放置して…あの手この手で対応

その場の状況や親の思いを説明して理解してもらう、ということが難しい幼児期。新1年生のお父さん、お母さんからも「出先でぐずった時が大変」「同じ説明や注意を何度もしないといけない」「言われなくても歯を磨くなど、生活習慣を身に付けさせたいのですが、なかなかうまくいきません」という声が寄せられました。

代表的なのが2歳前後の「イヤイヤ期」。30代のお母さんは「泣きだす、ぐずる、その場でひっくり返って泣く、親に攻撃する」などのイヤイヤに対して、「構ってみたり、怒ってみたり、諭してみたり、気をそらしたり、放っておいたりなど、これといった対応策はなかったけど、いろいろ試してみました」。

別の30代のお母さんも「『この服着るの嫌!』『じゃあ、ママが着るねー!』とか、『ママがこれするねー!』とか。叱らずに『私がするよ!』と言うと、それは嫌みたいで言うことを聞いてくれました(笑)」と答えてくれました。

イヤイヤ期が終わり、さらに成長しても「嫌!」は続きます。40代のお母さんは「要求は大声で叫ぶのに、やらないといけないことは分かっているように思えるのに、やらない時」が大変だったそう。「要求を聞いてから諭してみたり、やるべきことをやるまで突き放してみたり」と工夫していました。

他のきょうだいとのバランスには気を使うところです。「下の子が生まれてからの赤ちゃん返り」「きょうだいがいるので、我慢させてしまっていることが多い」「やりたいことに対して『待ってよ』と答えることも多く、かわいそうな思いもさせたと思います」という声も寄せられました。

「下の子が生まれてから、赤ちゃん返りが激しかった。今では『自分より妹の方がかわいいんだ』と思っているので、毎日必ず1回は抱っこするようにしています。『同じくらいかわいいし、大好きだ』と伝えています」

他にも「子どもと2人の時間を意識的につくる」「ゆとりがある時に甘えさせている」「お父さんの仕事が休みの日に、お父さんと一緒にやりたいことをやってもらっている」。時間やゆとりをつくり、言葉やスキンシップで伝えることも大事ですね。

ただ、仕事が忙しい、夫の帰りが遅い、近くに祖父母がいないなどの理由で、時間づくり、ゆとりづくりがなかなかできない状況もあります。

「父親の仕事が遅く、1歳半と0歳の子ども2人と一日の大半を過ごしていた時期は大変でした」という30代のお母さんは「あまりにも精神的に追い詰められた時は子育て支援センターに行ったり、実家に帰ったりした」そうです。「近所に知り合いがいない」という理由で子育て支援センターを利用していたお母さんもいました。

「かわいいね」「頑張りゆうね」…ちょっとした一言が力に

眠れなくて体がしんどかったり、うまくいかなくてイライラしたり、わが子を怒り過ぎて落ち込んだり…。頑張るお父さん、お母さんにとって、周囲のちょっとした一言が大きな力になります。「子育て中に声を掛けられてうれしかった一言」を質問すると、たくさんの回答がありました。

やはりうれしいのは、頑張って育てているわが子が褒められることです。「かわいいね」というストレートな言葉のほか、「お行儀がいいですね」「素直な子どもやね」「いい子に育っちゅうね」「背が伸びたね」「お友達に優しいね」など、具体的な褒め言葉もうれしいそう。自分たちより上の祖父母世代の人から褒められることが多いようですが、「買い物に連れて行った時に『かわいい~』って団体の男子高校生が言ってくれたこと」という声もありました。

「お母さん、大変やね」「お母さんが頑張りゆうのを、子どもは見てくれゆうよ」「イクメンしてますね」など、奮闘中のお父さん、お母さんへのねぎらいもありました。

双子を含む3人を育てる30代のお母さんは、スーパーで双子がけんかし始め、イライラして大声で叱ってしまったそう。その時、近づいてきた1人の女性に「双子ちゃんかね?お母さんが一番しんどいね。偉いね」と声を掛けられ、「少し気持ちが楽になりました」と振り返りました。

「子どもを連れていると、だいたい皆さん優しくしてくださいました。たわいもない会話でも、大人と話すことがそれだけでうれしかったのを覚えています」。そんな声も寄せられました。

「つらい時は手を抜いて」「一日一回ハグを」…先輩からのエール

イラスト・岡崎紗和
イラスト・岡崎紗和

乳幼児の子育て真っ最中のお父さん、お母さんへのメッセージでは、「毎日イライラしてしまうのもすごく分かる」と共感しつつ、「大変なこと、しんどいことには終わりが来ますよ」と教えてくれました。

「毎日、家事に育児に大変だと思いますが、小学校に入り、さらに高学年になれば、友達といる方が楽しくなります。今までよりだいぶ大人の手を離れつつあります。今が一番大変な時期なんだと思って頑張ってください!」

「特に第一子はいろいろな情報に踊らされて、子育てに悩むことがあるだろうけど、しょせん子どもは自分たちが通ってきた道を同じように歩きます。ある程度ざっくばらんにやるくらいがちょうどいいと思っています」

余裕を持ってわが子と向き合うには、「100点を目指さない」こと、そして「周囲の人に助けてもらう」ことが大事とのこと。「自分だけで何でもやろうとしないで」「つらい時は手を抜いてよし!」「自分だけの時間をつくってリフレッシュして」「どんなささいなことでも、不安や心配を心にため込まず、誰かに相談して」などのアドバイスが寄せられました。

そして、新1年生のお父さん、お母さんの多くが、乳幼児期を「過ぎてしまえば、大切でいとおしい時間だった」と振り返りました。

「大きくなっていくと、あとどれくらい手をつないでくれるのかとか、一緒に寝てくれるのかとか考えます」「一日一回はハグしてあげてください!それだけで全然違いますよ!大きくなったら、ハグも恥ずかしくなってしてくれなくなっちゃいます…」など、小学校に入学するわが子の成長を喜びつつ、乳幼児期との別れがちょっぴり寂しいお母さんも。

最後に、2人の子どもを育てる30代のお母さんからのエールを紹介します。

「自分が大変やった頃には想像できんかったけど、子どもたちが育つと、本当にちょっとずつ楽になってくるもんやなぁと思います。今もかわいいと思うけど、小さい時のかわいさは特別なので、見逃さないように楽しく頑張ってください」

新1年生のお父さん、お母さんへのアンケートより

■これまでの子育てで大変だったことは何ですか。それにどう対応しましたか

・下の子が生まれてからの赤ちゃん返り。子どもと2人の時間を意識的につくって過ごした。
・熱や病気で園を休まなければならない時に、仕事の都合をつけるのがなかなか大変だった。祖父母に協力してもらった。
・小さい子を連れて遊びに行く場所がなく、近所に知り合いがいない。子育て支援センターを利用した。
・同じ説明や注意を何度もしないといけないこと。周囲の協力を得ることで対応。
・特に大変だとは今までは思ったことはない。しいて言えば、若い時に産んだのでお金に困った。
・今が大変です。言われなくても歯を磨くなど、生活習慣を身に付けさせたいのですが、なかなかうまくいきません。繰り返し言うようにしてはいます。
・きょうだいがいるので、我慢させてしまっていることが多くて、申し訳なく思います。ゆとりがある時に甘えさせています。
・眠たいのに寝ない時のぐずり。相手にして、逆に自分も怒りの気持ちになることが多かったので、結局は、あまり相手にせず、聞き流すのが正解だった気がする。
・子どもを預けられないこと。どこにでも連れて行った。
・夜泣き。ぐっすり眠ることを数年諦めました。
・早産で小さく生まれ、飲んでくれるミルクの量が少なくて、「哺乳瓶が合わないか」などと神経質になった。時が来れば飲んでくれるようになる。
・どう注意して、正しいことを身に付けさせるか。本人と向き合うように努力した
・かんしゃくのような、突然怒ったり、機嫌が悪くなって泣くことが続いた時。少し間を置いて、自分も落ち着いてから抱きしめてました。
・夫の仕事は休みが不定期なため、土日は子ども3人を私1人で子守りしていること。土日に習い事を入れた
・男の子2人なのでそれが大変です。対応は今奮闘中です。
・3人目が生まれ0、2、5才をワンオペ育児していたこと。大きくなったら楽になりました。
・近くに親戚がいない。病院、歯医者、美容院など小さい頃は託児所を使わなくてはならないことが多かった。主人が激務のため、インフルエンザや手術で入院した時はすぐに助けてくれる人がいないのは本当に大変だと感じた。
・コミュニケーションをうまく取ることが少し難しいことがあるため、周りに協力してもらうことが多々あった。
・イヤイヤ期から始まったかんしゃくにずっと悩んでいました。こちらが平常心で対応したり、毎日明るく対応することで、少しづつなくなってきたような気がしています。
・出先でぐずった時、どうにか言い聞かせるのが大変でした。
・私が発熱した時、動けない時の子育て。義父母に子どもを少しの時間だけでも預けられた。
・保育園で毎年の担任の先生が替わるたびに、先生に心を開けず、先生にも子どものことを理解してもらいにくかったこと。よく子どもと話をするようにしました。
・兄弟のけんかはいまだに頭を抱えてます。

■子育て中に声を掛けられてうれしかった一言を教えてください

・「お母さんは、頑張りゆうよ」
・自分の子育てで悩んでいる時、「こんなに関わってもらって、いい子になるね」と先輩ママからの励まし。
・「大変だけど頑張ってね!」など、励ましの言葉や体験談。
・「子育ての時間はあっという間だけど、宝物の時間だよ」
・子ども3人を連れていて、「お母さん大変やねー、偉いねー」と言ってもらえた時。子どもがおとなしくいると 子どもに「偉いね」と言ってもらえた時。
・生まれたての頃、「母乳育児をしなければ!」という思いがあったものの、母乳があまり出ず、それでも母乳にこだわり、体重がなかなか増えず、それが悲しくつらかったが、助産師さんが「ミルクは、旦那さんが育児参加できるメリットもある」と言ってくれた。
・家族や親戚以外の知人などに「いい子に育っちゅうね」と言ってもらえた時。
・保育園の先生方にはいつも「お母さんが頑張りゆうのを子どもは見てくれてるから、寂しくないよ」と励まされてます。丁寧に子どもを見てくれる先生方が地域にいることは、とっても心強かったなぁ。
・「みんないい子に育ってるねー、優しくしてくれてありがとう」と、幼稚園の下級生の親から声を掛けられた時。
・保育園の先生と何気ない話をしていて、「子育て楽しんでますね」と言われた時はとてもうれしかったです。
・外出中に「男の子3人大変やろう」と声を掛けてもらえた。
・「手伝うよ」
・「背が伸びたね」
・「変わらんね!老けてないし、子どもが3人おるように見えん!」
・子どもが激しく動いてても、高知の方はみんな、優しい目で「元気だね!」と褒めてくれる。相手をしてくれる。
・九九を1の段から9の段まで一気に言えて、ビックリされて「スゴいね」と言われた。
・子どもを褒める時に、母親も褒めてくれたこと。「上手にできるのは、お母さんの教え方がいいからだね」という感じで。
・通りすがりの人に、「子ども3人?ママは偉いねー!」「大変なのは小さいうちだけやき、頑張りよ」と言われた。
・電車で一緒になった女性が、大人しくおった娘を褒めてくれて、つい謙遜した言葉で返答すると、「お母さん、子どもは宝物やき、ありがとうでえいがよ。否定せんでえいが」と言われた。
・ご飯を食べている時に、「抱っこさせて」ってさりげなく声を掛けてくれて、ご飯をゆっくり食べさせてくれたこと。
・子育て中でも、身なりや家のことを「いつもきちんとしているね」と褒められた時。

■後輩ママ・パパたちへのメッセージ

・しんどいことはずーっと続くわけではありません。いつか終わりが来ると思って、無理せず過ごしてくださいね。
・今のこの時は一瞬!小さい時も毎日大変ですが、成長はあっという間ですよ!初めての寝返りはその時しか見ることができません。
・子どもは日々成長し、一日一日できることも増えてくるので、大変なこともずっと続くわけではないと思って頑張ってください。
・笑顔を忘れずに!
・かわいい時も多いですが、イライラしたり、怒ったりすることもたくさんあると思います。ストレスをためずに、程々に頑張ってください。
・どんどん成長します。泣きやまず困るのも、振り返ってみればほんの一瞬です。のんびり焦らず、子どもと向き合ってみてください。
・大変なこともたくさんあるけれど、やっぱりわが子はかわいいです。たくさん抱きしめてあげてほしい。
・母乳育児で頑張っている方は、母乳があまり出ずに困ることがあるかもしれませんが、ミルクも栄養がたくさんあるので、たまには力を抜いて頑張ってもらいたい。
・悩みは尽きませんが、子どもが楽しそうに過ごしていればいいのだと思います。
・つらい時期があってもその先には楽しいことが待っています!
・つらい時は手を抜いてよし!完璧なんて目指さなくていい。自分の笑顔が子どもの笑顔につながると思います。
・子どもが先々どうなるかは親の育て方次第だと思います。諦めたりせず、頑張っていってほしいです。
・眠れず大変な毎日でしんどいけど、今しかない時間を子どもと過ごしてほしい。
・何でも手伝ってあげないといけない時期はいずれ終わる。子どもは自分の分身のように思うが、意思を持った他人、頑張ってコミュニケーションを取るべき人である。
・大変なこともたくさんありますが、過ぎてしまえば大切でいとおしい時間だったと気づきます。そうは言っても、大変なものは大変。イライラしたり、投げだしたくなったら、誰かに子どもを預けて、思いっきり自分を甘やかす時間も必要ですよ。そして、パパとママは子育てのチームです。協力し合うことを忘れないで!
・いろいろな人から知恵をもらって、素直に聞いてたら、何とかなるような気がする。
・乳児の時期は手がかかり、1人の時間が欲しいとか友達と遊びたいとか思いますが、一生のうちに親子が過ごせる時間の合計は9年間だそうです。かわいいわが子の子育て、楽しんでください!
・かわいさもありますが、自分のことは何もできず、大変なこともたくさんあると思います。でも子どもが大きくなって手が離れてくると、乳幼児期のことがとても宝物に感じてきました。今しか体験できないことを楽しんでください。
・二度と来ないかわいい時期の子育てを、思い切り抱き締めて楽しんでください!
・完璧を求めずケセラセラで♪
・あっという間に子どもは大きくなりますよ。今となっては手がかかる時期が懐かしく思えます。

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 8 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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