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“ほどよい距離感”保ててますか?|ココハレ広場⑥「実家・義実家との付き合い方」

“ほどよい距離感”保ててますか?|ココハレ広場⑥「実家・義実家との付き合い方」

かわいいわが子。でも、子育てがいつもうまくいくわけではないし、毎日向き合っていると、しんどくなる時も…。子育てについて、誰かと思いを分かち合いたいなと感じたことはありませんか?

「ココハレ広場」は、そんなお父さん、お母さんのリアルな本音を紹介するコーナーです。毎月テーマを決め、LINEなどで寄せられた声を紹介します。

今回のテーマは「実家・義実家との付き合い方」。新型コロナウイルスの影響で遠方への帰省がままならない中、テレビ電話をしたり、動画を送ったり、おじいちゃん、おばあちゃんとの交流にも変化が出ています。

近くに住む人は子育てを手伝ってもらってありがたい半面、「うるさく口出しされる」「初めての食材を勝手に与えられた」といった困りごとも。お互いを尊重した「ほどよい距離感」が大切なようです。

次回のテーマは「3 時間自由になったら何をする?」です。詳しくはこちらから。ご意見をお待ちしています!

毎日テレビ電話。心のこもった荷物もありがたいです

コロナの感染者が再び増えた今年の夏。実家、義実家が高知県外にある人、県内でも車で 1 ~ 2 時間以上かかるという人の多くが帰省を見合わせていました。

実家も義実家も関西にある高知市の 35 歳のお母さんは「年に何回かは帰り、おじいちゃん、おばあちゃんと交流していますが、今年はずっと帰れていません」。緊急事態宣言が出されたころから、両方の実家とテレビ電話で会話をするようになりました。「自粛期間中は外出できず、誰かとしゃべることができなかったので、とても癒やされました」。今でも毎日、1 歳 3 カ月の長女がぐずる夕方には夫の実家と電話するそう。「娘も喜ぶし、生活リズムもできる。いい習慣になりました」

アプリを使って写真や動画を共有したり、“オンライン帰省”で親戚同士が近況を報告したり。現代ならではの便利なツールが活用される一方で、「たまに送られてくる荷物がうれしい」という声も。大阪に実家がある 40 歳のお母さん(高知市)は「母が月に 1 回くらい荷物を送ってくれる。高知でも手に入るものばかりだけど、やっぱりありがたい」。「実際に会えない分、一筆箋などに書かれた手紙に温かさを感じた」という声もありました。

イラスト・岡崎紗和
イラスト・岡崎紗和

平日も休日も、なくてはならない存在!

今回声を寄せてくれたお父さん、お母さんは、実家・義実家が県内でも比較的近い人が多く、日常的に交流しています。子育てを手伝ってもらっている人もいます。

「うちの両親がおらんかったら生活が成り立ってない」とは、8 歳と 2 歳を育てる 46 歳のお父さん(高知市)。共働き家庭で、実家の両親が夕方、子どもたちの面倒を見てくれているそうです。「下の子を保育園に迎えに行き、上の子が帰宅する時にはうちで出迎え、自分たちが帰るまで見守ってくれています。軽食も食べさせてくれていて、本当に助かります」

「実家の両親が須崎市から高知市まで保育園のお迎えに通ってくれている」( 41 歳お母さん)、「急な発熱時のお迎えや看病をお願いしてきた」( 37 歳お母さん)、「仕事が忙しく、『帰ってから作りたくないなぁ』という時に晩ご飯のおかずを持たせてくれると、とてもうれしい」( 45 歳お母さん)など、実家・義実家は共働き家庭の強い味方になっています。

おじいちゃん、おばあちゃんは仕事のバックアップ以外でも活躍しています。休日には「行く所がなくて困った時には遊びに行ける」と、実家、義実家が“おでかけ先”になっています。

高知市の 27 歳のお母さんは「最近は 7 カ月の長女を義実家に預けて、夫婦で買い物に行けるようになりました」。同じく 7 カ月の長女を育てる 40 歳のお母さんは「美容室など子どもを連れて行けない場所に行きたい時や、寝不足で疲れている時など、たびたび子守をしてもらってます」と話すなど、子どもと少し離れて用事を済ませたり、リフレッシュしたりすることにも一役買う、なくてはならない存在です。

「押しつけ」「勝手に」はやめて…

実家、義実家が遠方にあるお父さん、お母さんにとっては「子育てを手伝ってくれる家族がいてうらやましい」という状況ですが、距離が近い分、悩みや困りごともあるようです。

「義実家は歩いてすぐ」という 30 代のお母さんは、義母が子育てに「がっつり干渉してくる」そう。「予告なしに毎日、孫の顔を見に来ます。洋服やおもちゃを買ってきてくれて助かるのですが、趣味じゃなかったり、ご飯の献立を『参考にして』と渡されたり。お世話好きの人で良かれと思っての行動だと思いますが、もうちょっと私の話を聞いてほしい…」。40 代のお母さんも「義母は子どもの面倒をよく見てくれるのですが、息子にピンクの服を着せたら『女の子みたいやきやめたら?』とか、自分の考えを押しつけてくるところはしんどい」。

義実家に比べたら、「実家は気心が知れているので楽」という声が多かった一方で、遠慮がない分、衝突することも。「実父がすぐに『かわいそう』と言ってくるので、イライラします」とは 20 代のお母さん。「チャイルドシートに乗せていて泣きだしたら、『かわいそうやき、外して抱っこしいや』。離乳食を嫌がるそぶりを見せたら、『かわいそうやき、無理やり食べさせんでもいい』。孫をかわいがってくれるのはありがたいですが、うるさいです」

祖父母世代と現在とでは、“子育ての常識”がかなり変わっています。特に食べ物については、「昔はこうやった」と押し通そうとするおじいちゃん、おばあちゃんに「困る」という声も。

30 代のお母さんは「自分たちが口を付けた食べ物を孫にそのまま与えてるみたい。虫歯菌がうつるから、お願いやめて…」。「アレルギーに注意し、子どもの様子を見ながら新しい食材を取り入れている」という 30 代のお母さんは「私が知らない間に義実家でおそばを食べさせてたんですよ!」と怒り心頭。幸い、大事には至りませんでしたが、食物アレルギーは重い症状を引き起こし、命に関わることもあります。「アレルギーを軽く見ないで、必ず母親に許可を取ってからにして」と訴えていました。

実家、義実家との関係がうまくいっているお父さん、お母さんたちは共通して「祖父母がそんなに干渉してこない」「私たちの子育てを尊重してくれている」と語ってくれました。「再婚後、義実家とはいい関係です」という 39 歳のお母さんは「義理の両親はさばさばしていて、『好きにしいや』と言ってくれます」。一度目の結婚を教訓に、「相手に期待し過ぎないようにして、言いたいことはちゃんと伝えている」そう。ある程度の線を引き、言うべきことははっきり伝え、相手の言い分も尊重して受け止める。そんな“ほどよい距離感”が、笑顔で付き合うこつのようです。

寄せられた声より

■今年の夏は実家、義実家でどんなふうに過ごしましたか?

・同じ市内なので、私の気分が向いた時に行く感じです。「来なさい」と言われたら行きたくなくなるかな。

・近いので、バーベキューなど普段と変わらず過ごしました。

・車で 10 分の距離にある義実家に行って、みんなで昼食を食べました。私と義父が話し好きなので、延々と話しました。

・普段帰れない実家に帰省。子どものいとこたちとプールやバーベキュー、流しそうめんをしました。

・初盆なので実家に 1 カ月ほど帰省し、親戚や知人に 7 カ月の娘を紹介しました。自分たちは外出せず、ずっと実家で過ごしました。娘のひいおばあちゃんにはテレビ電話で顔を見せ、声を聞かせました。

・実家も義実家も県外。父に持病があり、義母は介護関係の仕事をしているので、どちらにも帰省しませんでした。アプリを通じて、写真や動画を見てもらいました。

・実家の両親には川遊びに付き合ってもらいました。毎年、小学生の子どもたちだけで泊まりに行くのですが、今年は宿泊は控えました。

・実母が飲食店で働いています。「何かあってはいけない」ということで、実家には「出入り禁止」を言われました。たまーにうちに来て、玄関先で少しだけ話して帰るという寂しい感じでした。

・遠方の義実家に帰る予定で準備していましたが、直前にコロナの報道があり、義母から「遠慮してほしい」と言われました。

・実家に帰省しない代わりに、両親が夏休み中に何度か来てくれて、子どもと遊んでくれたり、用事に付き合ったりしてくれました。

・お盆の前に大阪の実家に帰りました。第 2 波が来かけていたので、直前まで悩みましたが…。1 歳 2 カ月になる次男は初めて、実家の両親に会えました。

・1 歳 4 カ月の長男を連れて、県内の実家に 1 週間帰りました。どこにも行かず、庭でプールしたり、歩き回ったりして過ごしました。県外に住む弟家族が“オンライン帰省”し、2 歳のおいっ子とわが子をお互いに見せ合いました。

・毎年実家に帰り、鏡川に虫捕りに行きますが、今年は暑すぎるので近くの公園で過ごしました。

・実家ではバーベキュー、義実家ではプールと決まっています。

・娘がまだ7カ月だし、猛暑だし、コロナも心配なので、出歩かず、実家でゆっくり過ごしました。

 

■実家・義実家との付き合いの中で、助かっていることや困っていることはありますか?

・私の両親は高齢で、体調もあまりよくないので、子どもを預けることはできません。「遊ばずに、見てくれているだけでいいから」とお願いしたこともありますが、やはり全力で遊んでくれて体調を崩すので、頼れないです。

・健康志向は分かるのですが、1 歳 8 カ月の娘にはヨーグルトドリンクよりもお茶を飲ませてほしい。

・実家に帰れないので、日中はワンオペ。定期的に帰省していたので、会えない期間がとても長く感じます。子育て支援センターは大きな存在でいつも利用していますが、今はちょっと体調を崩したら利用できない。私のように両実家が離れている人の話が聞けたり、知恵を出し合ったりできる何かがあれば、本当に助かると思います。

・義母はよく言えばお世話好き、悪く言えばおせっかい。私は初めての子育てでプレッシャーがあるのに、がんがん干渉されます。「もう少し尊重してほしい」と夫からお願いしてもらっても聞いてくれない。夫も「あの人は無理だね」と言います。

・実家の親とは同居中なので、病院や上の子の用事で学校に行く時などは見てもらっています。義実家は車で 10 分の距離。義理の両親はフルタイムで働いているので、月に 1 、2 回会う程度。いい感じの距離感でお付き合いでき、ノーストレス!

・義母とはいい関係です。下の子の出産の時には上の子を預かってくれました。コロナで面会できず、大変だったので助かりました。ご飯を持ってきてくれたり、野菜をいっぱいくれたり、優しくしてくれます。

・毎週末、義実家に帰っています。帰る時には義母が晩ご飯を持たせてくれて、とてもありがたいです。

・実家でエアコンを 28 度からかたくなに下げないのはやめてほしい。子どもは汗びっしょりなのに、「汗をかいた方がいいから」と言われます。

・昔はお風呂上がりに湯冷ましを飲ませていたそうですが、今は母乳かミルクでいいんですよ。

・実家も義実家も県外。夫は朝早く、夜遅いので、基本的にワンオペです。どちらの両親とも良好な関係なので「近くにいてくれたら」と思いますが、無理なので、子育て支援センターに通っています。先生に話を聞いてもらえるし、他のお母さんたちとおしゃべりできるのでありがたい。大人としゃべれないと、精神的につらいです。

・上の子が小学生になった時に、なかなか宿題に取り組めませんでした。フルタイムの共働きなのでじっくり向き合う時間が取れず、苦労していた時に実家の父が週 1 回、上の子の宿題に付き合い、家庭学習を習慣付けてくれました。

・実家は孫の面倒をよく見てくれますが、義実家は孫をかわいいと「見る」感じ。お店で「(孫を)見よるき、買い物してきいや」と言われてありがたく任せた数分後、娘が交通量の多い車道に足を踏み出していました。かわいがってはくれていますが、助けてもらったことはほとんどありません。同じ「見る」でも違いますね。

・義両親に持病があるため、週 1 回通っています。夫が「全員で行く」と言うので一緒に行きますが、正直、夫 1 人か子どもと 2 人で行ってほしい。義父も義母もいい人なんですが、毎週になると苦痛です。夫に「毎週、私の実家に来てみろ!」と言いたいところですが、めんどくさいので言っていません。

・保育園時代から今まで約 8 年間、須崎に住む実父と実母が週に 1 回ずつ、お迎えを担当してくれています。遠いので申し訳ないと思いつつ、大変助かっています。お迎えの日に残業するようにしています。

・実家は既になく、義実家は車で約 3 時間。基本的に頼れません。正直、実家や義実家が近くにあってサポートを受けられている方がうらやましいです。近くの子育て支援センターは利用が未就園児だけで、お昼は閉まっているので利用しにくい。未就学児までOKで、お昼も開いている所もあるのに…。支援センターの利用条件は高知県内で統一してほしいです。

・実家は気心が知れているので、何でもお願いしやすいです。週末は実家に帰って、子どもたちを 4 ~  5時間ほど預かってもらい、仕事を片付けています。子どもたちも動物園や虫捕りに連れて行ってもらえるのでうれしいみたいです。

・義母は私を尊重し、一線を引いて確認しながら子育てを助けてくれています。「自分がしゅうとめにやられたき、私はあなたが主導になるようにする」と話してくれました。義父は確認なしにいきなりわが家に来るので、ちょっと困ります。

・基本的には義実家に助けられていますが、大人が口を付けた食べ物をそのまま子どもに与える時があるようで、困っています。じかに見ていないので、注意はできないのですが…。

・子どもは 4 歳、2 歳、1 歳 2 カ月。義実家で上の子を預かってもらえるので、すごく助かっています。困っているのは、夫がなかなか帰りたがらないこと。月に 1 回くらいは帰った方がいいと思うのですが…。

・70 代の両親が 8 歳と 2 歳の子どもたちを見てくれています。母は祖母の介護と孫育てを両立しています。何やかんや文句言いつつ、頑張ってくれています。たまに「元気でおってね」とお肉を差し入れしています。

・上の子が夫と一緒に義実家に遊びに行ったり、泊まったりしています。私もちょっと休みたいので助かるのですが、前にお尻がかぶれてしまって使うのをやめたメーカーのおむつを義母が履かせたようで、またお尻がかぶれていました。価格が安いので購入したんだと思うのですが、ちゃんと確認してほしい。直接は言いづらいので夫に言うように頼んでいますが、ちゃんと伝えてるかどうか…。

・初節句の費用にかかった 3 万円を実家の母が出すというので、私が立て替えてたのですが、すっかり忘れられています。同じ孫でも、県外に住む私のおいっ子よりも、県内に住む私の息子に何かとお金を使う機会が多いし、お世話もしてくれているので請求しづらいんですが、3 万円は結構大きい…。

・実家のすぐ近くに住んでいます。「親が近くにいていいね。子守してくれるろ?」とよく言われますが、うちの両親は多趣味で自分の時間が第一なので、冠婚葬祭とか病院とか美容院とか、どうしてもの時、事前にお願いした時しか見てくれません。先日、私の誕生日に「何が欲しい?」と聞かれ、「何も要らないから自由な時間が欲しい」と答え、カラオケにいく時間をもらいました。近くにいるからもうちょっと手伝ってくれてもいいやん…と思います。私の捉え方が悪いのは分かってるんですが、「楽できていいね」と言われてる気持ちになって、もやもやします。

・2 世帯住宅で、義母が 1 階に住んでいます。病院や買い物に行く時は息子を見てくれたり、ご飯を食べさせてくれたりします。息子も長い時は 5 時間ほど帰って来ません。義母が自分の考え方を押しつけることと、息子の口調が義母に似てきたことに困っています。義母が使う「あんた」「ばか」をまねしてお友達に言ってしまって…。義母には「息子がまねするき、言わんとって」と伝えました。普段は助かっていますが、嫌な時はどこかで愚痴ったり、ストレスを発散したりして埋め合わせています。

・実家は近く、週 1 、2 回は帰っています。義実家は高速で 1 時間ほど。気質の違いもあり、夫と衝突が多いこともあり、物理的にも心理的にも距離があります。あまり干渉してこないことが、逆に助かっています。

・実母を亡くしている分、義実家にはすごく助けてもらっています。3 歳の息子は自我が出てきて、わがままで大変な時ですが、機嫌が悪くならないように対応してくれています。義母は田舎に嫁いだ私にも良くしてくれて、誕生日にはプレゼントをくれたり、ご飯に連れて行ってくれたり。第二の母みたいな感じです。

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この記事の著者

門田朋三

門田朋三

アナ雪のエルサになりたい5歳と、おてんばな1歳の娘がいます。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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